ビットコイン円、週末の大暴落から持ち直すも戻りは鈍い。二番底形成に要警戒(12/7朝)

週末から週初(12/4ー12/6)にかけてビットコイン円相場は大幅下落。

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ビットコイン円、週末の大暴落から持ち直すも戻りは鈍い。二番底形成に要警戒(12/7朝)

ビットコイン円、週末の大暴落から持ち直すも戻りは鈍い。二番底形成に要警戒

〇ビットコイン円12/4アジア時間午後にかけ、約2ヵ月ぶり安値となる486.8万円まで暴落
〇オミクロン株の感染拡大懸念、米テーパリング加速観測が重石
〇その後は自律反発、エルサルバドルのBTC追加購入等で559万円前後まで持ち直す
〇ビットコイン円、転換線や雲下限、90日移動平均線や200日移動平均線を下抜け地合い弱い
〇ビットコイン円相場の二番底形成をメインシナリオとして予想、直近安値433.0万円を試すか
〇本日の予想レンジ:520.0万円ー590.0万円

昨日の概況

週末から週初(12/4ー12/6)にかけてビットコイン円相場は大幅下落。①新型コロナウイルス変異株(オミクロン株)の世界的な感染拡大懸念(米国や日本など世界中で感染者発見)や、②米連邦準備理事会(FRB)によるテーパリングの加速観測(ブラックアウト期間入り直前となる先週は、パウエルFRB議長やNY連銀ウイリアムズ総裁のみならず、サンフランシスコ連銀デイリー総裁、クオールズFRB理事、アトランタ連銀ボスティック総裁、セントルイス連銀ブラード総裁などからもタカ派的な発言が相次ぐ結果)、③上記①②を背景としたグローバルなリスクオフ再燃(リスクアセット暴落→ビットコインを含む暗号資産にも強烈な下押し圧力)、④対円の心理的節目600万円や500万円、対ドルの心理的節目50000ドルを割り込んだことに伴う短期筋のロスカットが重石となり、12/4アジア時間午後にかけて、10/1以来、約2ヵ月ぶり安値となる486.8万円まで暴落しました。その後は、⑤短期間で下落した反動(自律反発)や、

⑥エルサルバドルのブケレ大統領による150BTCの追加購入報道などを背景に、翌12/5に一時563.4万円まで持ち直す場面も見られましたが、買い一巡後に伸び悩むと、12/6海外時間にかけては再び下落。⑦オプション市場のダウンサイドを織り込む動きや、⑧テクニカル的な地合いの弱さ、⑨12/8に予定されているコインベースを含む暗号資産関連業者8社幹部らによる米議会証言への警戒感、⑩国際決済銀行(BIS)による「分散型金融(DeFi)の拡大は金融の安定を損ねる可能性があり一段の防護措置が必要」との見解発表(四半期報告)が重石となり、本稿執筆時点(日本時間12/7午前4時45分現在)では、559.0万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は、11/29ー12/1にかけて3日連続で668.0万円前後のレジスタンスに続伸を阻まれると、週末12/4にかけて、約2ヵ月ぶり安値となる486.8万円まで急落しました。この間、一目均衡表転換線や雲下限、90日移動平均線(EMA+SMA)や200日移動平均線(EMA)を下抜けした他、強い売りシグナルを示唆する三役逆転も成立(ローソク足が一目均衡表雲下限を下抜けしたことで、既に達成していた転換線の基準線下抜け、遅行線の26日前のローソク足下抜けと併せて三役逆転が成立)するなど、テクニカル的に見て、地合いの弱さを決定付けるチャート形状となっております。ひとまず200日移動平均線(SMA)に下支えされる形で持ち直しましたが、一巡後の再反落に警戒が必要と考えられます(アップサイドには売り遅れたロング勢によるやれやれ売りが大量に待ち構えている為、上値余地は乏しい)。

ビットコイン円、週末の大暴落から持ち直すも戻りは鈍い。二番底形成に要警戒

ファンダメンタルズ的に見ても、①オミクロン株を巡る警戒感の高まりや、②米当局者による相次ぐタカ派発言、③暗号資産に係る規制強化の思惑、④オプション市場のダウンサイドを織り込む動き(リスクリバーサルがBTCプットオーバーに拡大中)など、ビットコイン円相場の更なる下落を連想させる材料が増えつつあります。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の二番底形成をメインシナリオとして予想いたします(目先は9/21に記録した直近安値433.0万円を試すシナリオを想定)。

本日の予想レンジ:520.0万円ー590.0万円

注:ポイント要約は編集部

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