仮想通貨マイニング日記3~取引環境を整える~

仮想通貨のマイニングは、チャリンチャリンビジネスのようなもので、一度、マイニングの環境さえ作ってしまえば、あとはほぼ放置プレーで仮想通貨が貯まっていきます。

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仮想通貨マイニング日記3~取引環境を整える~

~取引環境を整える~

「マイニング日記」というタイトルで連載を始めたものの、ちょっと困ったことが起こりました。
月1回の連載となると、やはり何かネタを仕込む必要があるのですが、実はマイニングって、そんなに年中、新しいこと、面白いことって起こらないのです。マイニングマシンを組み立て、実際にマイニングが始まったら、あとは粛々と掘り続けているだけですので、仮想通貨のトレードで大儲けしたり、逆に大損したりというような、ドラマティックな出来事は、ほとんどありません。
つまり、そうそう書くネタが転がっているわけではない、ということです。

逆に言えば、仮想通貨のマイニングは、チャリンチャリンビジネスのようなもので、一度、マイニングの環境さえ作ってしまえば、あとはほぼ放置プレーで仮想通貨が貯まっていきます。株式やFXのデイトレードのように、銘柄分析をし、チャートをチェックし、マーケットに関連したさまざまな情報を集め、今後の見通しを建てるといった面倒な手順を踏まなくても良いのです。
仮想通貨マイニングは、会社勤めをしている人に向いている資産形成法かも知れません。かく言う私も、会社勤めをしている兼業マイナーです。

とはいえ、全くの手間いらずのように見えますが、注意点がいくつかあります。
仮想通貨を少しでも多く掘り当てるためには、性能の良いマイニングマシンが必要なのは言うまでもありませんが、どれだけ高性能なマイニングマシンを取り揃えても、システムがダウンしてしまったら、掘ることはできません。システムが落ちないように、安定した作業環境を構築する必要があります。

~フル稼働時の環境対策~

すでにご存じの方も多いと思いますが、マイニングマシンを常にフル稼働の状態にしておくと、物凄い熱が出ます。だから、専業マイナーは1年を通じて、出来るだけ気温が低いところでマイニングを行おうとするわけですが、日本のように四季がある国では、どうしても夏場をどう凌ぐのかという問題に直面します。
もちろん、24時間エアコンを入れっぱなしにしておく手もありますが、そうなれば当然、電気代が跳ね上がります。こうした電気代も、仮想通貨をマイニングする際のコストになりますから、あまりにも電気代が嵩むと、損益分岐点がさらに上がってしまいます。かといって、真夏の暑い部屋でマイニングマシンをフル稼働させたら、マイニングツールが落ちてしまうケースも出てきます。
熱に限らず、何かの拍子にシステムがダウンするケースは、結構あります。仕事を終えて、「今日はどのくらい掘れたかな~」などと、楽しみにしながら自宅に戻ったら、マイニングツールが落ちていて、今日の成果が全く無かったとなれば、相当がっかりしてしまいます。

そうならないようにするためには、システムがダウンした時、外部から再びソフトを立ち上げられるような環境を作っておくと良いでしょう。
私は今、マイニングするためのソフトとして「マイナーゲート」を使っているのですが、マイナーゲートのホームページには、現在のマイニングの状況を知らせてくれるページが設けられています。そこを見れば、自分のマイニングマシンがちゃんと稼働しているかどうかが分かります。もし、稼働していなかったら、外部からマイニングマシンにアクセスして、再びソフトを立ち上げる作業を行います。
この時、用いるのが「リモートコントールソフト」。これは外部にいながら家のPCを監視するものなのですが、無料のツールから有料のツールまでさまざまなソフトが公開さています。私は、ウインドウズに標準実装されている「リモートデスクトップ」を使って、マイニングマシンを監視しています。この機能は本当に便利なので、是非使ってみて下さい。ちなみにリモートデスクトップの接続方法は、「ウインドウズ リモートデスクトップ」というワードで検索すれば、簡単に調べることが出来ます。

~マイニングした仮想通貨は自分で管理~

次に、これはリスク対策という意味も含めているのですが、掘り当てた仮想通貨は定期的に自分のウォレットに移し替えましょう。
たとえば、マイナーゲートでマイニングした仮想通貨は、マイナーゲートの自分の口座内に少しずつ貯まっていきます。そのままにしておいても良いのですが、問題は、何かの手違いで、マイナーゲートにログインできなくなったら、お手上げだということです。
たとえば、マイナーゲートが倒産したらどうなるでしょうか。マイナーゲートのホームページにアクセス出来なくなる恐れは、十分に想定できます。日本において、リアルな銀行が倒産した場合は、預金保険機構が一定金額を上限にして、預金者が預けている預金を保護してくれますが、仮想通貨は預金保険の対象外です。
なので、マイナーゲートが破綻したら、そこに貯めておいた仮想通貨がどうなるのかは、現状ではよく分かりません。

よく分からないのであれば、ちゃんと自分の財産を保全するための方法を考え、実行する必要があります。
私の場合は、定期的に引き出すことによって、この手のリスクを最小限に抑えています。具体的には、1カ月に1度くらいの頻度で、自分のウォレットに移し替えるようにしているのです。

ただし、マイナーゲートから仮想通貨を引き出し、それを自分のウォレットに移し替えるという動作を行うたびに手数料が掛かりますから、あまり頻繁に移すと、今度は手数料が嵩み、さらに損益分岐点を引き上げることにもなりかねません。放りっぱなしでも着実に増えていく、手間いらずの仮想通貨マイニングですが、最低限のケアは必要だということです。

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