ビットコイン円、方向感に欠ける展開が継続中。ダウンサイドリスクに引き続き警戒(12/2朝)

1日(水)のビットコイン円相場は方向感に欠ける展開。

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ビットコイン円、方向感に欠ける展開が継続中。ダウンサイドリスクに引き続き警戒(12/2朝)

ビットコイン円、方向感に欠ける展開が継続中。ダウンサイドリスクに引き続き警戒

〇ビットコイン円方向感に欠ける展開、667.9万円まで上昇後米国時間午後にかけ643.9万円まで反落
〇直近3日間は概ね630.0ー670.0万円レンジで上下動を繰り返す展開
〇但し、上方向に複数のレジスタンスポイント並び、上値余地は限定的か
〇オミクロン株に関するヘッドラインや米当局者発言、米株および米金利の動向に要注意
〇本日の予想レンジ:620.0万円ー690.0万円

昨日の概況

1日(水)のビットコイン円相場は方向感に欠ける展開。①米投資会社スカイブリッジが暗号資産関連のエクスポージャーを7ー9月期に約150%増やしたとの報道(同ファンドを率いるスカラムッチ氏はビットコイン価格が最終的に50万ドルに達すると言及)や、②米フィデリティ社によるビットコイン現物ETFのローンチ計画(同社はFidelity Advantage Bitcoin ETFをトロント証券取引所で上場予定)が支援材料となり、米国時間にかけて、高値667.9万円まで上昇しました。しかし、11/29高値668.8万円をバックに伸び悩むと、③上値の重さを嫌気した短期筋の見切り売り(668.0万円前後がここ数日間のレジスタンスとして機能)や、④南アフリカで検出された新型コロナウイルス変異株(オミクロン株)に対する警戒感、⑤米当局者によるタカ派的な発言(米テーパリングペースの加速観測)、⑥上記④⑤を背景とした投資家心理の悪化が重石となり、米国時間午後にかけて一時643.9万円まで反落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間12/1午前4時30分現在)では、650.4万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は振れを伴いながらも方向感に欠ける値動きが続いております(11/10に記録した史上最高値779.0万円をトップに反落に転じると、11/28に一時606.0万円まで急落するも、直近3日間は概ね630.0ー670.0万円レンジで上下動を繰り返す展開)。但し、①上方向に複数のレジスタンスポイントが並んでいること(ボリンジャーミッドバンドや21日移動平均線、一目均衡表基準線や雲上限、心理的節目700.0万円や60000ドルなど)や、②10/20高値と11/10高値を起点としたダブルトップが成立していること(ネックライン割れ)などを踏まえると、テクニカル的に見て、上値余地は限定的と考えられます(反発局面では戻り売りが殺到する可能性大)。

また、ファンダメンタルズ的に見ても、①世界的に広がるオミクロン株への警戒感(世界経済の減速懸念→リスクアセットに下押し圧力→ビットコイン下落の波及経路)や、②米当局者によるタカ派的な発言(米当局者は相次いで次回FOMCでテーパリングペースの加速について検討すると発言→米金利に上昇圧力→米ドル高→米ドルと逆相関性の強いビットコインに下押し圧力)、③暗号資産に係る世界的な規制強化の流れ、④オプション市場のダウンサイドを織り込む動き(リスクリバーサルは全ての年限でBTCプットオーバーが拡大。年末期日のオプションカットに向けて50000ドルを割り込む恐れ)など、ビットコイン円相場の下落を連想させる材料が増えつつあります。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場に対するベア見通しを維持いたします(オミクロン株に関するヘッドラインや米当局者発言、米株および米金利の動向に要注意)。

本日の予想レンジ:620.0万円ー690.0万円

注:ポイント要約は編集部

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ビットコイン円日足

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