ビットコイン円、ダブルトップのネックライン下方ブレイクで約1ヵ月ぶり安値圏へ急落(11/19朝)

18日(木)のビットコイン円相場は大幅続落。

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ビットコイン円、ダブルトップのネックライン下方ブレイクで約1ヵ月ぶり安値圏へ急落(11/19朝)

ビットコイン円、ダブルトップのネックライン下方ブレイクで約1ヵ月ぶり安値圏へ急落

〇ビットコイン円、各国の暗号資産規制強化の動き等に米国時間に648.7万円まで急落
〇テクニカルには、転換線基準線下抜け、ダブルトップのネックラインも割り込み地合い悪化
〇ファンダメンタルズもMt.GOX事件の再生計画確定などビットコイン円の更なる下落材料増える
〇短期的なBTC下落をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:620.0万円ー700.0万円

昨日の概況

18日(木)のビットコイン円相場は大幅続落。アジア時間朝方に高値695.8万円まで上値を伸ばすも、心理的節目700.0万円をバックに伸び悩むと、①上値の重さを嫌気した短期筋の見切り売り(対円の心理的節目700.0万円や対ドルの心理的節目6万ドルをバックにした戻り売り圧力)や、②米長期金利上昇に伴うドル高圧力(米長期金利が再上昇→米ドル反発→米ドルと逆相関関係にあるビットコインに下押し圧力)、③バイデン米政権による暗号資産を巡る税務報告義務化の思惑、④中国当局による暗号資産マイニングの取り締まり強化懸念、⑤暗号資産レンディング大手ブロックファイ社が米SEC(米証券取引委員会)の調査を受けているとの一部報道、

⑥本邦財務省による暗号資産を外為法上の資本取引規制の対象に加えるとの方針発表、⑦豪中銀(RBA)の決済担当責任者リチャーズ氏による「ビットコインの投機的需要が逆転し始める可能性がある」との前日のネガティブ発言、⑧Mt.GOX事件の再生計画確定(BTCやBCHの返還分が売り圧力に繋がるとの警戒感)、⑨テクニカル的な地合いの弱さ(ダブルトップ形成後のネックライン下方ブレイク)が重石となり、米国時間午後にかけて、10/15以来、約1ヵ月ぶり安値となる648.7万円まで急落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間11/19午前4時30分現在)では、665.0万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は11/10に記録した史上最高値779.0万円をトップに反落に転じると、昨日は約1ヵ月ぶり安値となる648.7万円(10/15以来の安値圏)まで急落しました。この間、一目均衡表転換線や基準線を下抜けした他、10/20高値(774.3万円)と11/10高値(779.0万円)を起点としたダブルトップ(ネックライン662.0万円の下方ブレイク)も成立するなど、テクニカル的に見て、地合いは弱いと判断できます。

ファンダメンタルズ的に見ても、①VanEckビットコイン現物ETFの却下報道や、②米長期金利上昇に伴うドル高圧力、③中国による規制強化報道(暗号資産マイニングの一層懸念)、④米国による暗号資産税務報告義務化の可能性、⑤ツイッター社CFOによる暗号資産を会社として保有しない方針表明、⑥本邦財務省による暗号資産を外為法上の資本取引規制の対象に加えるとの方針発表、⑦Mt.GOX事件の再生計画確定(潜在的なBTC及びBCHの売り圧力)、⑧アルトコインの軟調推移、⑨オプション市場のダウンサイドを織り込む動きなど、ビットコイン円相場の更なる下落を連想させる材料が増えつつあります。

以上を踏まえ、当方では引き続き、短期的なBTC下落をメインシナリオとして予想いたします。市場参加者が注目していたダブルトップのネックライン662.0万円を下抜けたことで、ビットコイン円相場は今後さらに値を崩す可能性がある為、本日も引き続き、ダウンサイドリスクに警戒が必要でしょう。

本日の予想レンジ:620.0万円ー700.0万円

ビットコイン円、ダブルトップのネックライン下方ブレイクで約1ヵ月ぶり安値圏へ急落

ビットコイン円日足

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