米国でのビットコイン保有者(2022/01/14)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移となっています。

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米国でのビットコイン保有者(2022/01/14)

米国でのビットコイン保有者

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:42734.3ドル(-2.44%)
イーサリアム:3271.57ドル(-3.20%)
リップル:0.76787ドル(-3.93%)
ビットコインキャッシュ:379.8ドル(-0.89%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移となっています。米株が軟調地合いとなったことなどを背景に売りの流れが強まる展開となっています。米国債利回りが大きく低下し、ドルの上値が抑えられたことは好感されるところですが、市場全体にはリスク回避的な動きが意識される状況であり、ビットコインもつれ安となる展開となっています。その他のコインも売り優勢の流れであり、下値を拡大する展開となりました。

さて、2022年の仮想通貨(暗号資産)市場のスタートは冴えない展開となっていますが、強気派は依然として今後の展開に対して楽観的な見方をしているようです。エーデルマン・ファイナンシャル・エンジンの創業者であるリック・エーデルマン氏は2022年末までに米国人の1/3がビットコインを保有するようになるだろうと予想しています。現状は24%が保有しているようですが、そこから10%程度の増加は確かに難しいことではないとの主張も理解できるところです。2021年は機関投資家の参入が加速した1年となりましたが、それに伴い注目度も上がっています。特にこれまで株式などに投資をしていた投資家にとって、仮想通貨(暗号資産)への投資のハードルは格段に下がってきているのではないかと思われます。

ビットコインの保有者が増えることは市場にとっては望ましいことであり、価格の下支え要因となる可能性はあるでしょう。ただ、詐欺なども横行しそうで、その点は注意が必要ではないかと思われます。また、個人投資家が増えることで当局の警戒感も高まりそうで、規制の動きが加速する可能性は高そうです。

個人への普及が進めば通貨として用いる例が増える可能性もあるでしょう。通貨としての側面が強まれば、さらに普及が拡大といった流れとなり、スパイラル的にビットコインの保有者が増えるということも考えられなくもないでしょう。とはいえ、そういった動きになる可能性は個人的には低いと考えています。ここまで投機性の高いものを通貨として用いるのはリスクが高いでしょうし、長期保有を考えている投資家が現状では多いことを考えると、通貨として用いるという意欲は高まらないのではないかと思われます。

いずれにせよ、市場への参加者が増えることは良いことです。それによりこれまでのような急激な価格変動が少しでも抑えられるようになれば、金融商品としての魅力も高まってくるのではないでしょうか。もちろん、ボラティリティが極端に小さくなってしまうと投資先として敬遠されることにもなりますが、現状においてはまだそういった懸念は必要ないでしょう。注目が高まっている状況であるだけに、市場参加者がどの程度増加していくのかに期待したいところではあります。

【ビットコイン節目】

ビットコインはバンドの-2σである39440ドル前後の水準で支えられて持ち直し、中心線である45470ドル前後の水準を目指す動きとなっています。ただ、昨日の下落で再度バンドの-2σや40000ドルを意識した動きとなっていく可能性があるだけに注意が必要でしょう。価格としては上記の3つが節目として意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直し基調となっていましたが、中心線に届く前に下落に転じています。このまま下落基調を維持した場合はバンドの-2σまで下落する可能性が高まるだけに注意が必要でしょう。バンドの±2σが下落する流れであり、トレンドそのものが下向きです。再度-2σまで下落する可能性は十分にあるので、警戒感が高まる局面と言えそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがゴールデンクロスからの上昇となっていましたが、%Kが腰折れからの下落となっています。このまま下落基調を維持するのかどうかに注目です。%Dは上昇基調を維持していますが、やや上昇の勢いが落ちています。仮に%Dが腰折れから下落となれば売り圧力が強まりバンドの-2σまで下落といった動きとなるでしょう。逆に%Kが持ち直せばバンドの中心線まで持ち直すといった動きが意識されそうです。ここからの動きには注目したい状況です。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整の動きが意識され、バンドの中心線まで下落しての動きです。ここで支えられるかどうかに注目が集まる状況で、支えられた場合は再度バンドの+2σを目指しての動きとなりそうです。バンド幅が縮小傾向を強めており、市場には徐々にエネルギーが蓄積されていく状況です。ただ、まだ縮小の余地は大きく、方向感の見えにくいところとなっています。目先は様子見ムードで方向感を探る流れですが、動き出したら大きなものとなる可能性はあるでしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがデッドクロスからの下落となっています。下落の勢いは強く、このまま下値圏に入りそうです。売り優勢の流れが強まっており、バンドの中心線を割り込む可能性も十分にあるでしょう。%Kが持ち直すかどうかが目先は注目ですが、%Dの下落の勢いから考えると、売られやすい地合いは継続するのではないでしょうか。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

68990ドル:史上最高値・2021年7-12月の高値
60000ドル:心理的な節目
51490ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
50000ドル:心理的な節目
45470ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
44400ドル:昨日の高値

42730ドル:現在値

42340ドル:昨日の安値
40000ドル:心理的な節目
39440ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
29310ドル:2021年7-12月の安値

(注)上記の仮想通貨(暗号資産)の価格に関しましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

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