ビットコイン円、持ち直す動きが継続中。リスク回避ムードの後退が支援材料(11/30朝)

週末・週初のビットコイン円相場は安値圏から持ち直す展開。

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ビットコイン円、持ち直す動きが継続中。リスク回避ムードの後退が支援材料(11/30朝)

ビットコイン円、持ち直す動きが継続中。リスク回避ムードの後退が支援材料

〇ビットコイン円、オミクロン株への警戒感に日曜に606万円まで下落するも警戒感後退で持ち直し
〇米大統領の「パニックを起こすべきものではない」との発言もあって米国時間にかけ668.8万円まで急伸
〇テクニカルにはダブルトップ下放れが成立し、上方にレジスタンスも多く上伸余地乏しいか
〇オミクロン株警戒後退からのドル買い再開も重石
〇オミクロン株関連情報や米当局者発言、米主要株価指数や米長期金利の動向に神経質な展開が続きそう
〇本日の予想レンジ:630.0万円ー690.0万円

昨日の概況

週末・週初のビットコイン円相場は安値圏から持ち直す展開。①南アフリカで検出された新型コロナウイルス変異株(オミクロン株)への警戒感や、②上記①を背景とした世界的なリスクアセット暴落の流れ、③テクニカル的な地合いの弱さが重石となり、11/28(日)には、10/9以来、約1ヵ月半ぶり安値となる606.0万円まで急落しました。しかし、市場参加者に意識されていた一目均衡表雲上限(603.7万円)をバックに下げ渋ると、④短期筋のショートカバーや、⑤上記①に関する過度な警戒感の後退(週明け月曜日の金融市場は先週末金曜日のオーバーシュートから持ち直す展開。リスクアセットが全般的に反発した他、バイデン米大統領からも「オミクロン株は懸念すべきものだが、パニックを起こすべきものではない」との発言あり。リスク回避ムードの後退→リスクアセット反発→ビットコイン反発の波及経路)が支援材料となり、11/29(月)米国時間にかけて、高値668.8万円まで急伸しました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、本稿執筆時点(日本時間11/30午前5時30分現在)では、659.4万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は11/10に記録した史上最高値779.0万円をトップに反落に転じると、11/28に一時606.0万円(10/9以来の安値圏)まで下げ幅を広げるも、昨日は一転して668.8万円まで持ち直す動きとなりました。但し、10/20高値と11/10高値を起点としたダブルトップの下放れが成立していることや、上方に一目均衡表雲上限などの主要レジスタンスポイントを控えていること等を踏まえると、ここからの続伸余地は乏しいと判断できます(対円の心理的節目700.0万円や、対ドルの心理的節目60000ドル≒681.0万円に近付くにつれて戻り売り圧力が強まる見込み)。ファンダメンタルズ的に見ても、世界的な規制強化の思惑(米国や中国のみならず、インドなどの新興国でも暗号資産に係る規制強化の可能性が高まりつつある)や、米利上げ前倒し観測を背景としたドル高圧力

(米ドルとビットコインは逆相関関係。オミクロン株に係るネガティブヘッドラインの影響でここ数日は米金利低下→米ドル売りの流れが強まりましたが、今週はオミクロン株の影響の見極めフェーズに入っているため、過度な悲観論が後退するシナリオを想定)が重石になると見られ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想いたします。尚、本日は、日本時間24:00に予定されているパウエルFRB議長とイエレン財務長官の上院銀行委員会証言や、24:30のニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁発言、27:00のクラリダFRB副議長およびクリーブランド連銀メスター総裁発言などの米当局者発言に注目が集まります。米当局者がオミクロン株のヘッドラインを受けても尚金融政策の先行きに対する見方を変えない場合(米テーパリングペース加速+米利上げ前倒し観測の方向性を変えない場合)、米長期金利再上昇→米ドル高→ビットコイン下落の波及経路が再開する恐れがある為、本日はオミクロン株のヘッドラインや米当局者発言、米主要株価指数や米長期金利の動向に揺さぶられる神経質な展開が続きそうです。

本日の予想レンジ:630.0万円ー690.0万円

注:ポイント要約は編集部

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