知ったらしまいで持ち直し? (22/10/14)

昨日の暗号資産取引は、ビットコインが小幅に上昇しての推移となっています。

関連通貨:

知ったらしまいで持ち直し? (22/10/14)

知ったらしまいで持ち直し?

主要暗号資産価格【日本時間6時】

ビットコイン:19382.9ドル(+1.11%)
イーサリアム:1293.93ドル(-0.41%)
リップル:0.48732ドル(-0.53%)
ビットコインキャッシュ:109.4ドル(-2.32%)

【概況】

昨日の暗号資産取引は、ビットコインが小幅に上昇しての推移となっています。米消費者物価指数が発表され、市場予想を上回った事で米国の金融引き締めが意識され、ダウが朝方に一時549ドル安となるなど、リスク回避的な動きが強まりました。しかし、売り一巡後は売られ過ぎ感や消費者物価指数がピークを付けたのではないかといった期待感などが意識され、買い戻しの動きが強まりました。ダウは一時957ドル高となり、結局827ドル高での引けとなっています。高値と安値で1500ドル超の値動きであり、乱高下する展開となりました。そうした中で暗号資産市場も乱高下しており、ビットコインは1200ドル超の値動きとなりました。また、その他のコインは下値は削ったものの小幅に下落しての引けとなっています。ビットコインが上げを主導する流れとなりました。

米消費者物価指数の発表により米国のインフレ懸念は依然として強まっていることが浮き彫りとなりました。次回のFOMCにおいて75bpの利上げは先物市場で完全に織り込まれる形となっており、100bpの利上げを15.7%織り込む状況となっています。次回のFOMCまでにGDPなどの発表はありますが、金融政策にそこまで大きな影響を与えるものは無さそうであり、このまま75bpの利上げを意識した動きとなっていくものと思われます。一昨日の卸売物価指数が予想を上回り、75bの利上げが意識されていたことで、消費者物価指数に関しては知ったらしまいといった反応となった可能性はありそうです。
こうした思惑が債券市場を除く市場全体に波及してこれまでの動きが巻き戻される展開となったのではないかとみています。仮にそうであれば、現状ではまだ先行きに対する不透明感そのものは消えないということができるのではないでしょうか。特にインフレに対する警戒感が払しょくされたわけではないため、今回の買い戻しが一時的なもの、つまりデッド・キャット・バウンスである可能性が残るでしょう。

その一方、暗号資産市場は米株が大幅上昇となり、ドルインデックスが大きく下落する中で小幅高にとどまっています。ここ最近は米株が大きく下落する場面でも下げ渋るなどといった動きとなることもあり、全体的にやや方向感の見えにくい状況となっています。現状においてビットコインは20000ドル前後の水準が下値圏として意識されている可能性はありそうで、その思惑がビットコインの下値を支えているのではないかとみています。その一方で先行きに対する警戒感から上値を抑えられている状況となっています。また、全体的な投資余力の低下から、暗号資産市場への参加が困難になっているということも考えられるでしょう。となると、暗号資産市場が動き出すにはまだまだ時間が必要ということになりそうです。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの-2σである18630ドル前後を一時ブレイクしたものの、持ち直してバンドの中心線である19400ドルを意識した動きとなっています。目先はこの二つの価格と20000ドルが節目として意識されそうですが、20000ドルをブレイクした場合はバンドの+2σである20170ドルも視野に入るでしょう。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σを一時ブレイクする動きとなりましたが、すぐに持ち直してバンドの中心線まで上昇しています。中心線を抜けて+2σを目指す動きとなるのか、中心線で抑えらえるのかで流れが変わってきそうです。ただ、バンドの±2は横ばいであり、レンジ圏での動きが意識されやすい状況です。バンドの中心線を挟んだ狭いレンジでの動きとなる可能性もありそうです。

またストキャスティクスを見ると、下落基調から一転して上昇となっています。ゴールデンクロスが意識されており、上昇の勢いもかなり強いものとなっています。%Kにも上値余地が残されており、このまま上昇基調を継続すれば、バンドの中心線を抜けて+2σまで上昇といった動きも視野に入りそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σを大きくブレイクして下値を拡大する展開となりましたが、そこから急激に持ち直して目先はバンドの+2σをブレイクする展開となっています。ここからバンドウォークとなるかどうかに注目です。バンド幅は緩やかに拡大基調となっており、このまま拡大基調を継続すればバンドウォークから上値を拡大といった動きになりそうです。バンドの-2σの方向感に注意しながらの対応となりそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがゴールデンクロスから上昇基調を強めています。高値圏に入っており、このまま高値圏での動きを継続することができるかがポイントとなりそうです。現状では買い優勢であり、バンドウォークとなる可能性も十分にありそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

68990ドル:史上最高値
48200ドル:2022年1-6月の高値
30000ドル:心理的な節目
20170ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
20000ドル:心理的な節目
19490ドル:昨日の高値
19400ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

19380ドル:現在値

18630ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
18210ドル:昨日の安値
17630ドル:2022年1-6月の安値

(注)上記の暗号資産の価格に関しましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

関連記事

「暗号資産羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトは暗号資産およびブロックチェーンに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の暗号資産、金融商品等の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
暗号資産に関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各暗号資産交換業者等に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社は暗号資産取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各暗号資産交換業者等のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各暗号資産交換業者等との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、暗号資産取引等に伴うトラブル等の利用者・各暗号資産交換業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。また情報提供者自身が当該商品の自己ポジションを持って売買している場合があります。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、暗号資産羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る