ウォーレン上院議員の批判(21/9/15)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引はビットコインが上昇しての推移となっています。

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ウォーレン上院議員の批判(21/9/15)

ウォーレン上院議員の批判

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:46829.0ドル(+3.67%)
イーサリアム:3376.3ドル(+2.64%)
リップル:1.07996ドル(+0.89%)
ビットコインキャッシュ:640.05ドル(+3.61%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引はビットコインが上昇しての推移となっています。その他のコインも上昇しており、買い戻しの動きが強まる展開となっています。昨日は米国の消費者物価指数が発表となり、市場予想を下回る結果となっています。インフレに対する警戒感が和らいだことで米国の金融政策がハト派的なものになるのではないかといった思惑から米国債利回りが大きく低下し、それを受けたドルの軟調などが意識されたのではないかと思われます。ただ米経済の足元に対する懸念も強まっており、米株が大きく下落しています。この動きは仮想通貨(暗号資産)市場には大きな影響を与えなかったようですが、今後の展開を考える上では頭に入れておいたほうが良いのではないかと考えています。

さて、仮想通貨懐疑派として知られるエリザベス・ウォーレン上院議員(民主党)は上院の銀行住宅都市委員会において、仮想通貨(暗号資産)の価格が大きく変動した際の主要仮想通貨(暗号資産)取引所へのアクセスに問題が生じたことやイーサリアムの高額な手数料などを批判しました

仮想通貨(暗号資産)は送金に係る手数料が安いと言われていますが、実際の取引手数料はその時々によって変化しうるものです。つまり、トランザクションを迅速に処理したい場合は手数料を多くすることが必要となります。逆に言えば手数料を安く設定したためにトランザクションがブロックに含まれる時間が遅くなるということが起こり得ます。

ウォーレン議員は『経済的に脆弱な人々は市場が下落した時に最も早くお金を引き出す必要がある人々であり、取引所へのアクセスが阻害されたり、手数料が予測できない高額なものとなるリスク』について指摘しています。相場の急変時に取引所へのアクセスができなかったり、トランザクションの急増による混乱や取引手数料の高騰など、現状で確かに起こり得るリスクであるように思われます。

実際にそこまで大きな問題となっていないのは仮想通貨(暗号資産)が通貨として用いられることが少ないことに起因しているものと思われます。エルサルバドルのビットコイン法定通貨化が注目されていますが、人口700万人弱の国であり、価格の急変が起こってもそこまでの影響が出るかは疑問です。

しかし、仮にビットコインの法定通貨化の波が様々な国に押し寄せた場合、上記のリスクが顕在化する可能性が高まるでしょう。起こっていないため、どういった動きになるかははっきりしないところではありますが、ウォーレン議員の指摘するように経済的に脆弱な人々へのリスクとなる可能性はあるでしょう。

もちろん、手数料の問題は平時ではメリットとなることが多いと思われます。その他にも金融包摂の観点からもメリットがあることも事実でしょう。これらのメリット・デメリットを慎重に判断しつつ、法整備を進めていく必要がありそうです。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のバンドの-2σである43580ドルから持ち直し、中心線である47860ドル前後の水準を目指しての動きです。目先はレンジ圏での動きであり、これらの二つの価格が節目として意識されるのではないでしょうか。中心線を抜けた場合はバンドの+2σである52140ドル前後を目指す可能性もありそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直し、中心線を目指しての動きです。バンドの±2σは横ばいからじり安といった動きであり、方向感が見えにくくなってきています。しばらくはレンジ圏での動きが意識されそうですが、バンドの中心線で抑えられるかどうかが目先のポイントとなりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dはゴールデンクロスからの上昇となっています。このまま上昇基調を維持することができるかに注目です。上値余地は十分にあるので、上昇基調を維持した場合はバンドの中心線を意識しての動きとなり、そこを突破といった動きにもなっていくでしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから上昇し、バンドの中心線を抜けて一気にバンドの+2σに到達しています。目先はバンドの+2σで抑えられているものの、バンド幅は緩やかに拡大しておりここからバンドブレイクとなってバンドウォークが展開される可能性はありそうです。ここからのバンドの-2σの方向感に注意しながらの対応となりそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはゴールデンクロスからの上昇で高値圏に入っています。%Kが一時下落したものの、再度持ち直して高値圏での推移を継続しています。流れとしては買い優勢であり、バンドブレイクからバンドウォークといった動きになる可能性はあるでしょう。ここから高値圏での動きを維持することができるかがポイントとなりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

64780ドル:2021年1-6月の高値、史上最高値
52140ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
50000ドル:心理的な節目
47860ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
46940ドル:昨日の高値

46830ドル:現在値

44720ドル:昨日の安値
43580ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
40000ドル:心理的な節目
28200ドル:2021年1-6月の安値

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