大富豪の関心は仮想通貨(暗号資産)?(22/01/05)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引ですが、ビットコインが小幅に上昇しての推移となっています。

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大富豪の関心は仮想通貨(暗号資産)?(22/01/05)

大富豪の関心は仮想通貨(暗号資産)?

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:46261.7ドル(+0.76%)
イーサリアム:3816.23ドル(+2.40%)
リップル:0.82668ドル(+0.10%)
ビットコインキャッシュ:428.7ドル(-0.90%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引ですが、ビットコインが小幅に上昇しての推移となっています。その他のコインは小幅まちまちとなっており、全体的には大きな動きにはならずに様子見ムードが意識される展開となっています。米国株式市場は比較的大きな動きになっていますが、ドルの方向感が見えにくいものとなったことが意識されている可能性はありそうです。2022年の年初は狭いレンジでの動きが継続しており、流れの掴みにくい状況ということができそうです。

さて、ハンガリー出身の大富豪で米証券会社インタラクティブ・ブローカーズ・グループの創始者であるトーマス・ピタフィ氏が『資産の2-3%を仮想通貨(暗号資産)で保有することが賢明』と発言したことに注目が集まっています。ピタフィ氏は以前、ビットコインの先物が資本市場にもたらす脅威について警告していましたが、その後の展開から見方を変化させているようです。

ピタフィ氏は金などの実物の裏付けがない中央銀行券が奈落の底に落ちるような、万が一の事態に備えるために仮想通貨(暗号資産)を保有すべきといった指摘をしています。この考え方に関しては中央銀行券の代替として仮想通貨(暗号資産)を位置づけているように見えるため、その点に関しては疑問視しているところではありますが、分散投資の考え方からすると基本的には採用しても良い指摘ではないかと思っています。

そもそも『ドル』などの中央銀行券が奈落の底に落ちるということが実際問題としてあるのか、という点をしっかりと検討する必要があるかとは思いますが、そういった事態を想定しておくことは重要です。そして、中央銀行券に対する信認が低下した場合に仮想通貨(暗号資産)が上昇する可能性が高いことも事実です。ただ、仮にドルが下落するといった状況になれば、米株や金なども上昇することが考えられるため、どちらを選択するほうが良いのか、といったところも視野に入れて対応すべきでしょう。

ピタフィ氏のような大富豪であれば、様々な分野に投資をしているものと思われ、その運用先の一つとして仮想通貨(暗号資産)を取り入れるというのは特におかしなことではありません。しかし、そこまで手広くやっていない個人投資家などが仮想通貨(暗号資産)を選択する際はやはり投機的な動きが予想されるだけに注意すべきでしょう。

こういった発言は相場を大きく動かす可能性があるだけに注視する必要があることは事実ですが、実際にその考えを採用して投資を行うかどうかは人それぞれ状況が異なるだけに注意が必要でしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインはバンドの-2σである44620ドル前後の水準と中心線である48020ドル前後の水準で挟まれたレンジを動いています。狭いレンジでの動きが継続しており、方向感の見えにくいところです。狭いレンジでの動きであるだけに、バンドの中心線や-2σをブレイクした際は大きな動きとなる可能性もあるので、この二つの節目を意識しておきたいところでしょう。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線と-2σで挟まれたレンジを動いており、方向感の見えにくい展開が継続しています。バンドの±2σがじり安基調となっており、やや上値の重さが意識されるところですが、現状ではまだレンジ圏での動きが維持されやすい格好といえそうです。バンド幅は狭い状況であり、市場にはエネルギーが蓄積されているものと思われます。動き出したら大きなものとなる可能性があるので、その点は頭に入れての対応となりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが下落して下値圏に入る動きとなっています。%Kは勢いが落ちているとはいえ下落の流れを継続しており、上値の重い展開が継続しそうです。%Kが持ち直す動きとなるのかに注目が集まるところですが、現状ではまだ売り優勢の流れということができそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直す動きを見せたものの、中心線で抑えられて下落する展開となっています。目先は-2σで支えられており、レンジ圏での動きが意識される状況です。このまま上昇基調を維持して中心線まで上昇することができるかどうかに注目が集まります。レンジ圏での動きではあるものの、バンドの-2σは下落基調を強めており、ここからバンドブレイクとなった場合は下値を拡大する可能性が高まるので、その点は注意が必要でしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがデッドクロスからの下落となりましたが、%Kが持ち直し基調となっています。ただ、%Dは下落基調を維持しており、流れとしてはまだ上値の重さが意識される状況です。%Kがここから再度下落といった動きになった場合は売り圧力が強まりバンドの-2σをブレイクといった動きとなる可能性もあるので、%Kの方向感には注意しておきたいところでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

68990ドル:史上最高値・2021年7-12月の高値
60000ドル:心理的な節目
51410ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
50000ドル:心理的な節目
48020ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
47510ドル:昨日の高値

46260ドル:現在値

45600ドル:昨日の安値
44620ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
29310ドル:2021年7-12月の安値

(注)上記の仮想通貨(暗号資産)の価格に関しましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

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