ビットコイン過去最大の下げと反発
ビットコインは12月17日に年初来高値となる19845ドルをつけ、その直後から大幅な下げを演じ22日には10753ドルと9092ドル、割合にして46%近い下げを記録しました。
現在は15737ドルと大幅に回復していますが、今回の下げはテクニカルには比較的きれいな水準であったと言えます。日足チャート(通常の軸)をご覧ください。
ドル/ビットコイン日足
急落時にはしばしば半値まで下げると言われますが、今回の下げも46%と半値近い下げです。また11月11日安値からの上昇幅に対してほぼ61.8%の水準(赤のターゲット)で止まっています。
仮にこれで下げが終わって再び上昇と考えた場合、新高値も含めていくつかのターゲットがあげられます。11月11日安値から12月17日までの上げ、その後の12月22日までの下げから上昇N波動をフィボナッチエクスパンションで計算します。すると以下のようになります。(青のターゲット、小数点以下切り捨て)
50% 17922
61.8% 19613
年初来高値 19845
78.6%(61.8%の平方根) 22024
先物取引も始まり、そろそろ一本調子での上昇相場では無くなってきた感じもありますので上記各ターゲットを意識しておくとよさそうです。
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