ビットコイン円、軟調推移が継続中。週末にかけての二番底形成リスクに要警戒(12/10朝)

9日(木)のビットコイン円相場は軟調推移。

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ビットコイン円、軟調推移が継続中。週末にかけての二番底形成リスクに要警戒(12/10朝)

ビットコイン円、軟調推移が継続中。週末にかけての二番底形成リスクに要警戒

〇ビットコイン円、米国時間に540.4万円まで下落
〇短期筋の見切り売り、テクニカルの地合いの弱さ、各国規制強化の動き等が背景
〇テクニカルには21日移動平均線と90日移動平均線のデッドクロスが実現する等地合い悪化
〇米テーパリング加速観測からのドル高圧力、各国当局の規制強化の動き等下落材料多い
〇ビットコイン円の更なる下落を予想、200日移動平均線が位置する519.8万円が下値目途
〇本日の予想レンジ:500.0万円ー575.0万円

昨日の概況

9日(木)のビットコイン円相場は軟調推移。①上値の重さを嫌気した短期筋の見切り売り(心理的節目600.0万円に届かず反落)や、②テクニカル的な地合いの弱さ(強い売りシグナルを示唆する三役逆転)、③米テーパリングの加速観測を背景としたドル高圧力(米ドルと逆相関性の強いビットコインに下押し圧力)、④英金融行動監視機構(FCA)ラティ長官による「暗号資産投資から生じる損失は補償制度の対象外」とのネガティブ発言、⑤ナティクシス・インベストメント・マネージャーズによる「機関投資家は2022年に暗号資産が大きく調整すると予想している」との調査結果発表、⑥世界的な規制強化の思惑(各国中銀が来年以降一斉に規制強化へ動き出すとの警戒感)が重石となり、米国時間午後にかけて、安値540.4万円まで下落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間12/10午前4時40分現在)では、544.0万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は、12/7に記録した高値590.0万円をトップに反落に転じると、昨日は一時540.4万円まで下落しました。上方に強力なレジスタンスとして意識される心理的節目600.0万円や一目均衡表雲下限が控えている事、強い売りシグナルを示唆する三役逆転やダウ理論の下落トレンドへの転換が成立していること、21日移動平均線と90日移動平均線のデッドクロスが実現したこと等を踏まえると、テクニカル的に見て地合いは弱いと判断できます。

ファンダメンタルズ的に見ても、①米テーパリングの加速観測や米利上げの前倒し観測(米金利上昇→リスクアセットに下押し圧力)、②上記①を背景としたドル高圧力(米ドルと逆相関性の強いビットコインに下押し圧力)、③暗号資産に係る規制強化の思惑(国際決済銀行や米ホワイトハウスは規制強化の必要性について言及。暗号資産に批判的なブラウン上院議員は、12/14に予定されている上院銀行委員会・公聴会が暗号資産規制・法制化の一歩になると言及)、⑤オプション市場のダウンサイドを織り込む動き(年末12/31のカットオフに向けて更なる下押しに警戒)、⑥機関投資家参入期待の後退(ナティクシス・インベストメント・マネージャーズによるネガティブな調査結果)など、ビットコイン円相場の続落リスクを連想させる材料が増えつつあります。

以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の更なる下落をメインシナリオとして予想いたします(週末にかけての2番底形成リスクに要警戒。まずは200日移動平均線が位置する519.8万円が下値目途。同水準を下方ブレイクできた場合は、12/4に記録した直近安値486.8万円が射程圏内に)。

本日の予想レンジ:500.0万円ー575.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、軟調推移が継続中。週末にかけての二番底形成リスクに要警戒

ビットコイン円日足

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