下落局面でもクジラは買い?(21/11/18)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引はビットコインが小幅に上昇しての推移となっています。

関連通貨:

下落局面でもクジラは買い?(21/11/18)

下落局面でもクジラは買い?

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:60144.1ドル(+0.67%)
イーサリアム:4236.7ドル(-0.44%)
リップル:1.09357ドル(+1.20%)
ビットコインキャッシュ:587.2ドル(-1.79%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引はビットコインが小幅に上昇しての推移となっています。60000ドルを割り込む場面もありましたが、そこからは持ち直しての動きとなっています。ただ、買いの流れも強まっておらず、60000ドルを挟んでの動きが継続しています。方向感の見えにくい状況であり、目先は様子見ムードが強まっているということができるでしょう。その他のコインも小幅まちまちであり、ビットコインの方向感を見極めたいといった状況となっているのではないでしょうか。

ビットコインの60000ドルという水準が強く意識されている状況ですが、目先に関しては積極的に売り込む流れにはなっておらず、強固な下値支持帯を形成しているように見える状況です。60000ドル前後の水準は先月末にも意識された水準であり、ここで支えられれば再史上最高値を目指す動きとなってもおかしくはありません。逆に割り込んだ場合はWトップが意識され、下げがきつくなる可能性もあるだけに注意が必要でしょう。

さて、ビットコインが60000ドル前後の水準での攻防となる中、大量のビットコインを保有しているアドレスが207BTC、日本円にして15億円相当のビットコインを買い増したようです。この大口アドレスでは11月に入り635BTCを買い増しているようで、積極的に買いを入れていることが伺える状況となっています。

今回の買い増しに関してはリスクヘッジをしながら進めているとみられています。ヘッジの方法はいくつかありますが、先物市場で売りポジションを作ったり、レバレッジ取引ができる取引所で売りポジションを作る、などといったことが考えられるところです。いずれも価格がさらに下落した場合はショートポジションを決済することで現物のポジションの損失をヘッジするやり方になります。

こうした動きは60000ドルが下値支持帯として意識される要因となりそうですが、下げ幅が拡大した時は決済を誘発する要因ともなる点は頭に入れておいたほうが良いでしょう。基本的には超長期的な視点ではビットコインに対する強気の見方は根強いとは思いますし、買って放置といった動きも少なからずあるものと思われます。しかし、レバレッジを効かせての取引は損失が出た場合は長期的に保有といったことが難しくなります。ヘッジ取引は必ず利益が出るというものではありませんし、大きな資金が動いている分、市場全体に与える影響も大きくなります。仮想通貨(暗号資産)市場が大きくなるにつれてこういった問題も顕在化しかねません。とはいえ、これに関しては株式市場なども通った道であり、避けがたいものであることもまた事実ではないかと思っています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のバンドの中心線である63080ドル前後の水準と-2σである58900ドル前後の水準で挟まれたレンジを動いており、目先は-2σと60000ドルを下値として意識しての動きとなっています。60000ドルは特に節目として強く意識されており、支えられるかどうかに注目が集まっています。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を下抜けて下落し、そのままバンドの-2σに到達する動きです。-2σでは支えられており、このまま持ち直すかどうかに注目が集まります。バンドの±2σはほぼ横ばいとなっており、レンジ圏での動きが意識されやすい形ではあります。ただ、バンド幅は比較的狭い状況ですので、バンドブレイクからバンドウォークといった動きになる可能性も十分にあるでしょう。バンドの-2σを意識しての動きとなった際のバンドの+2σの方向感に注意しながらの対応となりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがデッドクロスからの下落となり、%Kは下値圏での推移です。小幅に持ち直す動きを見せていますが、まだ上昇の勢いは弱くほぼ横ばいといった動きです。%Dは下落基調を強めてそろそろ下値圏に入りそうです。流れとしては上値の重さが意識されやすい状況であり、%Kが下値圏での動きを維持した場合、売りの流れが強まりそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σを意識しての動きから小幅に持ち直す動きとなっています。目先は底堅い動きですが、上値の重さも意識されており、-1σ付近で伸び悩んでいます。バンドの±2σが下落しており、トレンドそのものは下向きです。一時的には調整の動きが意識されるものの、戻り売り優勢の局面となっています。バンドの中心線までは戻りの余地はありそうですが、再度バンドの-2σまで下落するといった動きも頭に入れておきたいところです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは下値圏での動きから持ち直しての動きです。いずれも下値圏から外れる動きであり、このまま上昇基調を強めれば買い戻しの動きが強まりそうです。ただ、%Kがやや乱高下気味な点や%Dが目先じり安へと転じていることなどから、上昇基調を維持することができるかがポイントとなりそうで、再度下値圏に入るといった動きになった場合、上値の重い展開となりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

70000ドル:心理的な節目
68990ドル:史上最高値
67260ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
64780ドル:2021年1-6月の高値
63080ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
60810ドル:昨日の高値

60140ドル:現在値

60000ドル:心理的な節目
58900ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
58530ドル:昨日の安値
28200ドル:2021年1-6月の安値

(注)上記の仮想通貨(暗号資産)の価格に関してましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

関連記事

ページトップへ戻る