投資家の新規流入(21/12/8)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引はビットコインが持ち直し基調を継続し、50000ドル台での推移となりました。

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投資家の新規流入(21/12/8)

投資家の新規流入

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:50414.5ドル(+3.15%)
イーサリアム:4199.39ドル(+1.82%)
リップル:0.81248ドル(+2.45%)
ビットコインキャッシュ:472.6ドル(+1.22%)

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引はビットコインが持ち直し基調を継続し、50000ドル台での推移となりました。米株の大幅続伸などを眺めて買い意欲が維持される展開となっています。その他のコインも上昇しており、急落局面から一息ついたといったところとなっています。ここから上昇基調を維持することができるかに注目が集まりそうですが、大幅下落で買いやすい水準になったとの見方はありそうです。

さて、デジタル資産運用会社のグレースケール・インベストメンツが1000人を対象とした調査を行ったところによると、現在のビットコイン投資家の半分余りがここ1年間に投資を開始しているとの結果が出たようです。非代替性トークン(NFT)のような補助的な商品でさえも人気が高まっているようで、現状の仮想通貨(暗号資産)市場に対する関心の高さをうかがわせる結果であり、今後も新規の投資家の参入が期待できるのではないでしょうか。

この調査において『ビットコイン価格が上昇し続けているため、投資家がその存在を無視することは一段と難しくなっている』と指摘しています。これは確かに事実かと思われます。投資家の関心が高まることでビットコインに対する需要も確実に伸びてきているところではないでしょうか。そうした状況下でビットコイン現物のETFなどの金融商品が承認され開発が進んでいけば、仮想通貨(暗号資産)市場への資金流入が加速していくことになる可能性が高まるでしょう。

その一方で、新規の参加者が増えることで生じる懸念もあります。それは、参加のタイミングによってはかなり大きな損失を抱えている可能性もあるということです。ビットコイン投資家は長期保有を志向する傾向にあると言われていますが、値動きがかなり大きいため、仮にレバレッジ取引を行っていた場合、強制的に決済ということも起こり得るでしょう。直近の急落時にはそういった動きも見られています。

ビットコインは今年に入り、これまでとは違うレベルでの値動きとなっています。確かに目先は急落していますが、それでも2021年の寄り付きは30000ドルを割り込む水準であり、その時から買っていれば20000ドル以上上昇していることになります。ただ、逆に史上最高値からも20000ドル近く下げているわけで、タイミングをしっかりと見極めないと、新規に参入してもすぐに撤退を余儀なくされるといったことが起こり得るでしょう。

現状の価格変動を考えると新規の参入者、特にレバレッジ取引を行う場合、長期保有がやや難しくなっているのではないかと思われます。もちろん、うまいタイミングで買いを入れて利益を伸ばすというのが投資の鉄則ではありますが、ここまで乱高下すると塩漬けを強いられて身動きが取れなくなるということも考えられます。となると、直近でも見られた強制決済による急落といった動きはこれからも散見されるのではないかと懸念するところではあります。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のバンドの-2σである49140ドル前後の水準から持ち直して中心線である55540ドル前後の水準を目指す形となっています。50000ドルを突破しての動きではありますが、50000ドルをしっかりと維持することができるかがまずはポイントとなりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直しての動きです。このままバンドの中心線まで上昇することができるかに注目です。バンドの±2σは下落基調となっており、トレンドそのものが下向きです。バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくいものの、上値の重さが意識されやすいところであり、一時的に持ち直しても再度バンドの-2σまで下落といった動きになりやすい形ということができそうです。

またストキャスティクスを見ると、%Kが持ち直し基調一服となってじり安となる一方、%Dがじり高基調となっています。流れとしてはまだ底堅い動きが意識されそうですが、%Kの方向感には注意が必要でしょう。いずれも伸びを欠く展開であり、ここから下落基調を強めるといった動きも頭の片隅には入れておいたほうが良いかもしれません。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直し、上値の重い場面もありましたが、バンドの中心線を抜けてバンドの+2σまで上昇しての推移となっています。ただ、バンドの+2σをブレイクすることはできずに目先抑えられています。バンドの±2σはじり高基調であり、底堅い動きは意識されるところですが、レンジ圏での動きが意識されやすいのではないかとみています。ただ、バンド幅は狭いので、動き出したら大きなものとなる可能性はありそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがデットクロスからの下落となっています。%Kは高値圏から転落しており、%Dもそろそろ高値圏から外れてきそうです。売り優勢の流れであり、このまま下落基調を維持した場合はバンドの中心線まで下落といった動きとなるでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

68990ドル:史上最高値
64780ドル:2021年1-6月の高値
61950ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
60000ドル:心理的な節目
55540ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
51920ドル:昨日の高値

50410ドル:現在値

50200ドル:昨日の安値
50000ドル:心理的な節目
49140ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
28200ドル:2021年1-6月の安

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