ビットコイン円、米CPI後に一時急落も全値戻し。10月上昇アノマリー再開か(10/14朝)

13日(木)のビットコイン円相場は急落後に急上昇。

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ビットコイン円、米CPI後に一時急落も全値戻し。10月上昇アノマリー再開か(10/14朝)

ビットコイン円、米CPI後に一時急落も全値戻し。10月上昇アノマリー再開か

〇ビットコイン円、米CPIの上振れ等で米国時間朝方にかけ、安値268.1万円まで急落
〇その後、悪材料出尽くしに伴う米長期金利の急低下と株価の反発に高値286.9万円まで急伸
〇テクニカルにはローソク足が主要レジスタンスポイント上抜け地合い好転
〇ファンダメンタルズもビットコイン円相場の上昇を連想させる材料残す
〇ビットコイン円相場の上昇をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:280.0万円ー300.0万円

昨日の概況

13日(木)のビットコイン円相場は急落後に急上昇。①重要イベントを控えたポジション調整や、②Solana基盤の分散型取引所Mango Marketsでの約1億ドルの不正流出被害、③米9月消費者物価指数および米9月消費者物価コア指数の市場予想を上回る結果、④上記③を背景とした米FRBによるタカ派傾斜観測(次回11月FOMCでの75bp利上げが完全に織り込まれると共に一部で100bpの利上げ観測も浮上)、⑤米長期金利の急上昇(米10年債利回りが2008年10月以来、約14年ぶり高水準となる4.07%へ急上昇)、⑥上記⑤を背景とした株式市場の急落(市場心理悪化→ビットコイン急落)が重石となり、米国時間朝方にかけて、安値268.1万円(9/28以来、約2週間ぶり安値圏)まで急落しました。しかし、売り一巡後に下げ渋ると、⑦悪材料出尽くしに伴う米長期金利の急低下(米10年債利回りが4.07%から3.90%へ急低下)や、⑧上記⑦を背景とした株式市場の急反発(欧米株が前日比マイナス圏からプラス圏へ急浮上→市場心理改善→ビットコイン上昇)が支援材料となり、米国時間午後にかけて、高値286.9万円まで急伸しました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、本稿執筆時点(日本時間10/14午前5時25分現在)では、286.2万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は米CPI後に一時268.1万円(9/28以来の安値圏)まで下げ幅を広げましたが、米国時間引けにかけて286.9万円まで反発する荒々しい値動きとなりました。ローソク足が主要レジスタンスポイント(一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンドや21日移動平均線)を上抜けするなど、テクニカル的に見て、地合いの好転が期待されるチャート形状となりつつあります。目先は10/6に記録した高値295.5万円を試す動きが想定されます。同水準を突破できれば、心理的節目300.0万円も視野に入りそうです。

また、ファンダメンタルズ的に見ても、10月上昇アノマリーへの期待感(ビットコインが10月に上昇し易いという季節要因)や、個人投資家の流入期待(FXに流れていた個人投資家マネーが暗号資産市場に戻ってくるとの期待感)、世界的な金融引き締めピークアウト期待など、ビットコイン円相場の上昇を連想させる材料が残っています。特に昨日発表された米CPIは市場予想こそ上回ったものの、6月9.1%をピークに、7月8.5%→8月8.3%→8.2%と順調に鈍化基調を辿っているため、遅かれ早かれ、「米インフレピークアウト期待→米金利低下→米ドル売り→リスクアセット上昇→ビットコイン上昇」の波及経路の再開が期待されます。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の上昇をメインシナリオとして予想いたします(重要イベント通過に伴う悪材料出尽くし感がビットコイン円相場を支える構図→10月上昇アノマリー再開で本日中に対ドルの節目20000ドル回復を試すシナリオを想定)。

本日の予想レンジ:280.0万円ー300.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、米CPI後に一時急落も全値戻し。10月上昇アノマリー再開か

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