ビットコイン、再び30000ドル割れ(21/7/21)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引はビットコインが下落し30000ドルを割り込んでの推移となっています。

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ビットコイン、再び30000ドル割れ(21/7/21)

ビットコイン、再び30000ドル割れ

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:29842.5ドル(-3.05%)
イーサリアム:1794.7ドル(-1.37%)
リップル:0.53338ドル(-4.61%)
ビットコインキャッシュ:402.97ドル(-3.06%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引はビットコインが下落し30000ドルを割り込んでの推移となっています。その他のコインも下落しており、仮想通貨(暗号資産)市場に売りの流れが継続する展開となっています。30000ドルを割り込んだ水準からは下げ渋っており、警戒されていたようなパニック売りは出ていません。これに関しては今年の6月22日の28000ドル台まで下げた時も警戒されていたもののすぐに押し戻していたため、今回も比較的冷静な動きということができそうです。ただ、目先は下げ渋っているものの30000ドルを回復できないということになれば話が変わってくるので、その点は注意が必要かと思われます。

さらに、昨日は株式市場でダウが大幅に買い戻されています。米国債利回りも長期債を中心に大きく上昇してドルも堅調地合いとなっていることがビットコインの上値を抑える要因となった可能性はありますが、こうした中でビットコインが大幅続落となっている点は懸念が強まる局面ということができるでしょう。機関投資家などが株式市場や債券市場への投資に注力し、仮想通貨(暗号資産)市場への資金の流入が細っている可能性、さらに言えば仮想通貨(暗号資産)市場から株式市場や債券市場へと資金をシフトしている可能性が高いのではないかと思われる動きということができるでしょう。

問題は6月22日の安値である28900ドルを下抜けた場合といったところになるでしょうか。前回は29000ドル割れの水準から押し戻したわけですが、そこからの高値は36590ドルに過ぎません。7000ドルの上昇は26%程度であり、小さくはないものの、これまでの動きからすれば大きいとは言い難いものです。しかも、そこからじりじりと下落する展開となっているわけです。先行きに対する懸念などを考慮すれば買い方の決済圧力が強まる可能性もあるでしょう。

恐らくは6月の段階に30000ドル割れの水準で押し目買いを仕掛けた投資家は一定数いるのではないかと思われます。そういった層が今回の下落でどういった動きを見せるのかがポイントとなるのではないでしょうか。仮に30000ドルを回復しなくても下げ渋るのであればポジションを維持する可能性はあるでしょう。しかし、買値を下回るようになってくれば決済に動く可能性もありそうです。後ほど述べますが、テクニカル的にはかなり危ない形となっており、再度29000ドルを割り込むような展開となった場合はやや危険な下げを演じる展開も視野に入れておいたほうが良いかもしれません。

【ビットコイン節目】

ビットコインはバンドの-2σである30260ドル前後の水準をブレイクし、30000ドルも割り込む形となっています。直近の安値28900ドルを維持することができるかがポイントとなりそうで、割り込んだ場合はリスクが高まるでしょう。そこまでに持ち直した場合はバンドの中心線である32970ドル前後の水準が上値の目安となりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σをブレイクしており、このままバンドウォークとなるかどうかに注目です。バンド幅は狭く市場にはエネルギーが蓄積されているため、急激な下落となる可能性もあるでしょう。現状はバンドの+2σが横ばいからじり安といった動きであり、この方向感が重要となるでしょう。仮に上昇に転じたら、バンド幅の拡大を伴いながらの動きとなり、バンドウォークからの下値拡大が意識される形であり、警戒感が強まるでしょう。+2σが下落基調を強めた場合はトレンドそのものは下向きながらも一時的な調整の動きは入りやすくなるでしょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが下値圏での推移を継続しています。%Kは小幅に上昇していますが上昇の勢いは弱く、依然として上値の重さが意識されやすい形ということができるでしょう。これが上昇基調を強めて下値圏から外れる動きとなるかどうかがポイントとなりそうですが、現状においては依然として売り優勢の流れということができるでしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから小幅に持ち直す動きを見せていたものの、中心線に届かずに再度売り圧力を強めて下値を拡大する展開となっています。ただ、そこからバンドウォークとはならずにじり高基調で持ち直す展開となっています。とはいえ上値の重い展開であり、さらにバンドの±2σが下落していることから、戻り売り優勢でさらに下値を拡大する可能性は高そうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは下値圏での動きから持ち直し、ゴールデンクロスからの上昇となっています。下値圏から外れる動きであり、底堅い動きが意識されやすい形です。ただ、上昇の勢いが弱く、すぐに下値圏へと転落する可能性もあるだけに注意が必要です。現状は方向感に注意しながらの対応となりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

64780ドル:2021年1-6月の高値、史上最高値
40000ドル:心理的な節目
35690ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
32970ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
31040ドル:昨日の高値
30260ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
30000ドル:心理的な節目

29840ドル:現在値

29310ドル:昨日の安値
28900ドル:2021年6月22日の安値
28200ドル:2021年1-6月の安値

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