ビットコイン円、伝統的金融市場で広がるリスク回避ムードを背景に続落(7/20朝)

週明け19日(月)のビットコイン円相場は冴えない動き。

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ビットコイン円、伝統的金融市場で広がるリスク回避ムードを背景に続落(7/20朝)

ビットコイン円、伝統的金融市場で広がるリスク回避ムードを背景に続落

〇ビットコイン円、欧米株・原油先物急落からのリスク回避の動きに一時332.8万円まで下落
〇テクニカルには三役逆転、弱気のパーフェクトオーダー、弱気のバンドウォークが揃い地合い弱い
〇ファンダメンタルズもリスク回避ムード再燃、規制強化への思惑等ネガティブ材料多い
〇ビットコイン円下落をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:315.0万円ー355.0万円

昨日の概況

週明け19日(月)のビットコイン円相場は冴えない動き。①新型コロナウイルスの感染再拡大懸念や、②上記①を背景とした世界経済の減速懸念、③伝統的金融市場で広がるリスク回避ムード(欧米株および原油先物価格が急落。米ダウ平均株価は一時945ドル超の下げ幅を示現)、④リスク回避のドル買い圧力(米ドルとビットコインは逆相関関係。株安・商品安→資産現金化需要のドル買い→ビットコイン下落)、⑤オプション市場におけるダウンサイドPUTの大口取引(米paradigmプラットフォーム経由で年末期日の22000ドルPUT≒241.0万円、20000ドルPUT≒219.0万円のオプションがそれぞれ500BTCずつ大口トレード)、⑥上記⑤に伴うオプション売り手側=マーケットメイカー側のデルタヘッジ観測、⑦テクニカル的な地合いの弱さが重石となり、米国時間にかけて、6/22以来、約1ヵ月ぶり安値となる332.8万円まで急落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間6時30分現在)では、337.5万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は一時332.8万円まで下落するなど、約1ヵ月ぶり安値圏へと値を崩しました。①6/26に記録した直近安値335.0万円を下抜けした他、②強い売りシグナルを示唆する三役逆転(転換線の基準線下抜け、遅行線の26日前のローソク足下抜け、ローソク足の雲下限下抜けの全てが揃う状態)や、③弱気のパーフェクトオーダー(90日線と200日線のデッドクロスを経て、下から順番に短期線、中期線、長期線が並ぶ状態)、④弱気のバンドウォーク(ローソク足がボリンジャーバンド下限に沿って下落を続ける状態)が全て成立するなど、テクニカル的に見て、地合いの弱さを印象づけるチャート形状となっております。目先は6/22に記録した安値319.8万円を試すシナリオが想定されます。ファンダメンタルズ的に見ても、①伝統的金融市場で広がるリスク回避ムードの再燃(株安・商品安を背景に投資家心理が急速に悪化)や、②世界的に広がる規制強化の思惑(中国による締め付けが一段と強化される公算が大きい他、欧米でも規制強化の方向性が示されていること。中銀デジタル通貨の早期台頭観測も暗号資産の重石)、

③ダウンサイドに蓄積されているオプション市場のショートガンマ、④世界同時テーパリングを背景とした過剰流動性相場逆流リスク(豪州やニュージーランド、カナダや英国などでテーパリングに向けた動きが本格化。資産現金化需要のドル買いはビットコインの下押し要因)、⑤ボラティリティ低下に伴う出来高減少(暗号資産市場のボラティリティが低下→投機筋が別のマーケットへ移動→暗号資産市場の出来高低迷)など、ビットコイン相場の下落を意識させるネガティブ材料が増えつつあります。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン相場の下落をメインシナリオとして予想いたします(本日も伝統的金融市場の動きを睨みながらの神経質な展開を想定。余程強いビットコイン買い材料が出てこない限り、ビットコインはだらだらと下げ続ける可能性あり)。

本日の予想レンジ:315.0万円ー355.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、伝統的金融市場で広がるリスク回避ムードを背景に続落

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