ビットコイン円、安値圏から持ち直す展開。但し、上値余地は限定的か(11/26朝)

25日(木)のビットコイン円相場は堅調な展開。

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ビットコイン円、安値圏から持ち直す展開。但し、上値余地は限定的か(11/26朝)

ビットコイン円、安値圏から持ち直す展開。但し、上値余地は限定的か

〇ビットコイン円、680万円台を回復
〇ドル高の一服、オーストラリア年金ファンドやモルガンスタンレーのビットコイン投資関連報道等が支持
〇ビットコイン円、656.5万円で下げ渋り、下値の堅さ確認
〇いっぽうでチャート形状悪く、ここからの上昇は容易でないか
〇ビットコイン円の短期的下落をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:640.0万円ー710.0万円

昨日の概況

25日(木)のビットコイン円相場は堅調な展開。アジア時間朝方に一時656.5万円まで下げ幅を広げるも、11/19安値636.6万円や11/23安値637.1万円をバックに下げ渋ると、①短期筋のショートカバーや、②ドル高圧力の一服(米感謝祭で市場参加者が激減する中、外国為替市場では前日まで一本調子で続いてきたドル高圧力が一服→米ドルと逆相関性の強いビットコインの支援材料)、③オーストラリアの年金ファンドであるRest Super(Retail Employees Superannuation Trust)による暗号資産への投資検討報道、④米モルガンスタンレーによるグレースケール社のビットコイン投資信託(GBTC)の大幅買い増し報道が支援材料となり、米国時間午後にかけて、高値684.9万円まで上昇しました。引けにかけて反落するも下値は堅く、本稿執筆時点(日本時間11/26午前5時10分現在)では、680.5万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は11/19安値(636.6万円)および11/23安値(637.1万円)をバックに下げ渋ると、昨日は、米感謝祭入りを背景とした市場参加者の激減も相俟って反発しました。636.0ー637.0万円付近で下値の堅さを確認できたことで、ひとまず短期筋のポジション調整(ショートカバー)が誘発された格好となっております。但し、上方に主要チャートポイント(一目均衡表基準線やボリンジャーミッドバンド等)を複数控えていること、依然として10/20高値(774.3万円)と11/10高値(779.0万円)を頂点としたダブルトップの形状が嫌気されていること(投資家心理を悪化させていること)、心理的節目700.0万円や60000ドルをバックに戻り売り圧力が見込まれていること等を踏まえると、ここからの更なる上昇は容易では無いと考えられます(上値余地は乏しい)。

また、ファンダメンタルズ的に見ても、米利上げ前倒し観測を背景としたドル高圧力(米ドルとビットコインは逆相関関係。昨日は米感謝祭でドル高圧力が一服しましたが、週明け以降は再びドル高トレンドに戻る可能性大。米ゴールドマンサックスはFRBが来年6月、9月、12月にそれぞれ25bpずつの利上げに踏み切るとの予想を発表)や、世界的な規制強化の思惑など、ビットコイン円相場の反落を連想させる材料が増えつつあります。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の下落を短期的なメインシナリオとして予想いたします(本日も米感謝祭翌日のブラックフライデーで市場参加者の激減が見込まれる為、低流動性の隙を突いたフラッシュクラッシュに引き続き警戒が必要でしょう)。

本日の予想レンジ:640.0万円ー710.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、安値圏から持ち直す展開。但し、上値余地は限定的か

ビットコイン円日足

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