消費者物価指数に向けて (22/10/13)

昨日の暗号資産取引は、ビットコインが小幅に上昇しての推移となっています。

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消費者物価指数に向けて (22/10/13)

消費者物価指数に向けて

主要暗号資産価格【日本時間6時】

ビットコイン:19169.8ドル(+0.80%)
イーサリアム:1299.35ドル(+1.39%)
リップル:0.49047ドル(-0.12%)
ビットコインキャッシュ:112.0ドル(+0.81%)

【概況】

昨日の暗号資産取引は、ビットコインが小幅に上昇しての推移となっています。その他のコインは小幅まちまちとなっており、全体的には様子見ムードが強まる状況となっています。米株は下落したものの、大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが意識される展開です。昨日は米卸売物価指数が発表となり、市場予想を上回ったことで米国の金融引き締めに対する警戒感が高まる状況となりましたが、ここまでの下落に対する買い戻しの動きも意識されて日中は底堅い動きが展開されました。

その後発表されたFOMC議事要旨でインフレに対する警戒感が示される一方、経済見通しに重大な悪影響が及ぶリスクを軽減するために引き締めのペースを微調整することが重要、といった主張も数人の当局者から出たようで、過度な金融引き締めに対する警戒感が後退する展開となりました。

その後は米消費者物価指数の発表を控えていることもあってポジション調整の動きから上値を抑えられ、引けにかけて下げ幅を拡大してマイナス圏に転じる形となりました。市場全体に様子見ムードが意識されており、米消費者物価指数の発表待ちといった雰囲気が強まりました。

消費者物価指数に関しては前回よりは低下するといった予想が出ていますが、仮に予想を上回る水準となった場合、市場には一気に警戒感が高まり、リスク回避的な動きが強まることになるでしょう。そうなれば暗号資産市場にも売り圧力が強まることになりそうです。逆に市場予想を下回る結果となれば、買い安心感が広がる流れとなりそうです。

FOMC議事要旨などを見ると、当局者は米国の金融引き締めが自国よりも他国、特に新興国経済に与える影響を懸念しているように見えるところです。世界的な景気後退が起これば、米国とて無関係ではいられないでしょう。インフレに対する警戒感は根強いものの、引き締めのペースを微調整といった指摘がなされているのはそのためではないかとみています。

世界経済に対する懸念が意識されるなか、10日に難易度調整が行われ、大幅に難化して過去最高を更新しました。ビットコインの価格が伸び悩む中でハッシュレートは急増している状況です。エネルギー価格の上昇などもあってマイナーとしてはやや厳しい状況ではありますが、先行きに対する期待感がハッシュレートの上昇を支えているのではないでしょうか。こうした動きが継続すれば、ビットコインの価格も下支えされるのではないかと考えています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの-2σである18630ドルを目指す動きから小幅に持ち直しています。バンドの中心線である19400ドルと20000ドルが意識冴えることになりそうで、目先はバンドの中心線と-2σで挟まれたレンジを動きそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σからの下落基調が維持されて中心線を割り込んでの動きとなりました。そのまま-2σを目指す動きが意識されましたが、目先は-1σで支えられる動きとなっています。バンドの±2が横ばいとなっており、方向感の見えにくい展開です。様子見ムードからレンジ圏での動きが継続するのではないかとみています。

またストキャスティクスを見ると、デッドクロスからの下落となって下値を拡大する動きです。%Kは下値圏に入っており、&Dもそろそろ下値圏に入りそうです。売り優勢の流れが継続しており、%Kが下値圏での動きを維持した場合、バンドの-2σまで下落する可能性が高まりそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直して中心線を意識しての動きとなっています。中心線で抑えられるか、ブレイクしてバンドの+2σを目指すかに注目です。バンドの-2σが下落基調から上昇に転じており、バンド幅が縮小傾向となっています。市場には徐々にエネルギーが蓄積されてきていますが、まだ縮小の余地があるため、大きな動きにはなりにくいところです。一時的には上値を抑えられるものの、直近安値の更新は難しいのではないかとみています。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがゴールデンクロスから上昇基調を強めています。そろそろ高値圏に入りそうで、買い優勢の流れが意識されています。このまま上昇基調を維持して高値圏での動きを維持した場合、バンドの中心線をブレイクして上値を拡大といった動きになりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

68990ドル:史上最高値
48200ドル:2022年1-6月の高値
30000ドル:心理的な節目
20170ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
20000ドル:心理的な節目
19400ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
19190ドル:昨日の高値

19170ドル:現在値

19010ドル:昨日の安値
18630ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
17630ドル:2022年1-6月の安値

(注)上記の暗号資産の価格に関しましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

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