ビットコイン先物ETFを承認(21/10/18)

先週末の仮想通貨(暗号資産)取引はビットコインが上昇して60000ドルを突破して一時63000ドルに迫る動きとなりました。

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 ビットコイン先物ETFを承認(21/10/18)

ビットコイン先物ETFを承認

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:59502.1ドル(-2.42%)
イーサリアム:3697.5ドル(-3.49%)
リップル:1.05966ドル(-7.26%)
ビットコインキャッシュ:594.22ドル(-5.50%)

【概況】

先週末の仮想通貨(暗号資産)取引はビットコインが上昇して60000ドルを突破して一時63000ドルに迫る動きとなりました。対円では700万円を突破しており、年初来高値を目指す動きが展開されました。ただ、そこからは調整の動きが入り、目先は60000ドルを割り込む動きとなっています。とはいえ、買い意欲の強まりが意識される局面であり、年初来高値更新も視野に入る流れということができそうです。一方、その他のコインは下落しての推移です。特に日曜日に下げ幅を拡大する展開であり、ビットコイン買いアルトコイン売りの流れが強まる展開となっています。

さて、ビットコインの上昇に関しては米SECが米資産運用会社のProSharesのビットコイン先物ETFの取り扱いを承認といったニュースが今回の上昇に大きく寄与しているものと思われます。ここまでビットコインのETFは米国において承認されずに来ていたわけですが、先物とはいえ初めて承認されたということで期待感が高まったということができるでしょう。

ゲンスラーSEC委員長はこれまでも現物価格に連動するものよりも先物ベースでのもののほうが投資家保護の観点から望ましいといった発言をしており、今回もその流れに沿ったものということができるでしょう。今後は現物のETFが承認されるかどうかにも注目が集まることになりそうですが、とりあえずは先物のETFの様子を見ながらということになりそうで、承認に時間がかかる可能性はありそうです。

今回の決定により、機関投資家の仮想通貨(暗号資産)市場への参入のハードルが下がることが期待されており、価格上昇が期待できるのではないかといった思惑から60000ドルを突破したものと思われますが、実際の動きとしては以前から承認に対する期待感が高まっており、価格が上昇していたこともあって『噂で買って事実で売る』といった流れとなっています。この流れが継続するのか、それとも持ち直して年初来高値を目指すのか、今週の注目としてはそのあたりが意識されることになるのではないでしょうか。

アルトコイン売りを見る限り、資金の移動が起きている可能性がありそうですが、ビットコインが上値を拡大ということになれば、アルトコインにも資金が流入する可能性が高まるでしょう。とはいえ、世界的な金融引き締めの流れが意識される中で市場全体の急激な巻き戻しに対する懸念は根強く残っているのではないかとみています。現段階では杞憂となっていますが、頭には入れておいたほうが良いのではないかと考えています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のバンドの+2σである64610ドル前後の水準と+1σである58650ドル前後の水準が意識されての動きで、底堅い流れとなっています。調整の動きが強まった場合は中心線である52700ドルが、持ち直しから上値拡大となれば年初来高値の64780ドルが意識されることになりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σまで上昇したものの、ヒゲでタッチしての動きであり、そこから調整の動きが入っています。バンドの±2σが上昇しており、トレンドそのものは上向きです。ただ、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくいところであり、目先は調整売り圧力が強まっています。とはいえ下値は堅そうで、+1σや中心線では支えられやすい形となっています。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dは高値圏での推移からデッドクロスとなって下落し、%Kが高値圏から外れる動きとなっています。%Dも下落基調を維持したら近いうちに高値圏から外れてきそうで、流れとしては売り優勢の展開であり、下落基調が維持された場合、下値余地がかなりあるためバンドの中心線まで下落といった流れとなる可能性はあるでしょう。

今日は週初ですので、週足分析をやっていこうと思います。

ビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線で支えらえれる動きから一気に上昇してバンブレイクからバンドウォークとなっています。上値を拡大する動きであり、このままバンドウォークを継続できるかに注目です。現状バンドの-2σはじり安基調から横ばいといった動きであり、この方向感に注目が集まります。-2σが下落基調を強めた場合、バンド幅の拡大を伴いながらのバンドウォークとなり上値を拡大しやすくなるでしょう。逆に横ばいから上昇となれば一時的には調整の動きが強まりそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは高値圏での動きです。%Kが天井打ちから下落となっており、この下落の流れが継続するかどうかに注目です。ただ、%Dは上昇基調を維持しており、底堅い動きが意識されやすい格好です。%Kが高値圏での動きを維持した場合、買いの流れが継続して上値を拡大といった動きとなるでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

64780ドル:2021年1-6月の高値、史上最高値
64610ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
61430ドル:昨日の高値
60000ドル:心理的な節目

59500ドル:現在値

59140ドル:昨日の安値
52700ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
50000ドル:心理的な節目
40790ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
28200ドル:2021年1-6月の安値

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