ビットコイン円、冴えない動きが継続中。The Merge完了後の更なる下落に警戒(9/15朝)

14日(水)のビットコイン円相場は続落。

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ビットコイン円、冴えない動きが継続中。The Merge完了後の更なる下落に警戒(9/15朝)

ビットコイン円、冴えない動きが継続中。The Merge完了後の更なる下落に警戒

〇ビットコイン円、米国時間午後にかけ、一時安値281.2万(9/9以来の安値圏)まで下落
〇米8月PPIが市場予想上回り、米FRBによるタカ派傾斜観測強まる
〇テクニカルには主要テクニカルポイント下抜け地合い悪化
〇ファンダメンタルズもビットコイン円続落を連想させる材料揃う
〇本日イーサリアムのThe Mergeが14時前後に予定され、同イベントに絡んだ乱高下に要警戒
〇本日の予想レンジ:255.0万円ー305.0万円

昨日の概況

14日(水)のビットコイン円相場は続落。①前日海外時間に発表された米8月CPI及び米8月コアCPIが市場予想を上回ったことや、②昨日発表された米8月PPI及び米8月コアPPIが市場予想を上回ったこと、③上記①②を背景に米FRBによるタカ派傾斜観測が一段と強まったこと(インフレピークアウト期待後退→次回FOMCでの100bp利上げ観測台頭)、④世界的なリスク回避ムード(米インフレ長期化懸念→米長期金利急上昇→市場心理悪化→株式市場急落→ビットコイン下落)、⑤ドルインデックスの堅調推移(資産現金化需要のドル買い圧力→米ドルと逆相関性の強いビットコインに下押し圧力)、⑥テクニカル的な地合いの弱さ(対円の節目300.0万円や対ドルの節目20000ドルを下方ブレイク)、⑦オプション市場のダウンサイドを織り込む動き(インプライドボラティリティの上昇とリスクリバーサルのBTCプットオーバー拡大の組み合わせ)が重石となり、米国時間午後にかけて、安値281.2万(9/9以来の安値圏)まで下落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間9/15午前5時10分現在)では、285.6万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は9/13海外時間に記録した直近高値323.1万円をトップに反落に転じると、市場予想を上回る米CPI、米PPIを嫌気する形で昨日は一時281.2万円まで急落しました。この間、ローソク足が主要サポートポイント(一目均衡表雲上限や雲下限、一目均衡表転換線や基準線、90日移動平均線や21日移動平均線)を軒並み下抜けした他、心理的節目300.0万円や20000ドルも下方ブレイクするなど、テクニカル的に見て、地合いの悪化(楽観ムード→悲観ムード)を印象付けるチャート形状となっております。目先は強い売りシグナルを示唆する三役逆転の再点灯が意識されるなど、地合いの一段の悪化が警戒されます。

また、ファンダメンタルズ的に見ても、①米FRBによる金融引き締め観測(来週開催されるFOMCでの100bp利上げに加えて、11月FOMCでの75bp利上げも織り込まれる展開)や、②上記①を背景としたリスク回避ムード再燃(米長期金利急上昇→株式市場急落→資産現金化需要のドル買い圧力→米ドルと逆相関性の強いビットコインに下押し圧力)、③世界的な規制強化の思惑、④「The Merge」完了後のSell the fact(材料出尽くし感で暗号資産市場全体に下押し圧力が加わる恐れ。The Mergeはそもそも、ETH買い・BTC売り材料でもあるため、The Merge完了後のBTCドミナンス低下にも要警戒)など、ビットコイン円相場の続落を連想させる材料が揃っています。以上を踏まえ、当方では引き続き、短期的にも中長期的にも、ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想いたします(9/6に記録した直近安値266.3万円を試すシナリオを想定)。尚、本日は市場参加者が注目するThe Mergeが日本時間14時前後に予定されているため、同イベントに絡んだ乱高下に警戒が必要でしょう。

本日の予想レンジ:255.0万円ー305.0万円


注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、冴えない動きが継続中。The Merge完了後の更なる下落に警戒

ビットコイン円日足

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