仮想通貨ICOの調達額が急減(9/13)

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインなど一部のコインに対する買い戻しが入りましたが、イーサリアムは依然として上値の重い展開となっています。I

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仮想通貨ICOの調達額が急減(9/13)

仮想通貨ICOの調達額が急減

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:6316.9ドル(+0.22%)
イーサリアム:182.16ドル(-7.39%)
リップル:0.26842ドル(+1.61%)
ビットコインキャッシュ:427.64ドル(-6.57%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインなど一部のコインに対する買い戻しが入りましたが、イーサリアムは依然として上値の重い展開となっています。ICOに絡む売りが先行きに対する警戒感を助長し、投げ売りが継続しています。ここ最近は良いニュースにも反応しにく状況となっているだけに、上値の重い展開がまだしばらく続く可能性はありそうです。

さて、イーサリアムはICOに絡む売りが下値拡大の大きな要因の一つといったことは何度かお話ししていますが、仮想通貨ICOの8月調達額が3.26億ドルとなり、1年4か月ぶりの低水準となったと報じられています。今年の1-3月の平均調達額が月あたり30億ドル前後だったことを考えると、およそ1/10程度に落ち込んでいます。イーサリアムは今年の1月13日に対ドルで高値1423.20ドルを付け、そこから急落しています。8月の寄り付きが432.17ドルであり、その時点で70%前後値を下げています。そこから9月の寄り付きが281.84ドル、そして現在182.16ドルとなっているわけです。年初来高値からの下げ幅は90%に迫る勢いであり、ICOを発行するメリットが薄れている状況です。

ICOは去年のイーサリアム急騰に貢献しましたが、現在は価格下落の要因と言われています。ただ、ICOによる調達が減少すれば、それに絡む売り圧力が低下することも意味します。とはいえ、資金の流入などを考えるとICOが下火になることは仮想通貨全体にとっても懸念すべき事態です。ICOの調達額がこのまま減少の一途をたどるのか、注目しておきたいところです。

【ビットコイン節目】

ビットコインは、日足でバンドの-2σから持ち直し基調です。ここからバンドの中心線である6760ドルを目指すのか、それとも再度下落してバンドの下限である6010ドルまで下落するのかに注目です。現状では大きな動きにはなりにくいところですが、この二つの価格は日足のポイントとなりそうで、これらの価格を上抜け、もしくは下抜けた場合は大きな動きとなる可能性もあるでしょう。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-2σから持ち直し基調となっています。やや上値の重さが意識されていますが、戻り基調そのものは維持されているように見えるところです。このままバンドの中心線まで押し戻す可能性は十分にあるとみています。とはいえ、バンドの中心線を抜けて+2σを目指すといった流れにはなりにくいのではないかとみており、先々に関しては上値を抑えられそうです。

また、ストキャスティクスを見ると、%K、%Dが上昇する展開となっています。昨日『%Kに関してはすぐに転換する可能性もあるのでここからの動向に注意しておきたい』と書きましたが、さっそく上昇に転じています。ただ、裏を返せばすぐにまた下落に転じる可能性もあり、はっきりとした方向感が見えてくるまで待つのも戦略としては有効でしょう。%Dの上昇基調が強まれば、買い意欲が意識されやすくなるので、この上昇基調の勢いも注視したい局面です。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を挟んでの推移です。一時ひげでバンドの-2σに迫る場面もありましたが、そこから持ち直してバンドの中心線を抜けています。ただ、+2σを目指したもののひげでも届かずに上値を抑えられており、方向感の見えにくい流れが継続しています。バンド幅は縮小傾向であり、市場には徐々にエネルギーが蓄積されてきています。バンドの±2σでの動きには注意が必要ですが、現状ではまだどちらに動くか、はっきりしない展開が継続されています。こういった場合は動き出してから考えるほうがリスクは少ないでしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dが上昇に転じています。%Kは腰折れ気味ですが、%Dの上昇基調は強まっており、底堅い動きが展開されやすくなっています。このしっかりとした流れが継続できれば、バンドの+2σまで上昇といった動きも見えてくるでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

9000ドル:心理的な節目
8500ドル:5月中旬の水準
8000ドル:5月中旬の安値水準・心理的な節目
7780ドル:6月3日の高値水準
7520ドル:7月20日前後の水準・ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
7000ドル:心理的な節目
6800ドル:7月上旬の高値水準
6760ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

6320ドル:現在値

6200ドル:6月13日・7月13日の安値水準
6080ドル:7月12日の安値水準
6010ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
6000ドル:直近の安値水準・心理的な節目
5760ドル:年初来安値

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