ビットコイン円、米金利上昇を背景に再び反落。米FOMC後の急落リスクに要警戒(9/21朝)

20日(火)のビットコイン円相場は上昇後に反落。

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ビットコイン円、米金利上昇を背景に再び反落。米FOMC後の急落リスクに要警戒(9/21朝)

ビットコイン円、米金利上昇を背景に再び反落。米FOMC後の急落リスクに要警戒(9/21朝)

○ビットコイン円、株式市場の堅調推移などからアジア時間朝方にかけて281.6万円まで上昇
○しかしその後、米金利上昇に伴うドル買い圧力などが重石となり米国時間朝方に269.4万円まで下落
○アップサイドに複数のレジスタンスポイント、地合いは「弱い」と判断
○ファンダメンタルズも世界的な金融引き締め観測など、下落を連想させる材料が揃う
○本日は米FOMCに注目、100bpのサプライズ利上げなどを発端とする急落リスクに要警戒
○本日の予想レンジ:240.0万円ー290.0万円

昨日の概況

20日(火)のビットコイン円相場は上昇後に反落。①株式市場の堅調推移(リスク回避ムードの後退)や、②短期筋のショートカバー(ビットコイン急落後の自律反発)、③米金利低下に伴うドル買い一服(米ドルと逆相関性の強いビットコインに上昇圧力)、④マイクロストラテジー社による追加購入(8/2から9/19にかけて301BTCを平均取得単価19851ドルで購入していたことが判明)が支援材料となり、アジア時間朝方にかけて、高値281.6万円まで上昇しました。

しかし、買い一巡後に伸び悩むと、⑤米FOMCを控えた警戒感(ドットチャートの大幅上方修正への警戒感)や、⑥米金利上昇に伴うドル買い圧力(米10年債利回りが2011年4月以来となる3.60%へ急上昇)、⑦世界的な金融引き締め観測(スウェーデン中銀のリクスバンクが市場予想の75bp利上げを上回る100bpのサプライズ利上げを決定→9/22に予定されている世界各国の中銀イベント重要日を前に過剰流動性相場逆流への警戒感が再燃)が重石となり、米国時間朝方にかけて、安値269.4万円まで下落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間9/21午前5時20分現在)では、273.9万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は9/19に記録した約2ヵ月ぶり安値262.1万円をボトムに反発に転じると、ショートカバー主導で一時281.6万円まで持ち直しましたが、昨日は再び269.4万円まで反落するなど、上値の重い展開が続いております。アップサイドに複数のレジスタンスポイント(一目均衡表転換線や基準線、雲下限や21日移動平均線、対円の節目300.0万円や対ドルの節目20000ドルなど)が並んでいること等も重石になると見られ、テクニカル的に見て、地合いは「弱い」と判断できます。9/22には一目均衡表転換線と基準線のデッドクロスが見込まれることから、週後半以降は強い売りシグナルを示唆する三役逆転の点灯を通じて、ビットコイン円相場が大きく値を崩すシナリオも警戒されます。ファンダメンタルズ的に見ても、世界的な金融引き締め観測(昨日は中銀ウィーク最初のスウェーデン中銀が市場予想を上回る100bpの大幅利上げを決定)や、それに伴うグローバルなリスク回避ムード(過剰流動性相場逆流への警戒感→リスクアセットに下押し圧力)、世界的な規制強化の思惑など、ビットコイン円相場の更なる下落を連想させる材料が揃っています。

こうした中、本日は日本時間明日早朝3時に発表される米FOMCに注目が集まります。市場予想は75bpの利上げとなっていますが、市場では引き続き100bpのサプライズ利上げを18%程度織り込んでいるため、油断は禁物となります。また、ドットチャートでタカ派的な見通し(政策金利見通しの大幅上方修正)や、パウエルFRB議長よりインフレ抑制への強いコミットが示される場合にも、米長期金利上昇→リスクオフ再開→ビットコイン急落の波及経路が意識されるため、本日海外時間はFOMC通過後の急落リスクに警戒が必要でしょう。

本日の予想レンジ:240.0万円ー290.0万円

ビットコイン円、米金利上昇を背景に再び反落。米FOMC後の急落リスクに要警戒(9/21朝)

ビットコイン円日足

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