株価の戻り(2022/08/15)

先週末の暗号資産取引は、ビットコインが堅調地合いでの推移となっています。

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株価の戻り(2022/08/15)

株価の戻り

主要暗号資産価格【日本時間6時】

ビットコイン:24347.2ドル(-0.60%)
イーサリアム:1941.00ドル(-2.46%)
リップル:0.37899ドル(-0.02%)
ビットコインキャッシュ:139.6ドル(-3.26%)

【概況】

先週末の暗号資産取引は、ビットコインが堅調地合いでの推移となっています。金曜日に米株が大きく上昇したことなどを背景に、底堅い動きが展開されています。ただ、土・日曜日は調整の動きなども意識されて伸びを欠く展開となっています。ほぼ変わらずの引けとなっており、様子見ムードが強まりました。その他のコインはイーサリアムがアップデートに対する期待感から堅調地合いとなる一方、リップルなどはやや上値を抑えられました。

さて、ビットコイン価格が上値は重いものの下げ渋りから底堅い動きとなっています。こうした動きを受けて、暗号資産関連の企業の株価が持ち直す動きを見せています。マイニング企業に関しては高効率のマイニングマシンの導入などもあって収益性が向上しているようで、大きく株価が上昇している企業もあります。この一か月で株価が倍になるといった企業もあり、今後の展開にも期待が高まる状況ということができるでしょう。

しかし、株価に関してはそもそも高値水準から急激に下落していたこともあり、直近の高値から1/10になったところから2倍になっただけ、という企業もあります。確かに直近の価格の戻りは安値から見ればそれなりということになりますが、それだけを見るわけにもいかないところではあるでしょう。

とはいえ、価格が戻してきていることは事実であり、暗号資産市場への期待感が高まってきていることは事実でしょう。株価は半年先を予測するといった言葉もありますが、仮にそうだとするならば、先行きに対する懸念が後退しているということができるのかもしれません。ただ、株価が半年先を予測するといったものが本当に正しいものであるのかは判断が難しいところではあるかと思いますが。

暗号通貨市場にとってインフレの先行きとそれに伴う金融政策が最も重要な問題となるかと思いますが、それ以外で言えばやはりエネルギー問題となるかと思います。マイニングをする際の電力の供給が滞る、もしくは電気代が急騰するなどといったことが起これば、マイニング企業の株価にも悪影響を与えそうです。欧州では熱波と少雨で深刻な水不足となり、ライン川の水位が下がり船の航行が困難になる恐れが出ています。こうした異常気象が世界的に広がり、景気の後退を招く可能性も出てくるでしょう。そうなれば、暗号資産市場にとっても逆風となりかねません。

状況は改善されてきているようにも思われますが、依然として不透明感は払しょくされておらず、暗号資産市場にとっても懸念が残る局面であることは事実でしょう。しばらくはこうした思惑から方向感の見えにくい流れとなるのではないでしょうか。狭いレンジでの動きが維持され、様子見ムードが強まりそうです。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σである24840ドル前後を意識しての動きですが、そこでは抑えられる展開となっています。バンドの中止線である23400ドルが下値としては意識されそうで、この二つの価格に挟まれたレンジを動く展開となりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σを意識しての動きです。ただ、+2σでは抑えられる動きとなっており、このままバンドの中止線まで下落するかどうかに注目です。バンドの+2σがじり安に転じ、-2σは上昇する動きとなっています。バンド幅は縮小気配で市場にはエネルギーが蓄積されてきています。ただ、まだ縮小の余地はありそうで、大きな動きにはなりにくいところであり、バンドの中心線を目指しての動きとなるのではないかとみています。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが上げ下げはあるものの、上昇基調となって推移しています。ただ、現状は%Dが下落に転じており、このまま下落基調を維持するかどうかに注目が集まります。%Kは上昇基調でそろそろ高値圏に入りそうです。流れとしてはしっかりとした動きが展開されそうで、%Kも持ち直して%Dとともに高値圏に入っていくのではないかとみています。

今日は週初ですので、週足分析をやっていこうと思います。

ビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直し基調が継続しており、じり高基調でバンドの中心線を目指しての動きとなっています。大きな動きではないものの、底堅い動きが維持される格好であり、このままバンドの中心線まで持ち直す可能性は高そうです。ただ、中心線では抑えられる可能性が高いとみています。バンド幅は縮小傾向であり、しばらくは方向感の見えにくい展開となるのではないでしょうか。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはゴールデンクロスからの上昇基調となっています。目先は上昇の勢いが強まっており、このまま上昇基調を維持することができるかに注目です。上値余地は十分にあるため、底堅い動きが意識されやすい状況ということができそうで、バンドの中心線を目指す動きを下支えしそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

68990ドル:史上最高値
48200ドル:2022年1-6月の高値
30000ドル:心理的な節目
25000ドル:昨日の高値
24840ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

24350ドル:現在値

24170ドル:昨日の安値
23400ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
21950ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
20000ドル:心理的な節目
17630ドル:2022年1-6月の安値

(注)上記の暗号資産の価格に関しましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

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