ビットコイン円、約1ヵ月ぶり安値圏へ下げ幅拡大。200日線の下放れに成功(1/6朝)

5日(水)のビットコイン円相場は冴えない動き。

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ビットコイン円、約1ヵ月ぶり安値圏へ下げ幅拡大。200日線の下放れに成功(1/6朝)

ビットコイン円、約1ヵ月ぶり安値圏へ下げ幅拡大。200日線の下放れに成功

〇ビットコイン円、欧州時間に544.9万円まで上昇後、約1ヶ月ぶり安値509.6万円まで急落
〇FOMC議事要旨でのFRBのタカ派姿勢確認による米金利上昇とドル買い、株価下落等が背景
〇ビットコイン円テクニカルには200日線を下放れ三役逆転も成立
〇ファンダメンタルズも米金利上昇とドル高、世界的の規制強化等ビットコイン円の続落材料増える
〇ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:460.0万円ー540.0万円

昨日の概況

5日(水)のビットコイン円相場は冴えない動き。①米ドルインデックスの反落(前日の米ドル急騰の反動→米ドルと逆相関性の強いビットコインに上昇圧力)を背景に、欧州時間朝方にかけて、高値544.9万円まで上値を伸ばすも、一目均衡表転換線に続伸を阻まれると、②オプション勢による逆張りフロー(ガンマロングに伴うデルタ売却)や、③新型コロナウイルスの世界的な感染拡大懸念(重症化リスクが小さくても病床逼迫に繋がる恐れ)、④FOMC議事要旨のタカ派的な内容(高インフレへの対応に向けて、早期の利上げと保有資産全体の縮小が必要になる可能性)、

⑤米金利上昇に伴うドル買い圧力(米10年債利回りは、昨年10/21以来となる1.70%へ急上昇→米ドル買い→ビットコイン下落)、⑥200日移動平均線を下放れしたことに伴うロスカット(膠着商状からの下放れ警戒感)、⑦米SECによるNYDIG社のビットコインETF審査最終延期報道、⑧英当局による暗号資産関連広告の取り締まり強化報道などが重石となり、米国時間午後にかけて、昨年12/4以来、約1ヵ月ぶり安値となる509.6万円まで急落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間1/6午前5時35分現在)では、514.3万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は200日移動平均線をついに下放れし、約1ヵ月ぶり安値圏へと急落しました。昨日の記事(※以下リンクご参照)で示した通り、オプション勢によるロスカット(オプションの投げ売り)が、膠着相場脱却の引き金となった格好です(オプション市場のポジショニングがガンマロングからガンマショートに転換)。

※1/5記事「ビットコイン円、膠着相場が継続中。オプション投げ売りはガンマロングの終焉を示唆

アップサイドから一目均衡表の分厚い雲が垂れ下がってきている他(上値の重さを確認)、強い売りシグナルを示唆する三役逆転の成立や、ローソク足の200日線下放れなど、テクニカル的に見て、地合いの悪化を印象付けるチャート形状となりつつあります。ファンダメンタルズ的に見ても、米FRBによるタカ派スタンスの明確化(昨日発表された米FOMC議事要旨を受けて早期利上げ観測が一段と高まる展開→米金利上昇・米ドル高の流れはビットコインの重石)や、世界的な規制強化の方向性(2022年は主要国のみならず新興国も含めて暗号資産に係る規制が強化される可能性あり。昨日も英当局より暗号資産関連広告への取り締まり強化の報道あり)など、ビットコイン円相場の続落を意識させる材料が増えつつあります。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想いたします(昨年12/4に記録した約2ヵ月ぶり安値486.8万円を下抜けられれば、短期筋およびオプション勢のストップSELLを通じてビットコイン円相場が急落する恐れあり)。

本日の予想レンジ:460.0万円ー540.0万円

ビットコイン円、約1ヵ月ぶり安値圏へ下げ幅拡大。200日線の下放れに成功

ビットコイン円日足

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