ビットコイン円、軟調推移が継続中。米感謝祭中のフラッシュクラッシュに要警戒(11/25朝)

24日(水)のビットコイン円相場は上値の重い展開。

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ビットコイン円、軟調推移が継続中。米感謝祭中のフラッシュクラッシュに要警戒(11/25朝)

ビットコイン円、軟調推移が継続中。米感謝祭中のフラッシュクラッシュに要警戒

〇ビットコイン円米国時間にかけ645.2万円まで下落、650万円台での推移
〇米ドルの上昇、IMFによるエルサルバドルのビットコイン使用反対、各国の規制強化の動きが重石
〇ビットコイン円、ダブルトップのネックライン割込み投資家心理が悪化、安値圏での冴えない動き続く
〇ファンダメンタルズも米ドル高、世界的規制強化等の売り材料が目立つ半面、好材料は賞味期限切れ気味
〇本日は米感謝祭で市場参加者激減が見込まれ、低流動性の隙を突いた突発的な瞬間急落に要注意
〇本日の予想レンジ:610.0万円ー680.0万円

昨日の概況

24日(水)のビットコイン円相場は上値の重い展開。①対主要通貨で活発化するドル高圧力(米インフレ加速→米利上げ前倒し観測→米長期金利上昇→米ドル高→米ドルと逆相関性の強いビットコインに下押し圧力)や、②テクニカル的な地合いの弱さ(ダブルトップのネックライン割れ→投資家心理悪化)、③オプション市場のダウンサイドを織り込む動き(フロントエンドのリスクリバーサルが軒並みBTCプットオーバーに転換)、④国際通貨基金(IMF)による前日のネガティブな見解発表(IMFはエルサルバドルに対する4条協議結果の中で「ビットコインを法定通貨として使用すべきでない」「ビットコイン関連法の適用範囲を狭め、新たな決済システムに対する規制および監督強化を推奨」と発表)、

⑤米通貨監督庁(OCC)による「米銀は特定の暗号資産関連ビジネスを開始するにあたり、銀行監督当局から許可書を取得する必要がある」との解釈通知(暗号資産関連ビジネスへの参入ハードル上昇)、⑥インド政府による暗号資産正式禁止の思惑(インド政府は暗号資産規制法案の中で民間暗号資産の大半を正式に禁止する方針であると発表)などが重石となり、米国時間にかけて安値645.2万円まで下落しました。引けにかけて持ち直すも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間11/25午前4時45分現在)では、655.3万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は11/10に記録した史上最高値779.0万円をトップに反落に転じると、11/19にかけて約1ヵ月ぶり安値となる636.6万円まで下落しました。その後、11/21に685.0万円まで持ち直す場面も見られましたが、今週(11/22ー11/24)は再び640.0ー650.0万円付近へ反落するなど、安値圏での冴えない動きが続いております。10/20高値(774.3万円)と11/10高値(779.0万円)を頂点としたダブルトップのネックライン(662.0万円)を割り込んだことで、地合いの悪化(投資家心理の悪化)が鮮明となりつつあります。ファンダメンタルズ的に見ても、①米利上げ前倒し観測を背景とした強烈なドル高圧力(米ドルとビットコインは逆相関関係)や、②世界的な規制強化の思惑(米国や中国のみならずインドなど新興国でも規制強化の方向性を示唆)、

③ビットコインETF(機関投資家参入期待)や世界的なインフレ懸念(インフレヘッジ目的のビットコイン買い)といったこれまでビットコイン円相場を押し上げてきた定番材料の賞味期限切れ(ビットコイン買い材料としての影響力低下→新たな材料を模索)など、ビットコイン円相場の下落を連想させる材料が増えつつあります。特に本日は米感謝祭(サンクスギビングデー)で市場参加者の激減が見込まれることから、低流動性の隙を突いた突発的な瞬間急落(フラッシュクラッシュ)にも注意が必要でしょう。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の続落をメインシナリオとして予想いたします(一目均衡表雲下限が位置する603.7万円を試すシナリオを想定)。

本日の予想レンジ:610.0万円ー680.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、軟調推移が継続中。米感謝祭中のフラッシュクラッシュに要警戒

ビットコイン円日足

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