ビットコインの禁止は不可能なのか?(21/11/26)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引はビットコインが上昇しての推移となっています。

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ビットコインの禁止は不可能なのか?(21/11/26)

ビットコインの禁止は不可能なのか?

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:58863.0ドル(+2.56%)
イーサリアム:4507.3ドル(+5.67%)
リップル:1.05119ドル(+2.40%)
ビットコインキャッシュ:620.8ドル(+3.85%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引はビットコインが上昇しての推移となっています。米国は感謝祭の祝日であり、株式市場・債券市場が休場となっています。ドルが小幅に下落しており、それがビットコインの下値を支える展開です。さらには下落に対する調整の動きも意識されており、買い戻しの動きが強まっています。その他のコインもしっかりとした動きとなっており、買いの流れが強まりました。

さて、インド政府が仮想通貨(暗号資産)規制法案を準備しているとの報道が流れています。29日に始まる次の会期で議会に提出される見通しとなっています。この法案の説明によると、『国内の民間暗号資産の全面禁止を目指すが、基本的な仮想通貨(暗号資産)技術とその利用を促進するために一定の例外を認める』としており、インド中銀による公式デジタル通貨導入の支援を提案しているようです。この法案に関してはまだ内容が確定していないようで、今後の展開に注目が集まりそうです。

こうした動きに対して、ビットコインを支持する人たちは政府が仮想通貨(暗号資産)へのアクセスを制限することは不可能との見方を示しています。ビットコインが法定通貨となったエルサルバドルにおいて、急速にインフラが発展していることなどを挙げ、禁止している国も仮想通貨(暗号資産)を受け入れて扱うことを余儀なくされるだろうと指摘しています。

仮想通貨(暗号資産)へのアクセスを制限・禁止するということは現状においては非常に困難であり、不可能であるという意見も頷けるところではあります。インターネットをすべて取り締まることにも等しいことであり、現実的な話ではないでしょう。しかし、ビットコインでの取引を制限・禁止するということであれば不可能なことではありません。インドのガルグ元財務長官は『仮想通貨(暗号資産)の通貨としてのユースケースがあるならばそれを禁止すべきだ』と述べており、インド政府もこの流れに沿った動きをしているのではないかと思われます。

現状において、ビットコインは大きく分けると通貨としての側面と金融商品としての側面を持っていると言えるでしょう。そして、この二つの側面を混同すべきではありません。ビットコインを通貨として用いることを禁止することと、ビットコインへのアクセスを制限・禁止することは意味合いが大きく異なります。その点は注意して対応すべきではないかと思います。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のバンドの-2σである54570ドル前後の水準と-1σである58050ドル前後の水準が意識されての動きが継続しています。レンジ圏での動きが続いていますが目先は底堅い動きであり、60000ドルや中心線である61520ドルも節目として意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直しての動きです。-1σを突破しての動きとなっており、このままバンドの中心線まで持ち直すかどうかに注目です。バンドの+2σがほぼ横ばい、-2σがじり安といった動きであり、やや上値の重さが意識される局面です。ただ、大きな動きにはなりにくいところであり、レンジ圏での動きが意識されそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが下値圏から持ち直し、上昇基調です。ゴールデンクロスからの上昇であり、このまま上昇基調を維持すればバンドの中心線まで持ち直す動きとなりそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を抜けてバンドの+2σをブレイクしての動きです。ただ、目先はやや抑えられており、このまま下落基調を強めるかどうかに注目が集まりそうです。バンド幅は拡大傾向であり、バンドウォークとなる可能性も十分にあるので、バンドの-2σの方向感に注意しながらの対応となりそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはゴールデンクロスからの上昇で高値圏に入っています。ただ、%Kは目先下落に転じており、このまま下落基調を維持して高値圏から転落するかどうかに注目です。%Dは高値圏での横ばいとなっており、まだ底堅い動きが意識されるところとなっています。%Kが高値圏での動きを維持した場合は買い優勢の流れが維持されてバンドウォークとなりやすくなるでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

70000ドル:心理的な節目
68990ドル:史上最高値
68470ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
64780ドル:2021年1-6月の高値
61520ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
60000ドル:心理的な節目
59390ドル:昨日の高値

58860ドル:現在値

57030ドル:昨日の安値
54570ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
28200ドル:2021年1-6月の安値

(注)上記の仮想通貨(暗号資産)の価格に関してましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

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