ビットコイン円、重要イベントを前に様子見ムードが継続。楽観ムード再開に期待(10/13朝)

12日(水)は底堅い動き。

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ビットコイン円、重要イベントを前に様子見ムードが継続。楽観ムード再開に期待(10/13朝)

ビットコイン円、重要イベントを前に様子見ムードが継続。楽観ムード再開に期待

〇ビットコイン円、様子見ムード広がり、280万円台回復、方向感に欠ける動き続く
〇テクニカルにはトレンドレスなチャート形状、嵐の前の静けさか
〇本日G20財務相・中央銀行総裁会議、米9月消費者物価指数に注目
〇引き続き、ビットコイン円相場の上昇をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:270.0万円ー300.0万円

昨日の概況

12日(水)は底堅い動き。①米FRBによるタカ派傾斜観測(米金利上昇)や、②上記①を背景としたリスク回避ムード(市場心理悪化)、③資産現金化需要のドル買い圧力が重石となり、アジア時間朝方にかけて、安値277.1万円まで下落しました。しかし、前日安値275.0万円をバックに下げ渋ると、④重要イベント(G20財務相・中央銀行総裁会議、米9月消費者物価指数、英中銀による緊急国債買い入れ期限)を控えたポジション調整や、⑤米長期金利の上昇一服とそれに伴う株式市場の持ち直し、⑥米FOMC議事要旨の「ある時点で利上げペースを緩めることが適切となる(it would become appropriate at some point to slow the pace of policy rate)」とのハト派的な記述が支援材料となり、米国時間午後にかけて、高値281.6万円まで反発しました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、本稿執筆時点(日本時間10/13午前5時00分現在)では、281.2万円前後で推移しております。尚、昨日はSolana基盤の分散型取引所Mango Marketsにて約1億ドルの不正流出被害が発生しましたが、市場の反応は限定的となりました。

本日の見通し

ビットコイン円相場は10/6に記録した高値295.5万円(9/14以来、約3週間ぶり高値圏)をトップに反落に転じると、10/11に一時275.0万円(10/3以来の安値圏)まで下げ幅を広げましたが、昨日は重要イベントを前に様子見ムードが強まり、結局280.0万円upperへと持ち直す方向感に欠ける値動きとなりました。21日移動平均線やボリンジャーミッドバンドの傾きが横ばい状態(トレンドレスを示唆)に転じている他、ボリンジャーバンドの幅も極度に狭まるなど、嵐の前の静けさを意識させるチャート形状となっております(約1ヵ月に亘り260.0万円ー300.0万円レンジが続いていることからエネルギーが蓄積されている可能性大)。

こうした中、本日はG20財務相・中央銀行総裁会議と、米9月消費者物価指数に注目が集まります。前者については、イエレン米財務長官が10/6に「ドル高に伴う為替変動がもたらす潜在的な影響に留意している」と発言したことや、IMFが10/11に「一段のドル高となれば多くの新興国で債務問題が深刻に」と牽制したことで、ドル高是正に関する共通認識が示されるのではないかとの思惑が根強く、仮にそうしたコメントが発せられる場合には、「ドル売り→ビットコイン買い」に繋がるシナリオが予想されます。また、日本時間21時30分に発表される米9月消費者物価指数が市場予想を下回る場合にも、「インフレピークアウト期待再燃→米FRBによるタカ派傾斜観測後退→米長期金利低下→米ドル売り」の経路でビットコインには上昇圧力が加わるものと推察されます。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の上昇をメインシナリオとして予想いたします(上記2つのイベント通過後の楽観ムード再開を想定)。

本日の予想レンジ:270.0万円ー300.0万円

注:ポイント要約は編集部

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