もはやバブルは起こらない?(9/12)

昨日の仮想通貨取引は、全体的に売り圧力が維持される展開となりました。

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もはやバブルは起こらない?(9/12)

もはやバブルは起こらない?

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:6262.5ドル(-0.24%)
イーサリアム:181.94ドル(-2.92%)
リップル:0.25873ドル(-3.89%)
ビットコインキャッシュ:435.57ドル(-3.64%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は、全体的に売り圧力が維持される展開となりました。大きな材料があったわけではなさそうですが、ビットコインに対する売り圧力が根強く、アルトコインもつれ安となっています。仮想通貨市場全般が下げ基調となる中で、ビットコインのドミナンス(仮想通貨市場におけるビットコインの占有率)が上昇しています。つまり、ビットコインの下げ幅に比べ、アルトコインの下げ幅が大きい状況となっています。やはりまだ仮想通貨市場におけるビットコインの影響力は大きく、その動向に市場全体が左右されているということになるでしょう。仮にビットコインが持ち直す動きを見せてもしばらくはビットコイン優勢の局面は続くのではないかとみています。

さて、ICOに絡む売りに下げ幅を拡大しているイーサリアムですが、先日共同創始者であるヴィタリック・ブテリン氏がブルームバーグとのインタビューで『仮想通貨の爆発的成長期、終わった可能性がある』と述べています。仮想通貨は当初、より広範な導入を目指したマーケティングを行っていたが、『現時点で一般的な教養のある人と話すなら、彼らは恐らく最低1回はブロックチェーンについて聞いたことがあるだろう』とし、『そのスペースでさらに1000倍成長するような機会はもうない』と述べています。その上で、これからは『実際の利用へと向かわせる』ことになっていくとの考えを述べています。

これに関してはもちろん、そういった可能性があることは事実ですが、現状においてまだまだ投機的な性格を色濃く残している段階であり、バブル的な動きがあっても全くおかしくないのではないかと考えています。ブロックチェーンについて聞いたことがあるからと言って実際に仮想通貨市場に皆が参入しているわけでもありません。また、ETFが承認ということになればこれまで以上の大口が参入する可能性もあります。そういった時に大きな動きが見られてもなんら不思議ではないでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは、日足でバンドの-2σから持ち直し基調です。昨日の陰線でやや上値の重さが意識されるところですが、ここからどこまで戻せるのかに注目が集まります。目安としてはバンドの中心線である6770ドル前後といったところでしょうか。逆に下落した場合はバンドの-2σである6030ドルが節目として意識されそうです。バンド幅は緩やかに拡大していますが、大きな動きにはなりにくいとみています。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-2σから持ち直し基調となっています。バンドの中心線までは押し戻す可能性が高いのではないかとみていますが、昨日の陰線で上値の重さが意識されていることも事実です。慎重に方向感を見定める必要がありそうです。流れとしてはまだ買い戻しが意識されやすい局面とみていますが、バンドの中心線を超えて+2σを目指すといった動きにはなりにくくなっているように思われます。やはり戻りのめどはバンドの中心線である6770ドル前後といったところでしょう。

また、ストキャスティクスを見ると、%Kが腰折れ、%Dが上昇を維持しています。%Kに関してはすぐに転換する可能性もあるのでここからの動向に注意しておきたいところです。%Dが上昇基調を維持できれば買われやすい地合いとなるものと思われますが、%Dも腰折れから下落といった動きになった場合は上値を抑えられやすいでしょう。まだ%Dの上昇の勢いが弱いことからはっきりとした方向感を見出しにくく、積極的にはポジションを取りにくいところです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を挟んでの推移です。バンド幅の縮小傾向もみられており、市場には徐々にエネルギーが蓄積されてきています。バンドの±2σでの動きには注意が必要ですが、現状ではまだどちらに動くか、はっきりしないところです。こういった場合は動き出してから考えるほうがリスクは少ないでしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dが下落しています。特に%Kの下落基調が維持されている点が懸念されるところであり、売り優勢といった見方ができるのではないでしょうか。バンドの中心線がここまで上値抵抗線として意識されていることも併せて考えると、バンドの-2σを目指して下落する可能性が高いのではないでしょうか。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

9000ドル:心理的な節目
8500ドル:5月中旬の水準
8000ドル:5月中旬の安値水準・心理的な節目
7780ドル:6月3日の高値水準
7510ドル:7月20日前後の水準・ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
7000ドル:心理的な節目
6800ドル:7月上旬の高値水準
6770ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

6260ドル:現在値

6200ドル:6月13日・7月13日の安値水準
6080ドル:7月12日の安値水準
6030ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
6000ドル:直近の安値水準・心理的な節目
5760ドル:年初来安値

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