中国指標発表延期 (22/10/18)

昨日の暗号資産取引は、ビットコインが上昇しての推移となっています。

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中国指標発表延期 (22/10/18)

中国指標発表延期

主要暗号資産価格【日本時間6時】

ビットコイン:19530.1ドル(+1.02%)
イーサリアム:1329.99ドル(+1.44%)
リップル:0.47672ドル(-0.27%)
ビットコインキャッシュ:110.0ドル(-0.27%)

【概況】

昨日の暗号資産取引は、ビットコインが上昇しての推移となっています。英国の減税計画撤回を受けて金融市場の混乱に対する警戒感が後退したことでリスク志向の動きが強まる展開となりました。ダウが550ドル高となり、ドルインデックスが一時112を割り込むなど下げ幅を拡大しています。こうした動きを受けてビットコインも堅調地合いとなっています。ただ、リスク志向の動きがかなり強まったことに比べると、その動きは大きなものにはなっていない状況です。その他のコインにおいてもイーサリアムは上昇しているものの、リップルなどは小幅に下落しています。

以前にリスク回避的な動きが強まった際にビットコインが下げ渋っているといった局面もありましたが、ただ単にビットコインが狭いレンジでの推移を継続しているに過ぎない可能性はありそうです。仮にそうであれば、しばらくはこのまま狭いレンジでの動きが維持されることも頭に入れておいたほうが良いかもしれません。

さて、米株などとの相関性が若干薄れている可能性について書きましたが、ブルームバーグ・エコノミクスの予想モデルにおいて、米経済が向こう1年間にリセッションに陥る可能性が100%となった、と報じられています。この予想モデルはマクロ経済と金融に関する13の指標を用いて1か月から2年の期間におけるリセッションの確率を予想するもので、前回は65%だったようです。また、向こう1年間のリセッションの確率だけでなく、11か月以内の確率が30%から73%に、10か月以内の確率が0%から25%にそれぞれ上昇しています。

米国のリセッションに関してはタイミングは置いておくとして、発生に関してはかなり織り込んでいるのではないかと思います。もちろん、リセッションが正式に認定された場合はリスク回避的な動きが強まることも考えられますが、知ったらしまいとなる可能性も十分に考えられるのではないかとみています。さらに、リセッションにより米国の金融引き締めに対する警戒感が後退することも考えられるでしょう。そうなれば、持ち直し基調が強まることもあり得るでしょう。

しかし、昨日発表予定だった中国のGDPが延期されたといったニュースには警戒感を抱いています。そして、さらに住宅価格の発表も先送りすると発表しています。現在、中国では第20回共産党大会が開催されており、そこで悪い数字を出すわけにはいかななかった可能性はありそうです。ちなみに、現段階では延期の理由や発表スケジュールなどは示されておらず、波乱要因となりかねない状況です。

中国に関しては恒大集団の問題などもあって先行きは不透明であり、GDPなどが大幅減速ということになれば、世界的に悪影響を与えることとなるでしょう。リスク回避的な動きが急激に高まることにもなりかねません。そうなった場合でもビットコインはレンジ圏での動きでやり過ごすことができるのかどうか、定かではありません。少なくとも上値の重い展開が継続されるのではないでしょうか。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線である19450ドル前後の水準を挟んでの動きとなっています。目先は堅調地合いでバンドの+2σである20140ドルが意識されそうです。さらに20000ドルは心理的な節目でもあり、注目していきたいところでしょう。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を挟んでの動きで、目先は上抜ける形となっています。このままバンドの+2σまで上昇することができるかどうかに注目です。ただ、バンドの±2σが横ばいとなっており、方向感は見えにくいところです。レンジ圏での動きが継続される可能性が目先は強く、バンドの+2σでは抑えられる流れとなりそうです。

またストキャスティクスを見ると、ゴールデンクロスからの上昇となっています。細かい上げ下げはあるものの、概ね底堅い動きが展開されており、このまま上昇基調を継続するかどうかに注目です。上昇の余地は残っているので、このまま上昇してバンドの+2σまで上昇といった動きになる可能性が高まるでしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を挟んでの動きから上昇基調を強め、目先はバンドの+2σを意識しての動きとなっています。バンドの+2σでは抑えらえる形となっており、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなっていません。このまま+2σで抑えられるのか、バンドブレイクからバンドウォークといった動きになるのかは注目です。バンドの-2σが下落してきており、これが下落基調を強めた場合はバンドウォークから上値を拡大する展開となりそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがゴールデンクロスから上昇して高値圏に入りましたが、目先は小幅に下落して高値圏からは外れる動きです。ここから再度持ち直すのかどうかに注目です。持ち直した場合はすぐに高値圏に入る形であり、買い優勢の展開が継続しそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

68990ドル:史上最高値
48200ドル:2022年1-6月の高値
30000ドル:心理的な節目
20140ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
20000ドル:心理的な節目
19660ドル:昨日の高値

19530ドル:現在値

19450ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
19160ドル:昨日の安値
18760ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
17630ドル:2022年1-6月の安値

(注)上記の暗号資産の価格に関しましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

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