ビットコイン 修正の動きが強まる(21/11/30)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引はビットコインが大幅に持ち直す動きとなっています。

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ビットコイン 修正の動きが強まる(21/11/30)

ビットコイン 修正の動きが強まる

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:58093.6ドル(+5.75%)
イーサリアム:4414.4ドル(+6.67%)
リップル:0.98879ドル(+6.20%)
ビットコインキャッシュ:570.5ドル(+3.03%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引はビットコインが大幅に持ち直す動きとなっています。一時、先週末の急落水準をほぼ回復する展開となるなど、買い戻しの動きが強まっています。その他のコインも大幅に持ち直す動きとなっており、急落に対する修正の動きが強まりました。米国株式市場などでも急激な買い戻しの動きが見られており、NASDAQが全戻しとなっています。

今回の『オミクロンショック』とも言うべき急落とその後の戻りですが、パウエルFRB議長はインフレや雇用に対するリスクとなり得ると指摘しています。その一方で現状においてオミクロン患者はデルタ患者に比べて軽度といった報道もあり、今後の動向を慎重に見極める必要があるでしょう。バイデン大統領も懸念すべきだが、パニックの必要はないと述べており、実際はワクチンの効果もあってそこまで深刻な懸念とはならない可能性のほうが高いのではないかとみています。

ただ、感染拡大による経済への影響は軽視できないものとなる可能性はあるでしょう。日本では外国人の新規入国停止が発表されていますし、世界的にこういった動きが拡大する可能性もあるでしょう。バイデン大統領は経済封鎖やロックダウンは不要と述べていますが、これも今後の展開次第でしょう。また、欧州では感染が拡大しており、まだ予断を許さない状況となっています。

オミクロン株に対しては現状ではまだ情報が少なく、市場への影響がどうなるのかがわかりにくいところではあります。個人的には前述の通り深刻な懸念とはならない可能性が高いと考えていますが、それをもって相場が回復するといった流れとなるかどうかは不透明です。そもそも史上最高値からの下落局面はオミクロン株とは関係ないところで継続していたものであり、先行きに関しては依然として不透明ということができるでしょう。今日の動き次第では11月が陰線で引ける可能性もあるだけに注意したいところです。

現状はオミクロン株とは関係なく調整の動きが入りやすい局面ではないかと考えています。その一方で仮にオミクロン株による経済失速が強く意識された場合は下げのスピードの加速や下げ幅の拡大などが意識されるのではないかとみています。長期的に見れば下げてきたところは買い場となるとは考えていますが、現状ではまだ下値余地はあるのではないかと予想しています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のバンドの-2σである52730ドル前後の水準と中心線である59760ドル前後の水準で挟まれたレンジを動いています。中心線が60000ドルを割り込んでおり、上値の重さが意識されやすい状況となっています。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σと中心線で挟まれたレンジを動いています。目先は中心線を目指しての動きであり、中心線をブレイクすることができるかに注目です。バンドの中心線で抑えられた場合は再度バンドの-2σを目指す動きとなる可能性が高まるところです。ただ、-2σがじり高基調へと転じており、安値を更新しないといった動きとなる可能性もありそうで、そうなれば下落トレンドがひとまず終了といった見方となるでしょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがゴールデンクロスからの上昇となっています。下値圏から外れる動きであり、買い優勢の形です。上値余地も十分に残っており、バンドの中心線まで持ち直す可能性が高まっています。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σからを意識しての動きとなっています。一時調整の動きも見られましたが下値は堅く、すぐに持ち直しています。目先はバンドの+2σを意識しての動きとなってバンドウォークが展開されています。ただ、-2σはほぼ横ばいでの推移であり、バンド幅も比較的拡大している状況です。バンドの-2σの方向感次第ではありますが、一時的には調整の動きが入ってもおかしくはないでしょう。ただ、トレンドそのものは上向きであり、下値は堅そうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはゴールデンクロスからの上昇で目先は高値圏での推移です。一時下落に転じて高値圏から転落する動きとなりましたが、再度持ち直しての動きであり、底堅い動きが意識される局面です。%Kが高値圏での動きを維持することができるかがポイントですが、現状ではじり高基調となっており、まだ下値の堅さが意識されやすいところでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

70000ドル:心理的な節目
68990ドル:史上最高値
66790ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
64780ドル:2021年1-6月の高値
59760ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
60000ドル:心理的な節目
58860ドル:昨日の高値

58090ドル:現在値

56730ドル:昨日の安値
52730ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
28200ドル:2021年1-6月の安値

(注)上記の仮想通貨(暗号資産)の価格に関しましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

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