ビットコイン円、膠着相場が継続中。オプション投げ売りはガンマロングの終焉を示唆(1/5朝)

4日(火)のビットコイン円相場は狭いレンジ内で方向感に欠ける展開。

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ビットコイン円、膠着相場が継続中。オプション投げ売りはガンマロングの終焉を示唆(1/5朝)

ビットコイン円、膠着相場が継続中。オプション投げ売りはガンマロングの終焉を示唆

〇ビットコイン円、527.7万円-551.4万円レンジで方向感に欠ける展開
〇オプション勢によるガンマロング操作が膠着の一因か
〇但し、オプションロング自体の損切でダウンサイドリスクが一気に高まる可能性がある点に留意が必要
〇テクニカル、ファンダメンタルズもビットコイン円相場の下落を連想させる材料が揃う
〇昨年12/4安値486.8万円を再トライするシナリオを想定
〇本日の予想レンジ:490.0万円ー560.0万円

昨日の概況

4日(火)のビットコイン円相場は狭いレンジ内で方向感に欠ける展開。アジア時間早朝にかけて、安値527.7万円まで下げ幅を広げるも、1/1に記録した直近安値525.7万円をバックに下げ渋ると、①株式市場の堅調推移(大発会の日経平均株価が前営業日比+510円超の急伸劇。欧米株もクリスマスラリーが継続中)や、②上記①を背景としたリスク選好ムード、③200日線より下側での逆張りフロー(足元の膠着商状はオプション勢によるガンマロング操作が一因。200日線の下側ではオプション勢によるデルタ買いが優勢)などが支援材料となり、米国時間にかけて、高値551.4万円まで上昇しました。もっとも、買い一巡後は失速し、本稿執筆時点(日本時間1/5午前5時00分現在)では、535.4万円前後まで反落する展開となっております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は狭いレンジ内での小動きが続いています。こうした動きの背景には、オプション勢によるガンマロング操作が一因として挙げられます。ビットコイン相場が下がれば、オプション勢によるデルタ買いが発生し、ビットコイン相場が上がれば、オプション勢によるデルタ売りが生じることから、ビットコイン相場が現在のように狭いレンジ内で収斂する結果に繋がります。事実、オプション市場で取引されている1ヶ月物インプライドボラティリティは昨年5月以来、約8ヵ月ぶり低水準となる66%台まで急落しており、現在のマーケットがガンマロングであることを示唆しています。

但し、ガンマロングの状態は、オプションロング勢によるオプションそのもののロスカット(ここ数日見られているようなオプションの投げ売り)によって、ポジショニングが一変する傾向(ガンマロングがガンマショートに転じる傾向)にある為、仮にビットコイン円相場が200日線をクリアに下放れし、心理的節目500.0万円を下抜ける場合などには、ダウンサイドリスクが一気に高まる可能性がある点に留意が必要でしょう(現在は嵐の前の静けさ。均衡状態が崩れると、ガンマショートエリアに突入し、パニック的な売りに繋がる恐れあり。当方はこのパターンをメインシナリオとして想定)。

テクニカル的に見ても、アップサイドから一目均衡表の分厚い雲が垂れ下がってくる他(上値余地は限定的)、ファンダメンタルズ的に見ても、米早期利上げ観測を背景としたドル高圧力(本日予定されている米FOMC議事要旨がタカ派的な内容となれば、米金利上昇→米ドル高→ビットコイン下落の波及経路を想定)など、ビットコイン円相場の下落を連想させる材料が揃っています。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の二番底形成をメインシナリオとして予想いたします(昨年12/4に記録した約2ヵ月ぶり安値486.8万円を再トライするシナリオを想定)。

本日の予想レンジ:490.0万円ー560.0万円

ビットコイン円、膠着相場が継続中。オプション投げ売りはガンマロングの終焉を示唆

ビットコイン円日足

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