ビットコイン円、対ドルの節目5万ドルを割り込み急反落。続落リスクに要警戒(12/30朝)

29日(水)のビットコイン円相場は上値の重い展開。

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ビットコイン円、対ドルの節目5万ドルを割り込み急反落。続落リスクに要警戒(12/30朝)

ビットコイン円、対ドルの節目5万ドルを割り込み急反落。続落リスクに要警戒

〇ビットコイン円、米国時間朝方にかけて、安値536.5万円まで急落
〇600.0万円を突破出来なかったこと、対ドル50000ドルを割り込んだことに伴う大規模ロスカットが重石
〇ビットコイン円、12/27高値597.4万円をトップに反落、テクニカルの地合い悪化
〇200日移動平均線(534.0万円前後)を割り込めば、一気に下落する恐れ
〇ファンダメンタルズも納税目的の換金需要、12/31 17時のオプションカットへの警戒感等売り材料多い
〇ビットコイン円相場の二番底形成をメインシナリオとして予想
〇年末・年始にかけてのダウンサイドリスクに要警戒
〇本日の予想レンジ:480.0万円ー570.0万円

昨日の概況

29日(水)のビットコイン円相場は上値の重い展開。①対円の心理的節目600.0万円を突破出来なかったことに伴う失望感(12/27に一時597.4万円まで上値を伸ばすも、600.0万円に一歩と届かず失速→上値の重さを嫌気した見切り売りを誘発)や、②イランによるビットコインマイニングの一時停止報道(電力不足が背景)、③対ドルの節目50000ドルを割り込んだことに伴う大規模ロスカット、④年末にかけての換金需要(暗号資産から法定通貨への換金アノマリー)が重石となり、米国時間朝方にかけて、安値536.5万円(12/21以来の安値圏)まで急落しました。その後は、200日移動平均線をバックに下げ渋るも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間12/30午前4時55分現在)では、542.0万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は12/27に記録した高値597.4万円をトップに反落に転じると、昨日は一時536.5万円まで反落しました。この間、一目均衡表転換線や基準線を下抜けした他、ボリンジャーミッドバンドや21日移動平均線も下方ブレイクするなど、テクニカル的に見て、地合いの悪化を印象付けるチャート形状となりつつあります。昨日はひとまず200日移動平均線をバックに下げ渋りましたが、一巡後の反落リスクに警戒が必要でしょう(200日移動平均線が位置する534.0万円前後のサポート水準を割り込めば、ビットコイン円相場が一気に下落する恐れあり)。ファンダメンタルズ的に見ても、①納税額確定を目的とした法定通貨への換金需要)や、②オプション絡みの下押し圧力(12/31日本時間17時に到来する四半期末オプションカットへの警戒感)、③米金利の先高観(FRBは早ければ来年3月に利上げ開始→根強い米金利先高観→米ドル高→米ドルと逆相関性の強いビットコインに下押し圧力)、④暗号資産に係る規制強化リスク(先進国のみならず新興国でも規制強化の方向性を示唆→政府・中銀による同時規制強化の思惑→機関投資家による暗号資産投資への手控えムード)、

⑤新型コロナウイルス・オミクロン株の感染拡大懸念(特に欧州圏での拡大継続→リスクアセットへの下押し圧力)など、ビットコイン円相場の下落を想起させる材料が増えつつあります(特に上記③④⑤は2022年前半の暗号資産マーケットの動向を左右する注目材料)。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の二番底形成をメインシナリオとして予想いたします(200日移動平均線や心理的節目500.0万円を割り込めば、12/4に記録した約2ヵ月ぶり安値486.8万円まで一気に下落する可能性あり。年末・年始にかけてのダウンサイドリスクに要警戒)。

本日の予想レンジ:480.0万円ー570.0万円

注:ポイント要約は編集部

本年も1年間ありがとうございました。明日の本レポートは休載とさせていただき、次は1/4から再開いたします。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

ビットコイン円、対ドルの節目5万ドルを割り込み急反落。続落リスクに要警戒

ビットコイン円日足

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