ビットコイン円、約3週間ぶり高値更新後に反落。本日は米雇用統計に注目(10/7朝)

6日(木)のビットコイン円相場は上昇後に反落。

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ビットコイン円、約3週間ぶり高値更新後に反落。本日は米雇用統計に注目(10/7朝)

ビットコイン円、約3週間ぶり高値更新後に反落。本日は米雇用統計に注目

〇ビットコイン円、東京時間昼過ぎに3週間ぶり高値295.5万円に上昇
〇海外時間には米FRB関係者のタカ派発言と米金利上昇によるドル買いに288万円まで反落
〇3日連続で295万円ー300万円付近の抵抗帯突破に失敗、上値の重さを再確認
〇一方で押し目も浅く、リスクは依然アップサイドか
〇引き続き、ビットコイン円相場の上昇をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:282.5万円ー307.5万円

昨日の概況

6日(木)のビットコイン円相場は上昇後に反落。①各国中銀が年末に向けて金融引き締めスタンスを緩めてくるのではないかとの期待感や、②上記①を背景とした世界的なリスクオン(長期金利低下→市場心理改善→株高・リスクアセット上昇)、③暗号資産を巡る10月の上昇アノマリー(10月は例年暗号資産が上昇し易くなるという季節要因→個人投資家の流入を後押し)、④対ドルの節目2万ドル突破に伴う楽観ムードが支援材料となり、日本時間13時過ぎに、9/14以来、約3週間ぶり高値となる295.5万円まで上昇しました。

しかし、一目均衡表雲下限および90日移動平均線をバックに戻り売り圧力が強まると、⑤上値の重さを嫌気した短期筋の見切り売りや、⑥ミネアポリス連銀カシュカリ総裁による「積極的な利上げを一時停止するのはかなり先」との市場で燻る利上げ休止観測を牽制する発言(上記①の期待感剥落)、⑦米金利上昇に伴うドル買い圧力(米10年債利回りは10/4に記録した3.56%から3.84%へ急上昇→米ドル指数も10/4に記録した安値109.965から112.230まで持ち直す動き)、⑧上記⑦を背景とした世界的なリスクオフ再開(欧米株の下落→資産現金化需要のドル買い再開→米ドルと逆相関性の強いビットコインに下押し圧力)が重石となり、米国時間にかけて、安値288.0万円まで反落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間10/7午前5時10分現在)では、290.6万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は一時295.5万円(9/14以来、約3週間ぶり高値圏)まで上値を伸ばすも、またしても、一目均衡表雲下限や90日移動平均線に続伸を阻まれる形で反落に転じました。3日連続で295万円ー300万円付近に位置する抵抗帯突破に失敗しており、上値の重さを再確認する結果となっております。但し、反落時の押し目も比較的浅いことから、リスクは依然アップサイドと言えそうです(下がったとは言え、まだまだ上値トライを狙える位置→一巡後に反発リスクに要警戒)。ファンダメンタルズ的に見ても、ビットコインの10月上昇アノマリーや、個人投資家の流入期待(FXに流れていた個人投資家マネーが暗号資産市場に回帰するとの期待感)、世界的な金融引き締めスタンスの根強い後退期待など、ビットコイン円相場の上昇を連想させる材料がじわじわと増えつつあります。

事実、暗号資産オプション市場ではここ数日、ブロックトレード経由で、年末に向けてのアップサイドリスクを織り込む動きが続いております。本日発表される米9月雇用統計が市場予想を下回る結果となれば、米労働市場悪化→米FRBによる利上げ姿勢後退→米長期金利急低下→米ドル急落→リスクアセット上昇→ビットコイン上昇の波及経路が強まる恐れがあるため、当方では引き続き、ビットコイン円相場の上昇をメインシナリオとして予想いたします(米雇用統計の結果次第では心理的節目300.0万円や一目均衡表雲上限が位置する301.1万円を上抜けるリスクあり)。

本日の予想レンジ:282.5万円ー307.5万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、約3週間ぶり高値更新後に反落。本日は米雇用統計に注目

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