ビットコイン円、タカ派な米FOMCを受けて続落。米金利上昇がBTCの重石(9/22朝)

21日(水)のビットコイン円相場は米FOMC後に急落。

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ビットコイン円、タカ派な米FOMCを受けて続落。米金利上昇がBTCの重石(9/22朝)

ビットコイン円、タカ派な米FOMCを受けて続落。米金利上昇がBTCの重石

〇ビットコイン円、FOMC後に265.3万円まで急落
〇FRBのタカ派姿勢確認からの米長期金利急上昇、米ドル高が重石に
〇転換線と基準線のデッドクロスを経て、強い売りシグナルを示唆する一目均衡表三役逆転が点灯
〇ファンダメンタルズもグローバルなリスク回避ムード等が重石に
〇ビットコイン円相場の続落をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:240.0万円ー285.0万円

昨日の概況

21日(水)のビットコイン円相場は米FOMC後に急落。①注目された米FOMC(米連邦公開市場委員会)にて3会合連続となる75bpの大幅連続利上げ(FF金利誘導目標を2.25ー2.50%から3.00ー3.25%へ引き上げ)が決定されたことや、②同時に発表されたドットチャートで2022年末の中央値(結果4.4%、前回3.4%)および2023年末の中央値(結果4.6%、前回3.8%)が大幅に上昇修正されたこと(次回11月FOMCでの75bp利上げと12月FOMCでの50bp利上げを織り込む動き)、③上記①②を背景とした米長期金利の急上昇(米2年債利回りが約15年ぶり高水準となる4.11%へ急上昇。米10年債利回りも2011年4月以来の高水準となる3.62%へ急上昇)、④上記③を背景としたドル全面高の流れ(ドル指数が2002年6月以来、約20年3ヵ月ぶり高値圏へ急上昇)、⑤タカ派な米FOMCを受けたリスクアセットへの下押し圧力(米長期金利の急上昇→市場心理悪化→株式市場を中心にリスクアセット急落→ビットコイン下落)が重石となり、米国時間午後にかけて、安値265.3万円まで急落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間9/22午前6時30分現在)では、265.9万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は予想以上にタカ派な米FOMCを受けて下落圧力が高まっています。ローソク足が主要サポートポイントを軒並み下抜けしている他、一目均衡表転換線と基準線のデッドクロスを経て、本日より強い売りシグナルを示唆する一目均衡表三役逆転が点灯するため、テクニカル的に見て、地合いの一段の悪化が警戒されます。ファンダメンタルズ的に見ても、➀米FRBによるタカ派傾斜観測(ドットチャートが予想以上にタカ派的な内容→年内125bpの追加利上げに加えて、来年の利下げを否定)や、②世界的な金融引き締め観測(米FOMCに続いて、本日はスイス中銀や英中銀など世界各国で大幅利上げが決定される見込み)、

③上記①②を背景としたグローバルなリスク回避ムード(世界的な金利上昇→過剰流動性相場逆流→市場心理悪化→リスクアセット下落)、④資産現金化需要のドル買い圧力(米ドルと逆相関性の強いビットコインに下押し圧力)、⑤オプション市場のダウンサイドを織り込む動き(インプライドボラティリティの上昇とリスクリバーサルのBTCプットオーバー拡大の組み合わせ)など、ビットコイン円相場の更なる下落を連想させる材料が揃っています。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の続落をメインシナリオとして予想いたします(目先は9/19安値262.1万円を試すシナリオを想定。同水準を下抜けできれば、7/13安値260.5万円や、6/30安値253.2万円、6/18安値237.9万円に向けて下げ足を速める恐れあり)。

本日の予想レンジ:240.0万円ー285.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、タカ派な米FOMCを受けて続落。米金利上昇がBTCの重石

ビットコイン円日足

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