ビットコイン円、リスクオン再開で堅調推移。ドル安・株高がクリプト市場を下支え(10/5朝)

4日(火)のビットコイン円相場は堅調な値動き。

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ビットコイン円、リスクオン再開で堅調推移。ドル安・株高がクリプト市場を下支え(10/5朝)

4日(火)のビットコイン円相場は堅調な値動き。

〇ビットコイン円、英政府の大型減税一部撤回によるリスク回避ムード後退に堅調推移
〇米国時間にかけ一時292.5万円まで上昇、底堅い動き
〇ファンダメンタルズ的な好材料から、300.0万円より上側の水準へと回復する可能性十分あり得る
〇ビットコイン円相場の上昇をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:280.0万円ー310.0万円

昨日の概況

4日(火)のビットコイン円相場は堅調な値動き。アジア時間早朝に一時282.1万円まで軟化するも、一巡後に下げ渋ると、①英政府による大型減税案の一部撤回を受けたリスク回避ムードの後退や、②米金利低下に伴うドル売り圧力(米10年債利回りは9/22以来となる3.56%へ急低下→米ドル指数も9/21以来となる安値圏へ急落→米ドルと逆相関性の強いビットコインに上昇圧力)、③上記①②を背景とした株式市場の堅調推移(市場心理回復→VIXやMOVE指数の急低下→リスクアセット上昇)、④ビットコインの10月復調アノマリーへの期待感(ビットコイン相場はヒストリカル的に見て10月に上がり易い傾向)、⑤ビットコインハッシュレートの史上最高値更新(大手マイナーによる積極採掘姿勢)、⑥対ドルの節目20000ドル回復に伴う地合いの好転が支援材料となり、米国時間朝方にかけて、9/27以来、約1週間ぶり高値となる292.5万円まで上昇しました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、本稿執筆時点(日本時間10/5午前5時15分現在)では、291.4万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は2日続伸となり、約1週間ぶり高値圏へと急伸しました。アップサイドに一目均衡表基準線(292.6万円)や雲下限(294.0万円)、9/27高値294.2万円、対円の節目300.0万円など、強力なレジスタンスが密集しているものの、➀米長期金利の急低下(米10年債利回りは9/22に記録した4.01%から昨日は一時3.56%まで急低下)や、②上記①を背景としたドル高トレンドの終焉期待(米ドルと逆相関性の強いビットコインの買い材料)、③株式市場の堅調推移(米金利低下・米ドル売りを背景にリスクアセットが軒並み反発→市場心理改善)、④デジタル・ゴールドとしてのビットコイン流入期待(政府・中銀による信認低下を背景に無国籍通貨ビットコインが再評価される地合い)、⑤ビットコインの10月復調アノマリー、⑥ドル円相場のボラティリティ急低下(政府・日銀による為替介入を経て、ドル円相場が144円台を中心にレンジ色を強めたため、ボラティリティを追い求める本邦個人投資家の主戦場が外国為替証拠金取引から暗号資産市場へシフト)といったファンダメンタルズ的な好材料を踏まえれば、ビットコイン円相場が上記抵抗帯を上抜け、対円の節目300.0万円より上側の水準へと回復する可能性は十分あり得ると考えられます。

事実、暗号資産オプション市場ではコールスプレッド(ハイデルタコールのオプションを購入して、ローデルタコールのオプションを売却するスプレッド取引)が活発化するなど、アップサイドリスクを織り込む動きが続いております。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の上昇をメインシナリオとして予想いたします(米金利低下→株高→ビットコイン上昇の波及経路と、米金利低下→米ドル下落→ビットコイン上昇の波及経路の組み合わせを想定)。

本日の予想レンジ:280.0万円ー310.0万円

注:ポイント要約は編集部

4日(火)のビットコイン円相場は堅調な値動き。

ビットコイン円日足

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