ビットコイン円、下落後に持ち直すも戻りは鈍い。ダウンサイドリスクに引き続き警戒(11/24朝)

23日(火)のビットコイン円相場は下落後に持ち直す展開。

関連通貨:

ビットコイン円、下落後に持ち直すも戻りは鈍い。ダウンサイドリスクに引き続き警戒(11/24朝)

ビットコイン円、下落後に持ち直すも戻りは鈍い。ダウンサイドリスクに引き続き警戒

〇ビットコイン円、テクニカル的な地合いの弱さや、ドル高圧力等に、海外時間に安値637.1万円まで下落
〇米国勢参入後は持ち直し、660万円台で推移
〇ビットコイン円、ローソク足が依然として主要チャートポイントの下側に位置し地合い弱い
〇ファンダメンタルズも下落を連想させる材料が増えつつある
〇ビットコイン円相場の短期的な下落をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:620.0万円ー690.0万円

昨日の概況

23日(火)のビットコイン円相場は下落後に持ち直す展開。①テクニカル的な地合いの弱さ(ダブルトップのネックライン割れ→短期筋のストップSELLを誘発)や、②対主要通貨で加速するドル高圧力(米ドルの強さを表す米ドルインデックスは一時96台半ばへ急伸するなど、2020年7月以来、約1年4ヵ月ぶり高値圏へ急上昇)、③暗号資産に係る世界的な規制強化の思惑、④新型コロナウイルスの感染再拡大懸念(欧州圏を中心にリスクセンチメント悪化)、⑤オプション市場のダウンサイドを織り込む動き(リスクリバーサルは3ヶ月物までがBTCプットオーバーに転換)、

⑥国際通貨基金(IMF)によるネガティブな見解発表(エルサルバドルに対する2021年の4条協議結果の中で、「ビットコインを法定通貨として使用すべきでない」との見解を示すと共に、「ボラティリティの大きさに鑑みれば、法定通貨としての使用により、消費者保護や金融の安定性に大きなリスクが生じ、財政的な偶発債務も発生する」「ビットコイン関連法の適用範囲を狭め、新たな決済システムに対する規制および監督強化を推奨する」との見解発表)が重石となり、欧州時間朝方にかけて、安値637.1万円まで下落しました。しかし、11/19に記録した直近安値636.6万円をバックに下げ渋ると、米国勢参入後はショートカバー主導で持ち直し、本稿執筆時点(日本時間11/24午前4時45分現在)では、661.6万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は一時637.1万円まで下落するなど、11/19に記録した約1ヵ月ぶり安値636.6万円に迫りましたが、米国時間にかけて、ショートカバー主導で反発しました(636.6万円トライに失敗したことでショートカバーが発生)。しかし、ローソク足が依然として主要チャートポイントの下側に位置していることや、10/20高値と11/10高値を結んだダブルトップのネックラインを下方ブレイクしていることなどを踏まえると、テクニカル的に見て、地合いは弱いと判断できます(心理的節目700.0万円に向かっては売り遅れた勢力による戻り売りが見込まれることから次第に上値が重くなると予想)。

ファンダメンタルズ的に見ても、①米長期金利上昇に伴うドル高圧力(米10年債利回りは約1ヵ月ぶり水準となる1.66%へ急上昇)や、②世界的な規制強化の思惑(米国や中国をはじめ世界各国で規制強化の方向性。IMFも規制および監督強化を推奨)、③買い材料出尽くしに伴うバブル相場の終了懸念(ビットコイン相場を押し上げてきたETF関連やインフレ関連の材料が賞味期限切れ→余程強いビットコイン買い材料が出てこない限り、しばらくはロングポジションのアンワインドの流れが継続する可能性あり)など、ビットコイン円相場の下落を連想させる材料が増えつつあります。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の短期的な下落をメインシナリオとして予想いたします(昨日止められた11/19安値636.6万円を再トライする展開を想定)。

本日の予想レンジ:620.0万円ー690.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、下落後に持ち直すも戻りは鈍い。ダウンサイドリスクに引き続き警戒

ビットコイン円日足

関連記事

ページトップへ戻る