ビットコイン円、約2週間ぶり高値更新後に急反落。節目6万ドルに一歩届かず(5/4朝)

週明け3日(月)のビットコイン円相場は高値圏から急反落。

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ビットコイン円、約2週間ぶり高値更新後に急反落。節目6万ドルに一歩届かず(5/4朝)

ビットコイン円、約2週間ぶり高値更新後に急反落。節目6万ドルに一歩届かず

〇ビットコイン円一時2週間ぶり高値646.7万円まで上昇
〇株式堅調、イーサリアムの史上最高値更新、CMEのマイクロビットコイン先物ローンチ等がサポート
〇その後は上値の重さを嫌気した見切り売りや、欧米の早期テーパリング観測等背景に反落
〇ビットコイン円テクニカルには一目均衡表の「雲」の中に再び入り、短期上昇トレンドに翳り
〇ファンダメンタルズも過剰流動性逆流リスク、米ETF認可期待後退等下落材料増える
〇本日の予想レンジ:570.0万円ー640.0万円

昨日の概況

週明け3日(月)のビットコイン円相場は高値圏から急反落。①新型コロナウイルスの終息期待や、②株式市場の堅調推移、③上記①②を背景としたグローバルなリスク選好ムード、④イーサリアムの史上最高値更新(3000ドルの大台突破→暗号資産市場全体に広がる楽観ムード)、⑤CME(シカゴマーカンタイル取引所)によるマイクロビットコイン先物ローンチが支援材料となり、欧州時間朝方にかけて、4/18以来、約2週間ぶり高値となる646.7万円まで上昇しました。しかし、対ドルでの心理的節目60000ドル(≒654.0万円)をバックに伸び悩むと、⑥上値の重さを嫌気した短期筋の見切り売りや、⑦欧米の早期テーパリング観測(デギンドスECB副総裁による「欧州の成人70%が夏までに新型コロナワクチン接種を受け、且つ経済が加速し始めれば、金融緩和政策の段階的解除の検討が可能」との発言や、リッチモンド連銀バーキン総裁による「大幅な進展が見られた場合、量的緩和縮小を開始するだろう」との発言)、⑧暗号資産に係る世界的な規制強化の思惑(中国やトルコ、インドや欧米など)が重石となり、米国時間午後にかけて、安値619.2万円まで反落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間6時15分現在)では619.6万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は一時646.7万円まで上昇するも、心理的節目60000ドル(≒654.0万円)トライに失敗する形で反落に転じました。一目均衡表雲上限を再び下方ブレイクするなど、先週初より始まった短期上昇トレンドの終焉を意識させるチャート形状となっております。目先は一目均衡表基準線(607.7万円)や、一目均衡表転換線(578.4万円)を維持できるか否かに注目が集まります(同水準を維持できない場合は、4/25に記録した安値510.0万円を試すシナリオも想定)。

ファンダメンタルズ的に見ても、①世界的なテーパリング開始への警戒感(カナダ中銀に続いて、昨日はECBやFRBもテーパリング開始の可能性について言及)や、②上記①を背景とした過剰流動性相場の逆流リスク(テーパリングはリスクアセットの下押しに繋がるとの見方が根強く、特にバブル色の強い暗号資産にとってはアゲインスト)、③世界的な暗号資産規制強化の思惑(トルコではアンチマネーロンダリングやテロ資金供与の対象リストに暗号資産交換業者を追加)、④米国に於けるビットコインETF認可期待の後退など、ビットコイン円相場の下落を意識させる材料が増えつつあります。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の反落をメインシナリオとして予想いたします(60000ドルトライ失敗を背景とした失望売りに要警戒)。

本日の予想レンジ:570.0万円ー640.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、約2週間ぶり高値更新後に急反落。節目6万ドルに一歩届かず

ビットコイン円日足

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