オミクロン株と仮想通貨(暗号資産)(22/01/07)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが続落しての推移となっています。

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オミクロン株と仮想通貨(暗号資産)(22/01/07)

オミクロン株と仮想通貨(暗号資産)

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:43198.2ドル(-1.71%)
イーサリアム:3424.62ドル(-4.71%)
リップル:0.78147ドル(-0.89%)
ビットコインキャッシュ:399.8ドル(-1.65%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが続落しての推移となっています。昨日の急落局面からは持ち直しての動きも見られていますが、米株の軟調や米国債利回りの底堅い動き、ドルの堅調などが意識されて上値を抑えられる格好となっています。その他のコインも下落しており、売り優勢の流れが意識されています。米国の経済指標が予想よりも悪かったことに加え、ブラード・セントルイス連銀総裁の発言なども警戒される局面となっています。

さて、今回は世界的に流行しているコロナウィルスのオミクロン株と仮想通貨(暗号資産)に関して考えてみたいと思います。オミクロン株に関してはまだはっきりしない点も多いため判断が難しいところではありますが、現状においては感染力は高いものの重症化リスクは高くないのではないかといったところではないかと思われます。南ア医学研究審議会が発表したところによると、オミクロン株を主流とする感染拡大期での『超過死亡』がそれまでの変異株による感染拡大期を大きく下回る水準で頭打ちになった、としています。

もちろん、全米でオミクロン株の感染が急拡大し、病院圧迫といったニュースも入っており、予断を許さないところであることは事実です。ただ、ワクチン接種が進む中、これまでと比べれば大きな問題にはならないといった楽観的な見方もあります。これに関しては私も専門家ではないのでわかりかねるところではありますが、少なくとも市場はオミクロン株の感染拡大を警戒しているといった雰囲気は薄いように感じられるところです。

仮にオミクロン株がそこまで深刻な影響を与えないとするならば、市場もこれまで以上に落ち着いてくることが考えられます。そうなれば、仮想通貨(暗号資産)市場にもポジティブな動きが見られるようになるのではないでしょうか。ただ、仮想通貨(暗号資産)に関してはこれまでの通貨と違いコロナウィルスの媒体とならないといったメリットが語られていました。そういったメリットが失われるわけではありませんが、通貨としての利用という点では若干後退することになるでしょう。とはいえ、個人的にはそもそも通貨としての役割が低下している状況で、こういった問題はあまり意識されないとは思っています。

そう考えると、オミクロン株に対する懸念が後退した場合は株式市場の上昇などが見られそうですが、それ以上に注目したいところとして世界的な物流の改善がどの程度のスピードで進むのかといったところになるでしょう。これはインフレの問題ともかかわってくるだけに重要といえそうです。インフレに関してはドイツの消費者物価指数が市場予想を上回ったものの、前回の数値を下回っており、市場に安心感をもたらす状況となっています。とはいえ、依然としてかなり高水準ですので警戒は怠ることができないといったところではあります。

【ビットコイン節目】

ビットコインはバンドの-2σである43230ドル前後の水準と中心線である47640ドル前後の水準で挟まれたレンジを動いていましたが、ここにきてバンドの-2σをブレイクする動きが展開されており、このまま下値を拡大するかどうかに注目が集まります。バンドウォークとなった場合は40000ドルなども意識されそうで、注意が必要です。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σをブレイクしての動きであり、ここからバンドウォークとなるかどうかに注目です。バンドの+2σの上昇の勢いが強まってきており、バンド幅の拡大を伴っているだけにバンドウォークとなる可能性は十分にあるでしょう。そうなれば一気に下値を拡大する展開も頭に入れての対応となりそうです。バンドの+2σの方向感がポイントとなるので、その動きには注意を払っておきたいところです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが下値圏での動きを継続しています。%Kが一時持ち直す動きを見せましたが、再度下落基調となっており、%K、%Dともに下年圏でのじり安基調です。上値の重さが意識される中で売り優勢の局面となっており、バンドウォークの可能性を高めています。%Kが持ち直すかどうかに注目しながらの展開となりそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σをバンドブレイクしてそのままバンドウォークとなって下値を拡大していましたが、目先は小幅に持ち直す動きとなっています。ただ、バンドの±2σが下落する流れであり、トレンドそのものは下向きです。一時的に押し戻す動きとなっていますが、上値の重さが意識される局面であり、戻り売り優勢の局面ということができそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dが下値圏での推移となっています。小幅に持ち直しての動きですが、%Kは腰折れしており上値の重さが意識される局面です。%Kが再度持ち直して下値圏から外れる動きとなるかどうかが目先のポイントとなりそうで、仮に下値圏での動きを維持した場合は再度下落してバンドの-2σを目指す形になりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

68990ドル:史上最高値・2021年7-12月の高値
60000ドル:心理的な節目
52040ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
50000ドル:心理的な節目
47640ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
43770ドル:昨日の高値
43230ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準

43200ドル:現在値

42480ドル:昨日の安値
29310ドル:2021年7-12月の安値

(注)上記の仮想通貨(暗号資産)の価格に関しましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

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