干支と相場格言(1/4朝)

年末・年始のビットコイン円相場は冴えない動き。

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干支と相場格言(1/4朝)

干支と相場格言

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:46137.7ドル(-1.87%)
イーサリアム:3727.03ドル(-2.17%)
リップル:0.82980ドル(-2.68%)
ビットコインキャッシュ:434.1ドル(-2.47%)

【概況】

あけましておめでとうございます。2022年も仮想通貨羅針盤、大塚亮ともどもよろしくお願い申し上げます。

まずは昨日の仮想通貨(暗号資産)取引ですが、ビットコインが下落しての推移となっています。年末・年始にかけては全体的には大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まる流れとなっています。ただ、そうした中でやや上値の重さが意識される流れとなりました。米国株式市場は大きく上昇し、S&P500指数は史上最高値を更新する動きです。ただ、早期利上げ観測が強まる中で米国債利回りが大幅上昇となっており、それに伴いドルインデックスが上昇する展開となっています。こうした動きがビットコインの上値を抑える流れとなったのではないでしょうか。

さて、2022年の干支は『寅』であり、相場格言では『寅、千里を走る』と言われ、右肩上がりとなると言われています。しかし、日経平均株価などはここ8回の寅年で2勝6敗と大きく負け越しており、干支別で最下位となっています。そもそも2021年の干支は『丑』であり、相場格言では『つまずく』とされていましたが、市場はコロナウィルスによるつまずきが多少見られましたが、全体的には好調を維持した年ということができそうで、S&P500指数などは史上最高値を何度も更新する展開となったわけです。こうしてみると、干支の相場格言は話のネタとしては面白いものの、あまり信用するものでもないのかもしれません。

とはいえ、こういった相場格言は信じる人が多くなればその流れが発生するということもあります。相場は『美人投票』とも言われてますが、寅年に期待して買う人が多くなれば相場が上昇する可能性も高まるということです。これはテクニカル的なポイントにおいても言えることであり、例えば200日移動平均がなぜ節目になるかといえば、それを信じる人が多いからということになるわけです。それでは支えられる、もしくは抑えられるといった思惑がポイントを形成するというわけです。ただ、干支の相場格言に関してはここ最近のことを考えるとあまり期待しないほうが良いかもしれません。

年末年始にかけては様子見ムードが強まった仮想通貨(暗号資産)市場ですが、一部の仮想通貨(暗号資産)アナリストは1月第1週は過去4年間で7~36%のリターンがあったと指摘しており、期待感が高まっています。後ほどテクニカル分析でも述べますが、市場にはエネルギーが蓄積されているものと思われるため、動き出したら大きなものとなる可能性も十分にあります。買いの流れが強まるのか、売りの流れが強まるのかは定かではありませんが、レンジ圏での動きは長続きしないかもしれません。

こうした中で注目したいのはやはり中央銀行の動向であり、特に早期利上げ観測が強まるFRBの動きでしょう。昨日は米国債利回りが大幅上昇となり、ドル買い圧力が強まりましたが、こうした動きが継続するのかどうかがポイントとなりそうです。過剰流動性相場が終了ということになれば、投機的な資産に対する売り圧力が強まる可能性が高まり、ビットコインなどはその最たるものとして売られる流れとなるのではないでしょうか。逆に利上げに対する見方がそこまで強まらないということであれば、ドルの上昇も穏やかなものとなり、仮想通貨(暗号資産)市場に対する影響も限定的なものとなるでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインはバンドの-2σである44780ドル前後の水準と中心線である48130ドル前後の水準で挟まれたレンジを動いています。狭いレンジでの動きであり、上記二つの節目のうちどちらをブレイクするかで流れが変わってきそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線と-2σで挟まれたレンジを動いており、目先は中心線を意識しての動きから売り圧力が強まる展開となっています。このままバンドの-2σまで下落するかどうかに注目が集まります。また、バンド幅が狭い状況であり、市場にはエネルギーが蓄積されている局面です。バンドの+2σもしくは-2σでの動きとなった場合はバンドブレイクからバンドウォークといった動きに注意が必要となりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが下値圏からゴールデンクロスとなって上昇したものの、腰折れしての動きです。%Kは再度下値圏に入っており、%Dもじり安基調ながら下値圏に入る可能性が高まっています。上値の重い展開であり、このまま下値圏での推移となった場合は売り圧力が維持されることになりそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を挟んでの動きから売りの流れが強まる展開となり、バンドの-2σを意識しての動きとなっています。ここからバンドブレイクそしてバンドウォークとなるかどうかに注目です。ただ、現状はバンドの+2σが下落となっており、±2σが下落する展開となっています。トレンドとしては下向きですが、大きな動きにはなりにくいところであり、一時的には持ち直す可能性が高いのではないかとみています。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがデッドクロスからの下落となり、下値圏での推移となっています。ただ、%Kは底打ちから上昇となっており、このまま上昇基調を維持して下値圏から外れる動きとなった場合は持ち直し基調が意識される可能性はあるでしょう。ただ%Dが下落基調を維持しているため、上値の重さが意識されやすいところです。%Kが下値圏での動きを維持した場合は売り圧力が強まり、下値を拡大といった動きとなる可能性もあるでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

68990ドル:史上最高値・2021年7-12月の高値
60000ドル:心理的な節目
51480ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
50000ドル:心理的な節目
48130ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
47560ドル:昨日の高値

46140ドル:現在値

45700ドル:昨日の安値
44780ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
29310ドル:2021年7-12月の安値

(注)上記の仮想通貨(暗号資産)の価格に関しましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

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