売りの流れ継続で下値拡大(21/6/9)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが続落しての推移となっています。

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売りの流れ継続で下値拡大(21/6/9)

売りの流れ継続で下値拡大

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:33551.0ドル(-2.49%)
イーサリアム:2526.0ドル(-4.74%)
リップル:0.87184ドル(-1.37%)
ビットコインキャッシュ:597.52ドル(-2.06%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが続落しての推移となっています。その他のコインも大幅下落となっており、先行きの警戒感が強まる状況です。ビットコインは30000ドルが視野に入る展開であり、そこを抜けた場合は買い方のストップロスを誘発するといった見方もあるため、懸念されるところとなっています。ただ、売り一巡後は持ち直す動きを見せており、下げたところでの押し目買い意欲も依然として根強い状況となっています。

さて、売りの流れが継続してビットコインが30000ドルを意識するような状況になっていますが、少し気になる話が出ています。それは『ビットコインを暴落させたテスラのイーロン・マスクCEOに対してアノニマスが宣戦布告をした』というものです。アノニマスとは『匿名の』という意味をもつ形容詞であり、2003年頃に結成されたインターネットの積極行動主義活動家が緩やかにつながりを持った国際的ネットワークとされています。このアノニマスがマスク氏に対し、仮想通貨(暗号資産)市場を操作し、人々の人生を破壊していると非難する動画を発表しています。

その動画の中でアノニマスを名乗る人物は投資家は投資の際にはリスクを冒し、仮想通貨(暗号資産)市場の乱高下を覚悟すべきことを当然知っているが、マスク氏のツイートは普通の働く人々を明らかに軽視していると述べています。

これに関しては非常に難しいところであり、逆にマスク氏のツイートによって利益を得ている人がいるという点も無視できないものではあります。マスク氏が上昇に寄与したこともあり、その際はこういった話が表面化してこなかったことも見逃すべきではないでしょう。

とはいえ、マスク氏のツイートが仮想通貨(暗号資産)の価格変動に大きな影響を与え、それによって仮想通貨(暗号資産)に対する懐疑的な見方が強まったこともまた事実ではないでしょうか。昨日の『機関投資家の撤退?』でも書きましたが、大きなボラティリティがもたらした弊害は上昇局面であっても下落局面であっても懸念されるべきものであることは事実でしょう。

今後、仮想通貨(暗号資産)がどういった道をたどるのかは定かではありませんが、当初の理念からはだいぶかけ離れたものとなってしまったと言えるでしょう。これが良いことであるのか、悪いことであるのかは一概には言えませんが、いずれにせよ金融商品の一つとしての地位は確立しつつあり、それが今回のようなアノニマスを名乗る人物の登場を生み出したのは確かではないでしょうか。

【ビットコイン節目】

ビットコインはバンドの-2σである33020ドル前後の水準を意識しての動きとなっており、ここをブレイクしてバンドウォークが展開されるかに注目が集まる状況となっています。バンドウォークとなった場合は30000ドルが目標となりそうです。逆にー2σで支えられた場合はバンドの中心線である36840ドル前後の水準が意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線で抑えられて下落し、バンドの-2σに到達しています。バンドブレイクが意識される状況ですが、目先は若干下げ渋る動きも見せており、ここから持ち直すことができるかに注目が集まります。バンドの+2σが下落基調からじり高に転じており、これが上昇基調を強めた場合はバンド幅の拡大が意識されることとなるため、バンドブレイクからバンドウォークといった大きな動きとなる可能性が高まるでしょう。トレンドそのものは下向きかと思われますが、まずはバンドの+2σの方向感に注目でしょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dはデッドクロスからの下落となっていましたが、%Kが持ち直し基調となっています。一時下値圏に入っていましたが、目先はそこから持ち直しています。ただ、%Dが下落基調を維持して下値圏に入っており、流れとしては上値の重さが意識される状況です。まずは%Kが上昇基調を維持することができるかどうかがポイントとなりそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σを意識しての動きから持ち直す動きを見せています。バンドの+2σの動きがじり安基調となっていることから、トレンドそのものは下抜きながら、バンドブレイクからバンドウォークといった大きな動きにはなりにくい形であり、一時的には調整の買いが入りやすい形です。バンドの中心線まで持ち直す可能性はあるでしょう。ただ、戻り売り優勢の形であり、再度下値を拡大する可能性も十分にありそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは持ち直し基調を強めています。ゴールデンクロスからの上昇で下値圏から外れる動きです。上昇基調がこのまま維持されるかどうかに注目ですが、上値余地を十分に残しているので、目先は買い優勢の流れということができそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

64780ドル:史上最高値
40660ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
40000ドル:心理的な節目
36840ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
34050ドル:昨日の高値

33550ドル:現在値

3320ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
31160ドル:昨日の安値
30000ドル:心理的な節目
29300ドル:2020年の高値
4000ドル:2020年の安値

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