アルゼンチンでのマイニング(21/6/3)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇しての推移となっています。

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 アルゼンチンでのマイニング(21/6/3)

アルゼンチンでのマイニング

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:37784.4ドル(+4.01%)
イーサリアム:2732.4ドル(+6.00%)
リップル:1.02954ドル(+2.54%)
ビットコインキャッシュ:700.65ドル(+2.38%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇しての推移となっています。やや手掛かり材料難に感じる局面ではありますが、ここまでの急落に対する調整の買い戻しが入る中で底堅い動きが展開されています。問題は40000ドルを突破できるかどうかといったところになってきているものと思われます。その他のコインもしっかりとした動きです。ドージコインなどが相場を主導している局面ということができるかもしれませんが、どこまで買い進まれるのかに注目が集まりそうです。

さて、ブルームバーグが『安価で補助付きのエネルギーがアルゼンチンでのマイニングブームをもたらしている』といった記事を出しています。アルゼンチンといえば、去年あたりから急激にビットコインの取引高が増加していますが、マイニングも盛んにおこなわれているようです。

報道によると、このマイニングに関しては個人が自宅で行っているようです。これは政府がコロナ禍での国民生活への打撃を和らげるために、影響の大きい電気代を安価に保つために補助金を出していることや、歴史的にデフォルトに対する警戒感があるために法定通貨に対する信認が低い事、さらに今現在のインフレに対する警戒感などの要因が重なり合っての状況であり、ビットコインはここ最近で急落していますが、それでも電気代が安く抑えられていることでまだまだ利益を得ることができる状況にあるようです。

アルゼンチン経済が停滞していることもあり、電力が十分に活用されていなかったため、マイニングに電力を振り分ける余裕があることも事実かと思われます。ただ、アルゼンチン経済にとってこれが将来的に望ましい状況であるのかは議論が分かれるところでしょう。大量の電力が消費されることにより、政府の財源はひっ迫することは確実であり、再びデフォルトの危機にさらされる可能性は否定できないところでしょう。そうなる前に電力への補助金が打ち切られるということになるかもしれませんが、そうなった場合は国民生活に打撃を与えることになりかねず、政情が不安定になる可能性もあるでしょう。

ただ、アルゼンチンのような国において、ビットコインは価値の保存手段の一つとして成立するでしょう。通貨切り下げの繰り返し、デフォルト、ハイパーインフレ、そしてコロナ禍で悪化した景気後退を含む循環的な経済危機に対して地元の人々がヘッジする方法として、たとえここ最近下落していたとしてもビットコインは有望な金融資産の一つとしてみなされるでしょう。そういった動きがビットコインの需要を高め、価格の下支え要因の一つとなるかもしれません。

【ビットコイン節目】

ビットコインはバンドの中心線である39440ドル前後の水準と-2σである31090ドル前後の水準で挟まれたレンジでの動きを継続しています。目先は堅調地合いで、中心線や40000ドルを抜けることができるかがポイントとなりそうです。抑えられた場合は-2σや30000ドルが意識されることになりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σからの調整の動きが意識されています。目先は底堅い動きとなっていますが、バンドの中心線まで届いておらず、先行きに対する警戒感は依然として根強い状況です。方向感の見えにくい展開ではありますが、バンド幅が縮小傾向となっていることから動き出したら大きなものとなる可能性はあるでしょう。現状はバンドの中心線、-2σのどちらをブレイクするかを見極めながらの対応となりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dはゴールデンクロスからの上昇となっています。一時的に下落する場面もありましたが、目先は上昇の勢いが強まっています。このまま上昇基調を維持することができるかがポイントですが、目先は買い優勢の流れということができそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線で支えられて持ち直し、バンドの+2σを意識しての動きとなったものの、そこでは抑えられてじり安といった動きです。このまま調整の動きが継続するのかどうかに注目です。流れとしてはバンドの中心線まで下落してもおかしくはないでしょう。バンドの±2σは横ばいからじり高といった動きであり、まだ下値は堅そうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは上昇して高値圏での推移です。目先%Kが下落に転じていますが、まだ高値圏での推移であり、ここから転落するかどうかに注目でしょう。%Dはじり高基調を維持しており、全体的にはまだ下値の堅さが意識されるのではないかとみています。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

64780ドル:史上最高値
47790ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
40000ドル:心理的な節目
39440ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
38200ドル:昨日の高値

37780ドル:現在値

35980ドル:昨日の安値
31090ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
30000ドル:心理的な節目
29300ドル:2020年の高値
4000ドル:2020年の安値

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