ビットコイン円、心理的節目500万円を維持出来ず反落。続落リスクに要警戒(1/14朝)

13日(木)のビットコイン円相場は反落。

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ビットコイン円、心理的節目500万円を維持出来ず反落。続落リスクに要警戒(1/14朝)

ビットコイン円、心理的節目500万円を維持出来ず反落。続落リスクに要警戒

○ビットコイン円、一目均衡表転換線に続伸を阻まれる形で安値486.3万円まで反落
○上値の重さを嫌気した短期筋の見切り売り・利食い売りなどが重石
○主要レジスタンスポイントが複数控えていることなど、テクニカル的に見て弱い地合い
○ファンダメンタルズもハッシュレート不安定化や規制強化発動リスクなど、ダウンサイドリスクの材料増
○ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想
○本日の予想レンジ:450.0万円ー510.0万円

昨日の概況

13日(木)のビットコイン円相場は反落。①前日発表された米12月消費者物価指数が市場予想の範囲内に収まったこと(安堵感からインフレ加速への過度な警戒感が後退)や、②上記①を背景とした米長期金利の急低下(米金利低下→米ドル下落→米ドルと逆相関性の強いビットコインに上昇圧力)、③心理的節目500.0万円を突破したことに伴う短期筋のショートカバー、④株式市場の持ち直し(投資家心理改善→リスクアセット上昇)などが支援材料となり、米国時間朝方にかけて、高値507.5万円まで上昇しました。しかし、前日高値508.1万円や、一目均衡表転換線に続伸を阻まれ反落に転じると、⑤上値の重さを嫌気した短期筋の見切り売り・利食い売りや、⑥フィラデルフィア連銀ハーカー総裁によるタカ派的な発言(年4回の利上げが促される可能性もある)、⑦上記⑥を背景とした米早期利上げ観測の高まりなどが重石となり、米国時間午後にかけて、安値486.3万円まで反落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間1/14午前4時45分現在)では、486.9万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は一目均衡表転換線に続伸を阻まれる形で反落に転じました。1/10を起点に始まったショートカバーの動きに一服感が見えつつあります。①アップサイドに一目均衡表転換線や基準線といった主要レジスタンスポイントが複数控えていること、②心理的節目500.0万円の大台を維持できなかったこと、③強い売りシグナルを示唆する三役逆転が継続していること、④ダウ理論の下落トレンドが成立していること(昨年12/27に記録した高値597.4万円を上抜けしない限り下落トレンド継続中)、⑤市場参加者に意識されている50日線(557.0万円)と200日線(543.0万円)のデッドクロスが射程圏内に入りつつあること等を踏まえると、テクニカル的に見て地合いは弱いと判断できます。

ファンダメンタルズ的に見ても、①ハッシュレートの不安定化(カザフスタンを巡る政情不安の継続)や、②暗号資産に係る規制強化の発動リスク(2022年は政治年となる為、政府・中銀による暗号資産規制が強化される可能性あり。直近では米国や香港などで規制強化の方向性が示唆)、③米FRBによるタカ派転換(今週はリッチモンド連銀バーキン総裁やクリーブランド連銀メスター総裁、アトランタ連銀ボスティック総裁、カンザスシティ連銀ジョージ総裁、フィラデルフィア連銀ハーカー総裁など複数の米FRB当局者より「3月利上げの可能性」を示唆するタカ派的な発言が相次ぐ)など、ビットコイン円相場のダウンサイドリスクを意識させる材料が増えつつあります。

以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想いたします。尚、本日17時はオプション市場のweeklyカットオフ日となるため、カットオフ前後の需給変化(ダウンサイドがショートガンマになり易い構造)に注意が必要でしょう(ショートカバーが一巡した為、ここからは再び1/10に記録した直近安値458.5万円を試すシナリオを想定)。

本日の予想レンジ:450.0万円ー510.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、心理的節目500万円を維持出来ず反落。続落リスクに要警戒

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