量子コンピューター(21/8/31)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引はビットコインが小幅に下落しての推移です。

関連通貨:

量子コンピューター(21/8/31)

量子コンピューター

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:48651.0ドル(-0.50%)
イーサリアム:3337.3ドル(+3.14%)
リップル:1.14464ドル(-0.75%)
ビットコインキャッシュ:650.85ドル(-1.81%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引はビットコインが小幅に下落しての推移です。その他のコインではイーサリアムが上昇していますが、全体的には上値の重い展開です。ジャクソンホールを通過し、米雇用統計を週末に控えていることもあり、ポジション調整の動きが意識される流れとなっています。ビットコインは朝方に大きく下げたものの、NASDAQやS&P500がプラス圏での引けとなったことや米国債利回りの下落などを背景に下値を削る動きとなっています。

さて、先日『Forbes JAPAN』で量子コンピューターが普及して2026年にビットコインが大暴落するといった説が紹介されていました。これに関してはかなり前から指摘されていたことではありますが、量子コンピューターの進歩によりビットコインを支える暗号化技術が根本的に損なわれる可能性があるということです。

可能性という話であればないわけではないといったところかと思われますが、実際に量子コンピューターが広範囲に実用化されたとしても暗号化技術も進歩するわけで、仮に暗号化技術が進歩しないということになれば、ビットコインのみならずその他の暗号を用いられている分野で問題が生じることになるものと思われますが、そういったことにはならないのではないかとみられています。

そもそも、量子コンピューターが将来的にどの程度の性能となるのかは理論上の話であって、現状のスパコンと比べてすべてにおいて優れているというわけでもないようです。ただ、量子コンピューターにはスパコンでは解けない問題が解けるようになることが理論的に示されており、その他にもそのような計算があるのではないかと期待されています。それがビットコインにも影響を与える可能性があるというところであり、現状においては曖昧なところが多いと言わざるを得ないところでしょう。

ただ、マイニングの計算処理において現状のコンピューターよりも格段にはやい量子コンピューターが開発された場合、マイニングの環境は大きく変わる可能性があるのではないか、と考えています。広く実用化されると言っても初期であれば価格的には割高となるでしょうし、それでもマイニングを行う上では導入せざるを得ないということになれば資本力が必要となるでしょうし、先んじて導入したマイナーはかなり有利になるものと思われます。

量子コンピューターに関しては電力消費が極めて小さいというメリットがあるようで、現状の電力問題を解決に導く可能性があります。私も専門家ではないのではっきりしないところもありますが、量子コンピューターの進歩は暗号化技術が伴う限りにおいては仮想通貨(暗号資産)市場にとっても利益となる可能性が高いのではないかとみています。もちろん、今後様々な弊害が出てくるかもしれませんが、期待したい技術であることは事実でしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインはバンドの+2σである50810ドル前後の水準と中心線である47500ドル前後の水準で挟まれたレンジでの動きを継続しています。50000ドルも意識されている状況ですが、直近で届かずに上値を抑えられている点に注意が必要でしょう。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線で支えられて持ち直しての動きでしたが、+2σに届かずにじり安基調となっています。ヒゲで中心線まで下落しており、流れとしては上値の重さが意識される状況です。このまま再度バンドの中心線まで下落するかどうかに注目が集まるところです。バンドの±2σはじり高基調であり、トレンドそのものは上向きです。ただ、上昇の勢いは弱いので、目先は大きな動きにはなりにくいところではないでしょうか。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dは高値圏を目指しての動きから上値を抑えられる形となっています。じり安基調へと転じており、このまま下落基調を継続するかどうかに注目です。まだ方向感の見えにくい状況であり、持ち直して高値圏に入る可能性もありそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線で支えられる動きが展開されましたが、そこから売り圧力が強まりバンドの中心線を抜けてバンドの-2σまで下落する展開となりました。ただ、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはならずに持ち直してバンドの中心線を意識しての動きとなっています。ここで抑えられるか、ブレイクしてバンドの+2σを目指すかで流れが変わってきそうです。バンドの±2σはほぼ横ばいであり、レンジ圏での動きが市域されやすいところです。ただ、バンド幅は比較的狭く、市場にはエネルギーが蓄積されています。バンドの+2σもしくは-2σでの動きには注意が必要でしょう。

ストキャスティクスで見るとゴールデンクロスからの上昇となっています。上昇の勢いは強く、このまま高値圏まで上昇することができるかに注目です。流れとしては買い優勢の局面であり、このままバンドの+2σまで上昇する可能性も高そうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

64780ドル:2021年1-6月の高値、史上最高値
50810ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
50000ドル:心理的な節目
48890ドル:昨日の高値

48650ドル(←訂正 ×486500ドル):現在値

47500ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
47420ドル:昨日の安値
44190ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
40000ドル:心理的な節目
28200ドル:2021年1-6月の安値

関連記事

ページトップへ戻る