ビットコイン円、方向感に欠ける値動きが継続。週末の米雇用統計待ちの様相(6/3朝)

2日(水)のビットコイン円相場は方向感に欠ける展開。

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ビットコイン円、方向感に欠ける値動きが継続。週末の米雇用統計待ちの様相(6/3朝)

ビットコイン円、方向感に欠ける値動きが継続。週末の米雇用統計待ちの様相

〇ビットコイン円400万円を挟んでの方向感に欠ける動き継続するも日本時間早朝は400万円台回復
〇米コインベース社によるドージコイン取扱開始等がサポート
〇ビットコイン円上方向にテクニカルポイント多く上値余地は限られるか
〇ファンダメンタルズも米中の金融引き締め観測等がビットコインの重石
〇ビットコイン円下落がメインシナリオ、本日の予想レンジ:370.0万円ー440.0万円

昨日の概況

2日(水)のビットコイン円相場は方向感に欠ける展開。アジア時間朝方に一時394.5万円まで下げ幅を広げるも、前日安値391.5万円をバックに下げ渋ると(押し目買い圧力に下支えされると)、①米長期金利の低下(米10年債利回りは1.60%の大台を割り込み1.58%まで低下)を背景としたドル売り圧力(米ドルとビットコインは逆相関関係)や、②米大手暗号資産取引所コインベースによるドージーコインの取扱い開始(ドージコインは前日比30%を超える急騰)、③株式市場の堅調推移を背景としたリスク選好ムードの高まりが支援材料となり、米国時間にかけて、5/28以来となる高値418.9万円まで反発しました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、本稿執筆時点(日本時間4時30分現在)では414.6万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は新規材料に乏しい中(週末の米雇用統計待ち)、狭いレンジ内での方向感に欠ける値動きが続いております(節目400.0万円を挟んで上下を繰り返す展開)。但し、上方にボリンジャーミッドバンド(431.9万円)や、対ドルの心理的節目40000ドル(438.0万円)、200日移動平均線(443.5万円)が控えていることなどを考慮すれば、テクニカル的に見て、上値余地は乏しいと判断できます(余程強いビットコイン買い材料が出てこない限り、430.0万円より上側のエリアで戻り売りが強まる可能性あり)。

ファンダメンタルズ的に見ても、世界的な規制強化の流れや、世界的なテーパリング観測(特に米中の金融引き締め観測がビットコイン相場の潜在的な重石)など、ビットコインの下落に繋がり得る材料が複数残っています。本日予定されている米ADP雇用統計や、米ISM非製造業景況指数、今週末に予定されている米雇用統計が市場予想を上回る好結果となれば、6月FOMCに向けてテーパリング観測が一段と高まり、市場が再び不安定化する恐れもある為、ダウンサイドリスクに引き続き警戒が必要でしょう(事実、フィラデルフィア連銀ハーカー総裁は昨日、FRBは少なくとも量的緩和縮小の検討を考える時期に達しているかもしれないと発言。また、オプション市場でも、リスクリバーサルがBTCプットオーバーで高止まるなど、ダウンサイドリスクを織り込む動きが継続中)。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想いたします(430.0万円ー450.0万円ゾーンに密集するレジスタンスをバックに戻り売りを続ける戦略を継続)。

本日の予想レンジ:370.0万円ー440.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、方向感に欠ける値動きが継続。週末の米雇用統計待ちの様相

ビットコイン円日足

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