ショート・ビットコインETFへの資金流入 (22/06/28)

昨日の暗号資産取引は、ビットコインが下落しての推移となっています。

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ショート・ビットコインETFへの資金流入 (22/06/28)

ショート・ビットコインETFへの資金流入

主要暗号資産価格【日本時間6時】

ビットコイン:20907.1ドル(-2.30%)
イーサリアム:1202.86ドル(-3.51%)
リップル:0.35500ドル(-3.66%)
ビットコインキャッシュ:111.6ドル(-4.37%)

【概況】

昨日の暗号資産取引は、ビットコインが下落しての推移となっています。その他のコインも下落しており、売り優勢の流れとなっています。米株の上値の重い展開などが警戒される状況ですが、市場全体としては様子見ムードが強まる状況であり、方向感そのものはやや見えにくい展開ということができそうです。

さて、先週の22日の『下落に賭けるETF』の中でビットコインが下落すれば利益となる『プロシェアーズ・ショート・ビットコイン・ストラテジーETF』の上場について書きましたが、このETFが上々の滑り出しを見せています。わずか数日でビットコイン関連のETFとして、米国市場で2番目に大きいETFとなったようです。

現在、米国で上場しているビットコイン関連ETFで最大規模を誇るのはプロシェアーズの先物ベースのビットコインETFであり、これと比べるとまだ大きく引き離されていますが、数日でかなりの資金が流入していることを考えると、その注目度の高さがうかがえるところではないでしょうか。

この注目度の高さはひとえにビットコインの先行きに対する不透明感や懸念などが要因となっているわけですが、さらに下落すると予想している投資家が一定以上存在しており、ショートのETFへと資金がさらに流入ということになれば、ビットコイン価格にも下押し圧力を強めることとなりかねないでしょう。

ビットコインの下落に賭けるETFが好調ということになれば、市場にとっても警戒感が強まりやすくなるでしょう。ただでさえ現状はマイナーからの売り圧力が高まっているのではないかといった話がある状況であり、こうした中で大口の売り手が新たに生まれることは相場にとっても厳しい状況ということになるでしょう。ETF上場が下落のピークとなる可能性もありますが、資金流入などを考えると、すぐに反転場となるかというと難しいところなのかもしれません。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの-2σである15800ドル前後の水準から持ち直して中心線である22950ドル前後を目指す形となっています。ただ、目先はやや上値を抑えられており、20000ドルが意識されての動きとなっています。この3つが節目として注目される状況といえそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直す動きとなってバンドの中心線を目指す動きとなっていましたが、上昇の勢いは弱く、目先はじり安基調に転じています。このまま下落基調を維持するかどうかに注目です。バンドの-2σが上昇に転じていることから、バンド幅は縮小傾向となっており、やや動きにくいところとなってきています。上値の重さが意識されやすいところですが、直近の安値を突破するかどうかは不透明といったところでしょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがゴールデンクロスからの上昇となっています。上昇基調を継続しており、このまま高値圏まで上昇するかどうかに注目です。上昇の勢いも強まっており、高値圏まで上昇する可能性は高そうです。目先は比較的しっかりとした動きが展開されやすい状況といえそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σと-2σで挟まれた狭いレンジを動いており、方向感の見えにくい状況です。バンド幅は狭く、市場にはエネルギーが蓄積されているものと思われます。ただ、現状においてはバンドブレイクからバンドウォークといった展開にはなっておらず、方向感の見えにくい状況です。目先はバンドの+2σから調整の動きが入り、一時中心線で支えられたものの再度下落圧力が強まりバンドの-2σまで下落する動きとなっています。ただ、-2σでは支えられており、持ち直す可能性も高まっています。バンドブレイクからバンドウォークに注意は必要であり、バンドの+2σの方向感に注意しておきたいところです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはデッドクロスからの下落基調です。一時的に持ち直す場面もありますが、大きな流れでは下落の流れが継続しています。目先は%Kが下値圏から持ち直す動き、%Dが下落基調でそろそろ下値圏に入りそうな動きとなっています。流れとしては上値の重さが意識されるところですが、%Kの上昇基調が継続されるかどうかに注目といったところでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

68990ドル:史上最高値・2021年7-12月の高値
30100ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
30000ドル:心理的な節目
29310ドル:2021年7-12月の安値
22950ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
21500ドル:昨日の高値

20900ドル:現在値

20570ドル:昨日の安値
20000ドル:心理的な節目
15800ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準


(注)上記の暗号資産の価格に関しましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

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