ビットコインドミナンスが40%割れ(22/1/17)

先週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小動きでの推移となっています。

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ビットコインドミナンスが40%割れ(22/1/17)

ビットコインドミナンスが40%割れ

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:42941.1ドル(-0.89%)
イーサリアム:3331.63ドル(-0.09%)
リップル:0.77668ドル(-0.80%)
ビットコインキャッシュ:389.0ドル(-0.77%)

【概況】

先週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小動きでの推移となっています。その他のコインも大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まっています。全体的には下げ止まった形となっていますが、米国の今年の利上げが3-4回となる可能性が指摘されており、市場には警戒感も残る状況です。FEDが利上げを急いだ場合、相場への織り込みなどもありますが、基本的な流れとしてはリスク回避的な動きやドル買いの流れが意識されやすくなるため、ビットコインなども上値を抑えられやすいでしょう。

さて、先日ビットコインドミナンスが40%を割り込む水準まで下落する動きが見られています。ビットコインドミナンスが40%を下回るということは去年の5月半ばにもありましたが、僅かな時間ですぐに押し戻す動きとなっていました。その後は40%が下値支持線として意識されるかのような動きが継続していました。しかし、去年の10月半ば頃からじりじりと下落し、ここにきて40%を下回る動きとなっています。ここから持ち直してくるのか、さらに下値を拡大してくるのかは注目といったところではないでしょうか。

ビットコインドミナンスに関しては仮想通貨(暗号資産)市場がアルトコイン主導の上昇局面で下落するといった動きや、仮想通貨(暗号資産)市場が全体的に上値の重い展開となってアルトコインからビットコインへと資金が動いた際に上昇するなどといった動きが見られました。基本的にはビットコインよりもアルトコインのほうがよりボラティリティが高い傾向にあるために上記のような動きが見られていたわけです。

しかし、今回の動きは仮想通貨(暗号資産)市場全体が上値を抑えられる中でビットコインドミナンスが低下しているといった状況になっています。ドミナンスの観点から底堅い動きをしているのがイーサリアムであり、その他のコイン(バイナンスコインやテザー、リップルやドージコインなどを除くコイン)です。イーサリアムに関してはこれまでもビットコインを超えるといった見方をしている人もいるため、先行きに対する期待感から底堅い動きとなっている状況ですが、その他のコインにも注目が集まる状況となっているところです。とはいえ、その他のコインは数も非常に多く、上がれば儲けものといった仕手株のような認識で資金を投入する投資家もいることから、今後の展開を考えると資金を投じるべきかは慎重に考えるべきでしょう。

そう考えると、やはり仮想通貨(暗号資産)市場の中心はビットコインであり、それに次ぐ形でイーサリアムということになるでしょう。そして、この流れはしばらくは継続するでしょう。目先はドミナンスが低下傾向にあるビットコインやイーサリアムですが、先行きを考えると安心感が他のコインと比べて高いことは言うまでもないでしょう。規制の動きが強化されたとしても、少なくともこの二つのコインは生き延びていくだろうと考えています。

【ビットコイン節目】

ビットコインはバンドの-2σである39990ドル前後の水準と中心線である44320ドル前後の水準で挟まれたレンジを動いており、この二つの価格が節目として意識される展開が継続しそうです。さらに40000ドルも下値として意識されている状況です。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直し基調となっています。現状ではまだ中心線には届いていないものの、底堅い動きが意識されています。中心線まで上昇する可能性は高まっていますが、そこをブレイクすることができるかどうかに注目です。バンド幅が縮小傾向を強めてきており、市場には徐々にエネルギーが蓄積されてきています。まだ現状ではバンドの中心線を意識しての動きとなっていることから方向感が見えにくいところですが、動き出したら大きくなる可能性が高まっているだけに注意が必要でしょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがゴールデンクロスからの持ち直しとなっています。ただ、目先は上昇の勢いが落ちており、ここからの方向感の注目が集まります。ここから下落に転じて下値圏に入るといった動きになった場合はバンドの-2σまで下落する展開となるでしょう。上昇基調を再開すれば上値余地も残っていることからバンドの中心線をブレイクして上値拡大といった展開となる可能性もあるでしょう。

今日は週初ですので、週足分析をやっていこうと思います。

ビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから下落し、一時バンドの中心線を意識しての動きとなりましたが、そこから下落基調を強めてバンドの-2σを目指す動きとなっています。現状はまだバンドの-2σには届いておらず、小幅に持ち直す動きとなっています。このまま上昇基調を強めるかどうかに注目が集まります。流れとしては上値の重さが意識されるところであり、バンドの-2σまで下落する可能性が高いのではないかとみています。ただ、バンド幅は比較的広いので、そこからバンドブレイクしてバンドウォークとなる可能性は低いのではないかと見ています。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがデッドクロスからの下落となっています。目先は下値圏での推移となっており、売り優勢の局面です。%Kは一時的に持ち直す場面もありましたが、現状では下値圏での動きを継続しており、上値の重さが意識されやすいところです。現状の水準を維持した場合は軟調地合いが維持されてバンドの-2σを目指しての下落といった動きになるのではないかと思われます。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

68990ドル:史上最高値・2021年7-12月の高値
50000ドル:心理的な節目
48650ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
44320ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
43460ドル:昨日の高値

42940ドル:現在値

42640ドル:昨日の安値
40000ドル:心理的な節目
39990ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
29310ドル:2021年7-12月の安値

(注)上記の仮想通貨(暗号資産)の価格に関しましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

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