ライトコインとの提携はフェイクニュース(21/9/14)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引はビットコインが小幅に上昇しての推移です。

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ライトコインとの提携はフェイクニュース(21/9/14)

ライトコインとの提携はフェイクニュース

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:45261.9ドル(+0.34%)
イーサリアム:3289.7ドル(-1.02%)
リップル:1.07208ドル(-1.33%)
ビットコインキャッシュ:619.07ドル(-3.71%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引はビットコインが小幅に上昇しての推移です。一時売り圧力が強まる場面もありましたが、そこから持ち直す動きが展開され、プラス圏に浮上しています。ただ、その他のコインは上値の重さが意識されており、全体的には先行きの警戒感が意識される状況ということができるでしょう。

昨日は5日続落していたダウが260ドル高水準となるなど買い戻しの動きが意識されています。この調整の動きがビットコインにも影響を与えた可能性はありそうですが、米国株式市場にとっても先行きには不透明感が広がる状況となっています。デルタ変異株の感染拡大に伴う経済の先行きへの懸念や年内のテーパリング開始が既定路線となっている事、バイデン政権下での増税に対する警戒感などが意識されており、ここまでの上昇に対する調整の動きがさらに強まるのではないかといった見方が出てきています。デルタ変異株の感染拡大を受けて利上げのタイミングは後ずれしてもおかしくはなさそうですが、インフレの動向によってはFEDも難しい判断を迫られることになりそうです。そうなれば過剰流動性相場を受けたリスク志向の動きが巻き戻され、仮想通貨(暗号資産)市場にも逆風となりかねない、といったことはここでも何度か指摘している流れではあります。

さて、グローブニューズワイヤが米東部時間13日午前9時半に、米小売り大手ウォルマートがライトコインによる支払いを受け入れる内容の提携で両者が合意したとの発表文を配信しました。これを受けてライトコインは一時33%高と急騰し、その他の仮想通貨(暗号資産)も上昇するといった動きがありました。

しかし、その後ウォルマートが上記のような事実はないと明らかにしたことでライトコインは上昇分ほぼすべてを消失する結果となりました。グローブニューズワイヤも発表文をウェブサイトから削除するとし、この一件に関して調査を進めていると説明しています。

今回の事件に関しては実際にどういった経緯があったのかがはっきりしない状況ですので、調査の結果を待ちたいところではありますが、仮にライトコインの価格上昇を目論んでの動きということであれば、明らかな相場操縦であり問題となるでしょう。こういったことは株式市場などでも起こり得ることであり、仮想通貨(暗号資産)だからと問題を大きくすべきではないことは事実ですが、実際にこういったことが起こることで仮想通貨(暗号資産)に対するイメージが悪化することはやむを得ないところでしょう。

仮想通貨(暗号資産)を取り巻く環境は大きく改善してきていると思いますし、認知も格段に進んでいます。ただ、こういった状況であるからこそ、しっかりとした規制などを整備し、投資環境を整えていく必要があるのではないでしょうか。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のバンドの-2σである43750ドルに一時到達したものの、そこから持ち直しており、中心線である47980ドル前後が節目として意識されるのではないでしょうか。依然としてバンドの中心線と-2σで挟まれたレンジを動いており、その二つの価格が節目として意識されやすい価格といえそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σに到達したものの、そこからは押し戻しての動きです。ヒゲでタッチしたものの、下値の堅さが意識されており、そのままバンドの中心線を目指す動きとなっています。バンドの+2σが横ばい、-2σが下落といった動きで、上値の重さが意識されやすいところですが、バンドの+2σが下落に転じる可能性が高まっており、トレンドそのものは下向きながらも調整を入れながらの動きが意識されそうです。バンドの中心線までは上値余地があり、そこで抑えられて再度バンドの-2σを目指して下落といった動きになるのではないでしょうか。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dはデッドクロスからの下落となっています。%Dがやや持ち直しの気配を見せていますが、%Kが再度下落しており、依然として上値の重い形といえそうです。%Kがここから持ち直せば一時的には買い戻しの動きが強まりそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、一時乱高下する動きとなりましたが、目先はバンドの-2σから持ち直してバンドの中心線を意識しての動きとなっています。バンドの±2σが横ばいからじり安といった動きであり、全体的にはやや上値の重さが意識されるところではあります。ただ、レンジ圏での動きとなっており、大きな動きにはなりにくいところではないでしょうか。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはゴールデンクロスからの上昇となっています。上昇の勢いは強いものの上値余地はまだ十分に残っており、流れとしては買い優勢といった展開となっています。このままバンドの中心線をブレイクして+2σまで上昇といった動きになる可能性もありそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

64780ドル:2021年1-6月の高値、史上最高値
52220ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
50000ドル:心理的な節目
47980ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
46810ドル:昨日の高値

45260ドル:現在値

43750ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
43460ドル:昨日の安値
40000ドル:心理的な節目
28200ドル:2021年1-6月の安値

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