ビットコイン円、1週間ぶり高値圏へ続伸。但し米雇用統計次第で反落の恐れも(6/4朝)

3日(木)のビットコイン円相場は約1週間ぶり高値圏へ上昇。

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ビットコイン円、1週間ぶり高値圏へ続伸。但し米雇用統計次第で反落の恐れも(6/4朝)

ビットコイン円、1週間ぶり高値圏へ続伸。但し米雇用統計次第で反落の恐れも

〇ビットコイン円、約1週間ぶり高値となる433.3万円まで上昇
〇ドージコイン反発、リスク選好ムードの回復、スタンチャートの暗号資産サービス開始等が支援
〇ビットコイン円、上昇するも40000ドル(441.2万円)、200日線(444.7万円)の突破に至らず
〇テクニカルの上値余地は限られるか、ファンダメンタルズも相場下落に繋がる材料を複数確認
〇ビットコイン円下落をメインシナリオとして予想、本日の予想レンジ:370.0万円ー450.0万円

昨日の概況

3日(木)のビットコイン円相場は約1週間ぶり高値圏へ上昇。①米暗号資産取引所大手コインベースによるドージーコインの取扱い開始(ドージーコインの高騰→暗号資産市場全体に広がる楽観ムード)や、②株高を背景としたリスク選好ムード、③英スタンダードチャータード銀行による暗号資産取引サービスの提供報道、④直近レンジ上抜けに伴う短期筋のストップBUY、⑤ロシア財務相による米ドル建て資産の撤退報道(ロシア政府系ファンドのドル建て資産の保有高をゼロにし、ユーロや人民元、金にシフトする計画)が支援材料となり、米国時間朝方にかけて、5/27以来、約1週間ぶり高値となる433.3万円まで上昇しました。しかし、対ドルの心理的節目40000ドル(≒441.2万円)や200日移動平均線444.7万円をバックに伸び悩むと、⑥米経済指標(米5月ADP雇用統計や米5月ISM非製造業景況指数)の力強い結果や、⑦上記⑥を背景とした米早期テーパリング観測の一段の高まり(米長期金利上昇→米ドル高→ビットコイン安)が重石となり、本稿執筆時点(日本時間4時55分現在)では425.5万円前後まで反落する展開となっております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は一時433.3万円(約1週間ぶり高値圏)まで上値を伸ばすも、心理的節目40000ドル(441.2万円)や、200日移動平均線(444.7万円)の突破には至りませんでした(上値トライ失敗)。強い売りシグナルを示唆する一目均衡表三役逆転も継続する中、テクニカル的に見て、地合いは弱い(上値余地は乏しい)と判断できます(余程強いビットコイン買い材料が出てこない限り、続伸余地は限定的。430.0万円ー450.0万円近辺のレジスタンス突破は容易ではない)。

ファンダメンタルズ的に見ても、世界的な規制強化の流れ(英金融行動監視機構は昨日、かなりの数の暗号資産関連企業がAML/CFTの基準を満たしていないと警告)や、世界同時テーパリング開始への警戒感(大規模金融緩和の終了→過剰流動性相場の逆流→暗号資産を中心としたリスクアセットへの下押しリスク)など、ビットコイン相場の下落に繋がり得る材料が複数確認されます。

本日・日本時間21時30分に予定されている米5月雇用統計が力強い結果を示せば、米早期テーパリングを織り込む動きが活発化し、米長期金利上昇→米ドル高の経路で、ビットコインには下押し圧力が加わると予想されます。事実、オプション市場では、リスクリバーサルが引き続き高水準のBTCプットオーバーで取引されるなど、ダウンサイドリスクへの警戒感は無くなっておりません。米長期金利や米ドルの動きを睨みながらも、当方では引き続き、ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想いたします。

本日の予想レンジ:370.0万円ー450.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、1週間ぶり高値圏へ続伸。但し米雇用統計次第で反落の恐れも

ビットコイン円日足

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