ビットコイン円、振れを伴いながらも方向感を見出し辛い展開。下落リスクに要警戒(12/1朝)

月末30日(火)のビットコイン円相場は振れを伴いながらも方向感を見出しづらい展開。

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ビットコイン円、振れを伴いながらも方向感を見出し辛い展開。下落リスクに要警戒(12/1朝)

昨日の概況

〇ビットコイン円、心理的節目60000ドル≒680.0万円をバックに伸び悩み633.8万円まで下落
〇その後は650万円を挟んで乱高下
〇テクニカルには、上方にチャートポイント多く、地合いの弱さを印象付けるチャート形状
〇ファンダメンタルズもオプションの価格下落を織り込む動き、オミクロン株の感染拡大等売り材料多い
〇ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:610.0万円ー680.0万円

月末30日(火)のビットコイン円相場は振れを伴いながらも方向感を見出しづらい展開。①南アフリカで検出された新型コロナウイルス変異株(オミクロン株)に対する過度な悲観論の後退や、②上記①を背景とした短期筋のショートカバー、③米マイクロストラテジー社による7002BTCの追加購入報道、④米Twitter社のジャック・ドーシーCEOの退任報道(市場では同氏がTwitter退任後に暗号資産に特化したビジネスを新規で立ち上げるのではないかとの期待あり)などが支援材料となり、前日29日(月)には、一時668.8万円まで上昇しました。

しかし、心理的節目60000ドル≒680.0万円をバックに伸び悩むと(戻り売り圧力が強まると)、⑤米モデルナ社のバンセルCEOによる「ワクチンのオミクロン株への効果はデルタ株と比べて低下する可能性がある」との発言や、⑥上記⑤を背景としたリスク回避ムードの再開(リスクアセット売り)が重石となり、30日(火)欧州時間朝方にかけては、一時633.8万円まで下落しました。もっとも、売り一巡後に下げ渋ると、その後は、米長期金利や米主要株価指数、米ドルの動きを睨みながら乱高下し(日本時間0時00分に667.5万円まで反発→日本時間2時00分に640.6万円まで反落)、本稿執筆時点(日本時間12/1午前4時30分現在)では、654.5万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は週明け11/29に一時668.8万円まで上値を伸ばすも、昨日11/30は再び633.8万円まで反落しました。上方に複数の主要レジスタンスポイントが並んでいる他(一目均衡表雲上限や転換線、心理的節目60000ドルや700万円など)、10/20高値と11/10高値を起点としたダブルトップの下放れも成立しており、テクニカル的に見て、地合いの弱さを印象付けるチャート形状となっております(反発局面ではやれやれ売りが殺到するため上値余地は限定的)。ファンダメンタルズ的に見ても、①オプション市場のダウンサイドを織り込む動き(リスクリバーサルが7daysから365daysまでの全テナーでBTCプットオーバーに転じている他、市場で最も注目されている2021年12月31日期日のオプションのMax Painも48000ドル≒543.6万円とダウンサイドを示唆)や、②世界的に広がるオミクロン株への警戒感(世界的なロックダウン再開に繋がれば、世界経済の減速懸念を通じて、暗号資産を含むリスクアセットに下押し圧力)、

③世界的な規制強化の思惑(米中のみならず、新興国でも暗号資産に係る規制強化の方向性が示唆。IMFも先週、ビットコイン関連法の適用範囲を狭め、新たな決済システムに対する規制および監督強化を推奨する旨発表)など、ビットコイン円相場のダウンサイドリスクを連想させる材料が増えつつあります。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想いたします(上値の重さを確認できたことで今週はダウンサイドリスクに要警戒。目先は一目均衡表雲下限が位置する603.7万円を試すシナリオを想定)。

本日の予想レンジ:610.0万円ー680.0万円

注:ポイント要約は編集部

昨日の概況

ビットコイン円日足

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