ビットコインETFの審査が延長(21/4/30)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。

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ビットコインETFの審査が延長(21/4/30)

ビットコインETFの審査が延長

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:52991.5ドル(-2.57%)
イーサリアム:2710.9ドル(+0.18%)
リップル:1.3805ドル(+2.82%)
ビットコインキャッシュ:868.64ドル(-1.30%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。ここまでの戻りに対する調整の動きが意識され、上値の重い展開となっています。米株は大きく上昇していますが、ビットコインへの買い圧力は強まっていません。一方、その他の通貨はリップルがしっかりとした動きを見せいています。全体的にはまちまちといったところで、方向感を探る展開となっています。

さて、米証券取引委員会は資産運用会社ヴァンエックの申請していたビットコインETFの審査を当初の45日から延長すると決定しました。これまでの予定としては5月3日までが審査期間となっていましたが、それを45日間延長して6月17日とすると発表しています。

米証券取引委員会はこの審査に関しては最大で240日まで延長することができ、これまでもたびたび延長してきた経緯があります。以前は延長した際に申請を取り下げるといったことも起こっており、今回の申請の延長がどういった影響を与えるのかに注目が集まるところとなっています。

今回のビットコインETFの申請に関しては先物取引やオプション取引が上場されていることや、それに伴い機関投資家の参加が進んできているものとみられていることから、承認される可能性は十分にあるのではないかといった予想もありました。もちろん、今回の延長=非承認というわけではありませんが、市場の期待を裏切るものであったことは間違いないでしょう。

そもそも、今回の延長に関して米証券取引委員会は規制の変更にはより長い時間を要することが適当といった説明をしていますが、これまで何度もビットコインETFの申請はなされており、議論はかなり進んでいるのではないかと思われます。にもかかわらず結論を先送りにしているのは疑問が残るところではあります。

とはいえ、個人的には米証券取引委員会は結論をまだ先送りする可能性が高いとみています。つまり、6月17日からさらに延長するのではないかとみています。確かに機関投資家の参入などによりビットコインETF承認の機運は高まってきているようにも思われます。ただ、直近の史上最高値からの急落や価格操作などに対する懸念などは依然としてくすぶっています。そうした中でなるべく結論を先送りしたいとの思惑があるのではないでしょうか。

いずれビットコインETFも承認されるのではないかと思われますが、一筋縄ではいかないところではないかと思われます。今年中の承認を期待したいところではありますが、あまり期待せずに動向を見守るのが良いかもしれません。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線である56590ドル前後の水準が上値抵抗帯として意識されています。目先はそこで抑えられてバンドの-2σである47780ドル前後を目指す動きとなっています。50000ドルが次の目標となりそうですが、そこを割り込むとバンドの-2σまで下落といった展開となりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直しの動きを見せたものの、バンドの中心線で抑えられて下落する流れとなっています。このままバンドの-2σまで下落するかどうかに注目が集まります。バンドの±2σが下落基調となっており、トレンドそのものは下向きです。このままバンドの-2σまで下落する可能性は十分にあるのではないかとみています。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dはゴールデンクロスから持ち直していましたが、目先は腰折れして下落基調となっています。このまま再度下値圏まで下落するかどうかがポイントとなりそうです。中立水準で腰折れしたため、下値余地はそこまで大きくはありませんが、目先は売り優勢の流れということができそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を一時意識しての動きとなりましたが、そこから下落基調を強めてバンドの-2σに到達しての動きです。バンドブレイクからバンドウォークといった動きになるかどうかに注目が集まります。バンドの+2σはじり高基調となっており、バンド幅の拡大を伴いながらの動きになっています。このままバンドウォークから下値を拡大といった動きとなる可能性はありそうです。バンドの+2σの方向感に注意しながらの対応となりそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはデッドクロスからの下落で下値圏での推移となっています。%Kが底打ち気配となっていますが、このまま上昇基調を継続するかどうかに注目です。下値圏での推移を継続ということになれば売り優勢の流れが意識されることになりそうです。%Dは下落基調を継続しており、上値の重さは意識されそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

65390ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
64780ドル:史上最高値
56590ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
55170ドル:昨日の高値

52990ドル:現在値

52400ドル:昨日の安値
50000ドル:心理的な節目
47780ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
43100ドル:2月28日の安値
40000ドル:心理的な節目
29300ドル:2020年の高値
4000ドル:2020年の安値

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